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【蒼雑記】メディア特性はよく考えなきゃダメだよね、って話。

映画を見ました。

アラジン、観ててサイコーハッピーユウジョウダンシング!!!で最高でしたね。最高だった。山ちゃんありがとう。
ジオウ。一事が万事と言いますか、普段の行いが劇場版に現れるものでして、そらテレビでも好き勝手やってるんだから映画でもそりゃ好き勝手やるよな!!ヤクですよこれは。パパパパパーティ!!
平成が終わる前にちゃんと観れてよかったなぁ…。
リュウソウジャー。えっ…コウくんカッコいいがすぎる……「ごめん」がかっこよすぎる…目がすごい…。男バンバ、威風。ゆいちゃん、博物館みたいな入館料払わないといけないところの中を配信目的で撮影するのはよくない。カナロ、お前ホントお前。タンクジョー様!!!!カッコいい!!!
ガイソーグの鎧、強竜装を全身に行ってる解釈で良いのかなぁ。
イケメンのケボーンダンスを大画面で観れるの最高でした。
っはー!!天気の子最高ですよ。映像美がおかしいもん。水滴が綺麗すぎる残酷なほどに。
映像的な考察ポイントは沢山あるんですが、今日の本題ではない。また今度な。
難しいことは置いといて、「世界と彼女」、「社会正義と無邪気な狂気」で後者を迷いなく選ぶの好きなんですよね。「俺は彼女が好きだ。大切だ、他のすべてはどうでもいい。彼女の幸福のために邪魔なものはどうでもいいのだ」というイった考え方だいすき。
これだけよくわかんないんですよね。最高だったでしょうが。東京が○○○○くらい別にいいでしょ。元に戻っただけだよ?そんなことより愛だよ。

一方そのころ、観ていない映画では…。

映画ドラクエ、大荒れだったみたいですね…。

僕の友人のドラクエ大好きマンと、あともう一人くらいしか褒めてなかった…。

どうも映像ガバとかストーリー解釈ガバじゃなく、イベントカットでもなく、何らかの「実写スタッフのオリジナリティ」が事故ったらしい…な?

全てのエンタメは食事で喩えられるのわかる(いい作品は「ごちそうさまでした!」で〆るタイプ)

僕のTLって基本的に大事なところでは優秀なので、ふせったー使っても使ってなくても、致命的なネタバレって流れてこないんですよね。

逆に言えば、致命的じゃない手掛かりは流れてくるんですよ。

で、その内容を推測してみました。できちゃいましたテヘ。

ご一読あれ。ご拡散あれ。
なんつーか、ドラクエ見た人とか映画観た人にすげぇ怒られても仕方ないなって気持ちです。

この項についてはここまで。

刀使ノ巫女はいいぞ。小説版もいい。

本題って言いながらちょっと最近読んだ作品の話しますね。

刀使ノ巫女っていうサイコーのアニメ(が基盤の多角展開作品)があるんですけど、そのノベライズを読みました。

刀使ノ巫女、文字通り「ガチガチの剣術で怪異を祓う巫女」の作品でアクションを見せられるアニメと相性抜群なんですよね。
剣術がナンチャッテじゃなくて柳生新陰流とか北辰一刀流とか二天一流とか薬丸自顕流とかをちゃんと踏まえて、剣術とキャラクターの剣士と少女性をちゃんと擦り合わせて、アクションもガッツリ魅せる。見事なんですよ本当に。

で、そんな作品のノベライズのあとがきにはこうありました。

「アクションを見せる点では小説はアニメに勝てない。だけど、小説は心情を見せる点でアニメより適している」(うろ覚え抜粋)

うーん、名言だ。

この名言に恥じぬ信条描写、心情描写を組み込み、ストーリー性もアクションも見事にまとめ、小説オリジナルキャラクターと原作人気キャラクターを交流させ……見事な手腕であったなぁ。

やっと本題だ:メディア特性について

ゲーム、映画(アニメ、映像)、小説は、それぞれ媒体(メディア)が違うわけで、つまり得意分野が違うわけですね。

であれば魅せるものはよーく考えないといけない。

ゲームは「選択すること」。選択することに価値を持たせないといけない。たとえば、選択することで物語が変わる。たとえばチームが変われば気持ちが変わる。言い換えれば「体験すること」であって、ゲームは「没入すること」なんだ。

映像は「見せること」。 一歩引いて世界を見せること。ゲームほどの没入は出来ないけど、その分「みんなでひとつの物語を共有できる」。解釈の余地はともかくとして、同じ夢を見て語らうことは一つの美しさである。あと何と言っても映像美・音響パワーでぶっ飛ばせるのはつおい

小説は「共感」。能動的に文章を読み進めて、頭の中で世界を作らないといけない小説は、その過程で「考え」や「感情」を『一度読み解いてかみ砕く』必要がある。逆に言えば、そういうモノを丁寧に書いていけば「映像のようにひとつの物語だが、ゲームのように『自分事』にさせられる」と言えそうだ。

自分事」に没入させるために必要なカードは?といえば…ゲームから考えるに、「選択」なんだろう。

つまり…「選択を魅せること、そこに至る葛藤を魅せること」が小説の勝負所、と言えるのかもしれない。

よっしゃ!!

というわけで。

色んなものを同時摂取して「どれがどう面白かったのか?」をちゃんと整理するのは大事だなぁと思いました。

ゲーム←→アニメのミックス媒体差って昔研究したことがあるんですけど、小説と比較してなかったので、いい機会でしたね。
あぁ、学生時代がちゃんと今の血肉になっている!ウレシイ!

大学に帰りたい……(切実)

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