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Photo by
harumi_komai
親の嘘
まじか。
初めて気が付いたのは、小学校の時。
母が煙草を吸ってる。
そして、それをわたしに隠している。
かなりの衝撃だった。
でも、煙草は悪ですって聖書に書いてある?ってわたしは思っていて。
そんなことよりも
それまで母は「煙草に逃げるなんて最低」とわたしに言っていた。
煙草を吸っているわたしの友達も批判してた。
煙草=悪 と教えられてきた。
だから、わたしは煙草を通らずに大人になった。
それ自体は何ら問題ないけど。(今も吸いたいとか思ってないけど)
どの口が言ってんだ(母がキレると口にする言葉)
そのまま、そっくりお返しするぜ。と、今思ってる。
もっと言えば
隠し事=悪 嘘=悪
とわたしに散々言ってきた。
ある日、わたしは母を試した。
「なんか、煙草の匂いがする。火が消えてないんじゃない?」とわざと言った。
母は、平気な顔して嘘をついた。
「パパの吸いかけの煙草じゃない?」
でも、怖くて「ママじゃないの?嘘ついてるじゃん」って詰めれなかった。
後々 エホバの証人は煙草を吸ってはいけないってことを知って
もっと引いた。
一体どうなりたいの?何がしたいの?と今なら思う。
今思えばおかしなことだらけだったのに。
母に嫌われたら、生きていけないって思っていた。
また叩かれる。無視される。って怯えてた。
あの時のわたしは、何が辛かったのかな・・
もしかしたら、叩かれるよりも存在を消される、無視されるってことが
恐怖だったように思う。
無視って本当にメンタルえぐる。
居ないように振る舞われて
でも、あーママはわたしと喋りたくないんだって思って母に話かけない。
ママがそう望むなら、その通りに。
そしたら、「謝ってこない。生意気だ」ってまた怒られる。
本当に辛かったな。
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