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エホバに申し訳ない

1度目の結婚を決めた時、父は「本当に良かった」と言われました。
銀行勤めで収入が安定していて、4大卒で、彼の実家も名古屋で。
この人を選ぶとき、「親が安心しそうな人」って思ったいたと思います。

結婚式はエホバの証人の母と叔母を尊重してただの食事会になりました。
「ママは出ないから」って言われていたからです。
それを普通に「当然でしょ?」ってみたいに言われたことに、寂しかったです。
これまでも、誕生日も何も一緒にイベントことをしないで、結婚式もか。っておもました。寂しかったし、悲しかったです。

そして、親の勧められるまま実家に隣に住むことになり、自分はなんの成長もせず
相手の顔色を伺い、親の顔色も伺い、という生活を送っていました。必死でした。
でも、次第に体がおかしくなってきました。起きられなくなり、家事もできなくなりました。そのことでも、相手が強く酷い言葉で責めて来るようになりました。それが毎日続きました。自分が我慢すればいい。頑張らなきゃ。って思っていたと思います。
母には「あなたは最近、ママが知ってる優しいあなたじゃない」「相手と話てるその喋り方は世の人と同じだ」と言われて責めらてるような言葉も言われました。
言われるたびに、息ができなくなって苦しくなっていました。
そんな生活を二年しました。
無性にお金を使いたくなりました。ある時とうとう壊れました。
買い物依存症になっていました。そのことを相手に責められて、でも自分が苦しいことも言えなくて おかしくなりました。ある日、相手がお金を使いすぎてることを、わたしの親に言いに行き事が発覚しました。
父に「とりあえず実家に帰ってこい」と言われて実家に帰ることに。
その時に、今まで相手に酷い言葉をいっぱい言われていて、心身共にもう疲れていること。ものが買いたくてたまらないことを泣きながら話しました。

そんな風に実家に帰ったわたしに母は「あなただけが悪いんじゃなくて、相手もあなたの被害者なんだからね」と言い放たれました。「エホバに謝りなさい。ママはエホバに謝ったよ。」わたしはこんなに心が死んでるのに?って絶望しました。
本当は、一緒に相手のことを酷い!って同調して欲しかった。辛かったね。って寄り添ってもらいたかった。もう大丈夫だからって言って欲しかった。抱きしめて欲しかった。助けて欲しかった。

エホバの証人は離婚を許しません。なので母からしたら「なんてこと!」って感じだったと思います。「そんなふうに育てた覚えはない」「エホバに申し訳がない」「パパから、エホバは守ってくれないものなの?って聞かれて、ママも辛かった」とか色々言われたと思います。記憶がありません。
ともかく、父に宗教のことを言われてかたみが狭かったということでした。
怖かったです。母にも神にも。なんならもう滅ぼしてください。とも思いました。

その時には体もおかしくなっていて、胃痛や生理が止まってしまったり、ずっとヘルペスができていたり。

そんな実家に帰ってからのスタートでした。

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