見出し画像

3/6 今日の人生

6:00に起きるつもりが、7:30に起床。

今日は、家から電車で15分の距離にある映画館で朝10:00からの映画を見る予定。

早起きして、映画館までウォーキングがてら歩いて行くつもりだったのだけれど、出発時刻表15分前に起きるという大寝坊(もはや焦る気持ちも起こらない)をしでかし、早速予定変更。

いつも通りの朝ごはんを食べ、急いで用意してギリギリ上映時間に間に合った

「であること」という映画を観た。
インティマシーコーディネーターの西山ももこさんが、LGBTQと呼ばれる人たちへのインタビューを行う様子を追ったドキュメンタリー映画。

すごくよかった。不思議と涙が出た。
感動したとか、悲しいとか、そんなのではなく、自分の内側にある何かに思いがけず触れられたような感覚がして、自然と涙が出た。自分はどう生きるか、私にとっての自分らしさやアイデンティティって何なのか。

性別という枠さえも取っ払った、「人間」として、自分はどう生きていきたいのか?
今すごく考えている。

映画を観終わったのが12時頃。ちょうどお昼過ぎ、お腹が空いた。

昨日テレビで、アジア料理店を特集する番組を見てからちょっとエスニックな料理が食べたい気分だったので、Googleマップで近くの多国籍料理を検索。

美味しそうなタイ料理屋さんを見つけたので行ってみたら、お客さんが次々にやってくる人気店だった。
タイミングが良かったのか、待たずに入れてラッキー。鶏ひき肉のガパオライスをご飯少なめ、目玉焼きトッピングで頼む。

バナナの葉みたいなかわいいお皿にのってやってきたガパオライスはすごく美味しかった。

ホールの人が、厨房スタッフにタイ語でオーダーを通していたのが、なんだか異国にいるような気分が高まって楽しかった。

お店を出て、どこかカフェでも入って本を読もうと思ったのだけれど、少しお散歩でもしようと、ぷらぷらと歩いてみることにする。

大きな橋を渡っているあたりで、ひょう?みたいなのが降ってきて、駅で雨宿り。しばらく待っているときれいな青空が見えてきたので一安心。

河川敷の芝生で寛ぐ人たちがすごく気持ち良さそうだったので、つられて真似することにした。
ぽっかぽかですごくきもちよかった。
芝生の上でたくさんの人が思い思いに寛いでいる風景はこの上なく平和で、「天気のいい日には、外で日向ぼっこがしたい」という感情は色んな人に共通するんだなーと思い、なんだか嬉しくなった。

しばらくするとまたまた雲行きが怪しくなってきて風が吹き始めたので、カフェで一休みすることに。

お目当てのカフェはチャイが美味しいらしく、冷えた体を温めようとうきうきして行ったらなんと定休日。
喉も乾いていて、一刻も早く何か飲みたかったのだけれど、気合いで更に30分歩き、やっとこさ駅下の喫茶店で腰を下ろせました。

で、ホットのレモネードを飲みながら今これを書いているというわけ。
カウンターの向こうでは恐らく、焼き立て熱々で提供されるためのホットケーキの生地をミキサーで混ぜている。

あー、食べたい。銅板で焼いた熱々のホットケーキに、ホイップクリームをたっぷりつけながら食べたい。

でもダメだ。甘いものとアルコールの摂取はクセになってしまうと怖いのだ。やめられないのだ。

隣の人のチーズケーキや、目の前の季節限定スイーツメニューなど、あらゆる誘惑に耐えながら、とうの昔にホットレモネードも飲み終わってしまった私は、サービスのお冷でちみちみ居座っている。

さてさて、後少ししたら店を出て、残り約1時間半の道のりを頑張って歩いて帰るつもりである。

お店ではスイーツを注文するのを我慢したけれど、喫茶店に向かう途中に甘いものを欲してちゃっかり間食。
ヘルシーなので罪悪感はゼロ。そしておいしかった!

歩いている時、背後から日差しがさしてくると思わず足を止めて振り返り、その場で束の間の日光浴を始めてしまう癖がある。
恐らく道行く人たちは心の中で私のことを「なんだ?こいつ、目つぶって道端に突っ立ってるぞ?邪魔だなぁ」と思っているであろう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?