30秒に賭ける限界ヲタク 第1章

今日は30秒に賭ける限界ヲタクの話を書いていこうと思う。

第1章
これはKPOPアイドルとのヨントン(テレビ通話)
の話です。
私にとってヨントンは人生初めての経験だった。
そしてヨントンに応募した時に、人生最初で最後になるかもしれないという気持ちで応募した。

まず、シリアル特典がヨントン!!
というお知らせが来た時、その時に何が何でも当てたい。当ててみせる。会いたい。絶対会いたい!!
という気持ちだった。
今までSNSで推しとヨントンする人達の動画は沢山見てきた。
私じゃないはずなのに、人様にむけての推しからの笑顔や視線、言葉なのに、私までくぅーーー!!!っとなってしまうほど羨ましいくて幸せで胸熱なものだ。

そのヨントンに応募できる、挑戦できるチャンスが私にもやってきた。これは迷わず応募するしかない。
CD1枚につき1枚応募できるシリアルナンバーがついてくる。何枚買おうか毎日寝るまで推しとのヨントンを夢見ながら悩んだ。

そしてCD発売日、FCやオンラインストアから注文したものだけでは満足出来ず、CDショップに足を運んだ。CDショップに近ずくにつれ推し達の曲が聞こえてきた。ドキドキと胸が高鳴る。
CDの前に立った私は改めて当たりますようにと祈り○○枚のCDを手に取りレジへ向かった。
どれにしよう…
この今私が選んだCDで当落の運命を左右するものともなるのだ。
君達に決めた!!

無事に購入し家に帰り直ぐに今手元にある全てのシリアルコードを打ち込み応募した。
(当たりますよう!!!!!!!!!)
シリアルコードを ※私的神棚 にそっと置いた。
※私的神棚とは自室にある推しを飾る私的神聖な場所。
次の日には仕事帰りにそのシリアルナンバーを持って神社に御参りに行った。
(神様。いつも見守ってくれてありがとうございます。
 健康で元気でいられますように。見守ってください。
 そして当たりますように。お願いします。)

そして2日後、1回目の当落発表の日がやってきた。
心の中ではダメだろうなと思う気持ちと、もしかしたらという気持ちが入り混じり、当落発表30分前位になると本当に吐きそうになる。
そして当選しているか確認しに行った。
…全部ダメだった。
(えっ。あんなに積んだのに?ええー。)
そんなに簡単なものではないのは分かっていても現実を目にするとショックが大きかった。
でもまだまだ諦めるわけにはいけない。
チャンスは全部で5回。あと4回ある。

その日からいつにもなく徳を積もうと心がけた。
(本当に調子いいちょろい奴。)
・玄関は常に綺麗に
  汚くしているといい気が入ってこないらしい
・トイレ、洗面所、水回りは綺麗に
  トイレは特に下の方ばかりではなく、上の換気扇な       
  ど高い所を綺麗に
あとは常に、イライラせず穏やかに過ごすように心がけた。
イライラしそうになったら、あっやばっ。こんな怒ってイライラしてる私に神様ご褒美くれるわけないんだと。

それでも、2回、3回とダメだった。
4回目あたりの当落発表の頃には若干精神がすり減っていたと思う。
その頃に、泣ける程嬉しかったことがあった。
いつも仲良くしている、KPOP繋がりで仲良くなったお友達がわざわざCDを買い、そのシリアルを私に使ってほしいとくれたのだ。🥲
本当に何でこんな事出来るんだろうと思った。
そのお友達は他グルをメインに推していて、なのに、わざわざ。本当本当に嬉しくてその優しくてあったかい気持ちが心に染みた。
そしてそのお友達が応募する時に必ず見ている動画も教えてくれてそれを見ながら祈る様にシリアルコードを入力した。

長くなるので2章に続きます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
aoi

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