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試したくなるお話

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noteで見つけた、いろいろな方によるためになるお話や試したくなるお話などなど。 どちらかというと自分メモ。
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#野菜料理

マッシュルームとパルメザンチーズのサラダ

マッシュルームとパルメザンチーズのサラダ

先日、マッシュルームは洗ってもよい、という趣旨の記事を書きましたが、その時うっかり

実際はマッシュルームの皮を剥いても、味をしっかりと感じます。

と書きました。それで『皮をむくってどういうことですか?』というコメントを頂いたので説明します。こういうコメント、とても助かります。説明不足ですみません。

わかりやすいようにブラウンマッシュルームを買ってきました。ホワイトマッシュルームでも同様です。

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ハードボイルドスタイルのごぼうのキンピラ

ハードボイルドスタイルのごぼうのキンピラ

キンピラ記事の続きです。今日は本命、ごぼうのキンピラ。

ごぼう  200g
オリーブオイル 小さじ1
醤油   大さじ2
みりん  大さじ2
砂糖   大さじ1
酒    50cc

ごぼうのキンピラは醤油味が強めです。ごぼうは皮をこそぎ、適当な長さに切ります。

その後、半分に切り、六等分くらいに割ります。ごぼうの千切りは正直、面倒なのでこれくらい太い方が楽ですし、味もこちらの方がいいと思って

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乳製品不使用の玉ねぎのピュレ

乳製品不使用の玉ねぎのピュレ

アレルギーなど様々な理由から「乳製品不使用で」という料理の需要が増えています。リゾットやスープに乳製品を使わず、クリーミーな味を加えるにはカリフラワーや玉ねぎのピュレを使うのが一般的。今回は玉ねぎのピュレを。

玉ねぎ 大2個(中3個 今回は小5個使用)
レモン汁 小さじ1〜大さじ1 
オリーブオイル 大さじ3
塩    小さじ1/4

まず玉ねぎをオーブンでまるごと焼きます。

オリーブオイルを

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新時代の漬物「糖絞り大根」

新時代の漬物「糖絞り大根」

ブームの一汁一菜は基本的には汁飯香という構成です。汁と飯についてはフォーカスされる機会がありますが、香の物についてはなかなか取り上げられない寂しさがあります。

日本の漬物の代表格はぬか漬け。ハードルが高いぬか漬けも冷蔵庫が大きくなった現代では取り入れやすくなったのでは、と思っています。ぬか漬けについてはnoteでいずれ記事にします。

今回、紹介するのは糖絞り大根という漬物です。糖絞り大根は近代

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コーンスープ キャラメルポップコーン添えの作り方

コーンスープ キャラメルポップコーン添えの作り方

今日はコーンスープの作り方をご紹介します。インスタントに慣れた人でも生のとうもろこしからつくるスープの美味しさに目がさめ るはず、、、です。

必要な機材はミキサー。

コーンスープ
 とうもろこし 2本
 水 300cc
 牛乳 150cc~
 バター 20g(または生クリーム大さじ1)
 塩 小さじ2分の1

まずはとうもろこしの準備から。

生のまま実を外してから、加熱

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ナスの揚げびたしをおいしく作る二つのコツ

ナスの揚げびたしをおいしく作る二つのコツ

夏の定番、ナスの揚げびたし。作り置きできるので僕もよく作るのですが、意外とおいしくつくるためのコツ(というか一手間)が知られていないようなので、今日はそれを伝授します。(というとなんだか偉そうですがたいしたことはしてません)

まずは材料です。

ナスの揚げびたし
 ナス   5~6本
 めんつゆ 200cc
 赤唐辛子 1本(種は抜いておく)

めんつゆはこちらの『そばだし』を使います。cake

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トマトのファルシーサラダのレシピ

トマトのファルシーサラダのレシピ

『つばめグリル』というハンバーグレストランの定番メニューに『トマトのファルシーサラダ』があります。今日はこれをヒントにした再現風メニュー。結構、いい線行っていると思いますが、本物と食べ比べて見てください。

夏にぴったりの冷たいトマトのサラダです。

トマトのファルシーサラダ
トマト 4個
〈ソース〉
ワインビネガー 大さじ2
玉ねぎ 10g
サラダ油 100cc
ケチャップ 1

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完熟トマト、ちょっと変わった食べ方の紹介

完熟トマト、ちょっと変わった食べ方の紹介

完熟トマトはこのところデザートなどでも大活躍。先日、トマトのショートケー キを食べたのですが、生クリームの相性もなかなかいいよう。

今日はそんなトマトと生クリームの意外な相性の良さを発見できるレシピのご紹介です。オリジナルは野菜料理で有名なパリの三ツ星レストラン『arpege』のアラン・パッサール氏による「赤いトマトのサントノレ」です。

まずは材料の紹介から。

(4人前分)
トマト(完熟)

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ジョエル・ロブション風のかぼちゃのクリームスープ

ジョエル・ロブション風のかぼちゃのクリームスープ

今日はカボチャのピュレスープをつくります。このレシピは先日(8月6日)亡くなったジョエル・ロブションさんのルセットをベースにしたオマージュ料理です。

かぼちゃのポタージュはアメリカ的な料理ですが、さすがにロブションスタイルは洗練された仕立て。アメリカ風との違いは

1,玉ねぎなどは入らず、シュエ(蒸し炒め)もしない
2.繋ぎ(リエゾン)には小麦粉や米などではなく、コーンスターチを使う

こと。

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夏野菜の煮物の作り方~味の組み立て~

夏野菜の煮物の作り方~味の組み立て~

夏野菜の煮物といえばラタトゥイユが有名ですが、今日は和風。とはいってもラタトゥイユと味の組み立ては同じです。まずは材料のご紹介から。

材料
茄子 2本 180g相当
ピーマン 4個 100g強
赤ピーマン 3個 100g
かぼちゃ 350g(正味300g)
ごま油 大さじ2
砂糖 大さじ2
醤油 大さじ3
酒+水 100cc

材料は夏野菜ならなんでもOKですが、かぼちゃのかわりにズッキーニで

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〈新玉ねぎを使って〉白いオニオングラタンス ープ

〈新玉ねぎを使って〉白いオニオングラタンス ープ

新玉ねぎの季節です。

玉ねぎを使った代表的な料理にオニオングラタンスープがあります。飴色玉ねぎをブイヨンで伸ばしたスープにパンを浮かべ、チーズをかけて焼いた料理で、フランスでは夜食の定番として親しまれています。この料理には新玉ねぎは向かない、とされています。水分の多いのでメイラード反応がうまく進まないからでしょう。(実際はそんなこともないのですが)

ここでメイラード反応についておさらいしておき

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大根と干し貝柱のサラダ

大根と干し貝柱のサラダ

大根のサラダが好きで、よく食べるんですが、これは贅沢バージョン。干し貝柱の出汁を使ったサラダです。元ネタは台湾料理の干し大根の和え物。

とはいえホタテ貝の干し貝柱は高価なので、イタヤ貝の貝柱を使います。

写真の商品は1パック27gです。amazonには辛口のレビューがついてますが、イタヤ貝ならこんなものです。イオン系列のスーパーならどこでも扱っていると思います。イタヤ貝はホタテより甘みが強いの

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そら豆の調理の基本

そら豆の調理の基本

そら豆は春の味覚。聖書のなかにもダヴィデ王に貢がれた食べ物のなかに大量のそら豆があった、というような記述があるほど、古くから食べられている野菜です。今日はそら豆の調理の基本と『生のままソテーしたそら豆』という料理をつくります。

そら豆を見分けるコツは鞘の上から触ってみること。鞘がふっくらしてもなかが空だとがっかりします。若いそら豆なら生で食べられますが、普通は加熱して食べます。

基本的には茹で

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えんどう豆ご飯

えんどう豆ご飯

春の味覚、豆ご飯。作り方は大きく分けると、塩味で豆の香りを生かす場合と、出汁と醤油で味付けして旨味を強調していく2つのパターンがあります。今日は前者のパターン。

えんどう豆ご飯 
米   2合
えんどう豆 100g〜150g(正味)
酒   50cc
塩   小さじ1/2

コツは2つ。一つはエンドウ豆のさやからとった出汁で炊くこと。二つ目は豆は別に煮て、最後に混ぜることです。理由は後述します。

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