高梨蒼の定期報告会・雨の章、継ぎて猛夏の章

6月9日、映画を見ました。

6月16日、映画を見ました。

というわけで映画を見まくった報告から5・6月期報告記事がスタートです。

コナン:最高。正義とエゴ、身勝手と自己犠牲が絡み合う信念映画。ミステリーとしても関係図が入り組み・絡まり・そして解けるのが気持ちいい。あと灰原がァ~…いい女でしたァ…安室がいい男でしたァ…はぁん…。

犬ヶ島:ウーン…「海外産トンチキ日本」としてのウニ県メガ崎市は見てて面白かったけど、アニメーション画面の質感として完全に好みのマイナスエリアだったのがな…。ストーリーはアホ主君とアホ従者の相互成長譚、悪くなかったんじゃないかな。

ランペイジ:サイコーーーー!!!!無駄な要素が全然ないシンプルイズパワーの巨獣映画!!クズと巨獣しか出てこないぜ!!!高梨蒼史上最もヘリコプターが活躍し、最もヘリコプターが落ちる映画。オオカミは飛ぶ(常識)

レディ・プレイヤー1:最高のクソオタク映画。オマージュした既存の作品への愛もだけど、作者や背景込での愛し方をしっかり描いてくれててよかった。主人公は結構悩んだりするんだけど、悩んでる時間はほとんどなく体験と助言で「やるしかねぇ!」ってなるのもストレスがなかった。

ピーターラビット:うわさに聞くほど仁義なき戦いではなかったけど、結構仁義なき戦いだった。こう…お互いの文化や文明の違いが滑らかにすれ違ってるけど…本質的な敵対とかは感情の意識ははっきりリンクしてて…理性と本能の違いを感じた。

ビューティフルデイ:友人に勧められた。観た。こわかった。

いやぁ映画いっぱい見ましたね…ニンジャバットマンも観たいんだけどな…。

4月も映画沢山見たんだけど、あの時は感情を揺さぶりまくったのに対して今回はエンターテイメントを求めたんだよね。(そして言い方悪いけどちょっと外れも引いたんだよね…)

逆に心が疲労してしまった感もある。最後のツイートにも書いたように、お金もちょっとやばくなっているので…

そして8月3日、映画を観まして、

8月4日も映画を観ました。

24時間以内に5本映画館で見ると脳と時間認識能力が焼けるんだよ。マジで。

実写版BLEACH:最初期を時系列シャッフルしながら「黒崎一護という少年の罪の禊ぎ」を描いたって感じ。もし恋次たちの介入が早かったら?具体的には石田の虚マシマシ大決戦時に来てたら?を描いたようで描いていないというか…。
虚のCGは前評判通りヤバい。ヤバいよ。チャンバラアクションも結構見応えあり。その代わり画面力が入りすぎててマジで酔うかもしれないので気を付けてね。これ大真面目な忠告だよ。最前列で観ちゃダメだよ。酔ったよ。
幼少期一護がオレンジじゃなかったり真咲さんが髪の色オレンジじゃなかったりで「髪の色オレンジ 瞳の色ブラウン」がタダのヤンキーの自己紹介だったのはかなしい。遊子と花梨も可愛げなかったしな…。石田は魅力カッスンカッスンだしチャドは寡黙じゃなくてカタコトだし…ケイゴだけだよ原作通りにウザくて安心したよ…水色いなくて信じられんかったけど……。
浦原さんと白夜とルキアと織姫?ノーコメントで。
まぁね。何だかんだ言いましたけど、「守られたトラウマ」を「守ろうとする現在」で塗り替えようとする少年の熱は見てていい、王道のパゥワがありましたね!(ほめておわろう)

ポケットモンスター みんなの物語:最高。まさに最高。
「みんな」の物語が「みんなの物語」になるとはTwitterでお見かけした感想なんだけれど、まさにその通り。知らない間に交差するってタイプの群像劇ではないけれど、お互いの過去・現在の傷を、お互いに癒して励まして現在・未来へ繋いでいく美、そして尊でした
ほら吹きカガチおじさんと姪御の「ピッピ人形」、ウソッキー、脚の怪我とイーブイとリサ、炎の中に分け入っても手に入れたいもの、ブルーのきもち、一歩踏み出す勇気……いやーー美しかった。円盤検討しよう。
ゼラオラくんかっこよかったしな!ヴオーン…ヴォア!サンしか持ってなかったのでウチにゼラオラくんはいませんが。
サトシさんピカチュウさんは徹底して(いい意味で)舞台装置に徹した感じ。過去とか葛藤とかなく、物語の歯車を回しながらも「サトシとピカチュウ」としての魅力を関係性、アクション、セリフで十二分に発揮した感じ。かみなり、ボルテッカー、エレキボールみたいな時系列特定技もピカチュウ以外も使ってないし、もしかしたら過去のどこかどころか未来、アニメの旅が全て終わってからの物語なのかもな…と思いました。その割には老けてないぞこいつ。
「ポケモンがいるから頑張れる。ポケモンパワーだ!」に対して「ポケモンも人間がいるから頑張れるの?そうだったら嬉しいな」が相乗効果で響くんですよ。僕らはみんなで、手を取り合って生きていくんです

色々書いたもの↓

インクレディブルファミリー:サイコーーーー!!!ストーリーとしての感想は後述のツイートに凝縮されます。パパとしてのボブの成長が…うるっとしちゃう…算数は公式を変えるんじゃねぇ(でも変えてくれたから歩み寄れたよ)…ごめんなヴァイオレット…
少年漫画クソ野郎としては、ジャックジャックの能力が規格外だったり、ヴァイオレットが能力使いこなしまくって(あぁ実は一番ヒーローに憧れてたんだな)とおもえたり、逆にダッシュは脚力一点張りで戦ってたり子供たちが最高でした。イラスティガール(♪Here come the ElastiGirl!)は応用ききまくってすごいぜ。フロゾンは頼れるぜ。ヴォイド強すぎるぜ。スクリーンスレイヴァーも強すぎるし、信念もわからんでもない。
ボブはパワー系だから…画面映え変わらないのも仕方ないよ…カッコよかったよ…損害賠償額もデカくなるさ…。
家族愛と正義でぶっ放せ!!前作観てなくても大丈夫!!この夏のイチオシです!!



映画ルパパトアクションがやべぇ!!!!!!!!!!!!雑魚との闘いもボス級との戦いもヤベェ!!!!!!!見て!!!!!
ストーリー的共通キーワードは「大目標のために小目標を捨てられるか?」でした。そこまで難しくないので気楽に楽しんでね。
あとゴーシュ(竹達彩奈さん)がおともだちに悪影響を及ぼしそうでした(精一杯のオブラート)。

映画ビルド-Be the One-:本編ニチアサで何度も問われた「万丈龍我はエボルト遺伝子持ちの破壊の権化」についての最大最高最明快な答え。なぜビルドドライバーはボトルを二本挿せるのか?なぜ葛城忍は科学者を志したのか?なぜ万丈龍我は地球存亡の鍵なのか?なぜ彼は地球を滅ぼさないのか?桐生戦兎とは何者なのか。ビルドの中で大事なエッセンスが全て詰まってます。最高。
群衆の恐ろしさも際立ってて、そういう心理的恐怖を味わいたいあなたにもお勧め。
げんとくんはギャグキャラだしカシラはクソオタクだけど、戦いでは最高にカッコいい兄貴分だぜ!!!
というわけで楽しかったです。ビルドの物語の総決算!(と言い切るのはまだ早いか?)

僕のヒーローアカデミア 二人の英雄:「プロヒーローじゃないとヒーローじゃないの?」を問う映画。これはヒロアカのプロトタイプとでも呼ぶべき『僕のヒーロー』でも問われていて、先生の根底の熱を感じられます。答えは劇場で。
メリッサがかわいい。最高。デクのヒロインであってほしい。早く日本に来てくれ…いやでも彼女の目標のためにはI・アイランドが最適で……手紙でもメールでも通話でもサポートアイテム送付でもいいから現在時間軸に登場してくれ。
お茶子?あの子はヒーローだよ。登場シーンとお召替えがヒロイン最高打点で、あとはずっとヒーローだよ。
夏休み前半、神野事件前だからこそできること(オールマイトの銭湯)、できないこと(シュートスタイル)をちゃんと把握して魅せるべきを魅せ付けてくれたのが最高でした。こりゃ~~観にゃですぜ。

ペンギンハイウェイも観たいですね。

ヒーロー論

ヒーローものを大量に摂取したので、つらつら。

共通するキーワードとして一番大事そうなのは「ヒーローだって助けられることはある」ですね。
ヒーロー、それは最強無敵でも絶対正義でもなく、間違ったり負けたり衰えたり未熟だったりするんだけど、そんなとき助けられたり力を分けてもらったり赦されたり、そうやってギリギリで立ち上がる。
そして「助けられることは悪いことじゃない」もキーワードだったかな…。

というわけで、これは「ヒーローは一人の人間である」と同時に「一人の人間は誰しもヒーローである」を証明するのかな、と。

少なくとも天下万民遍く救うような人間ではなく、どころかちっぽけな価値すらあるかわからない無力な僕ですが、それでも何か、ちいさな力でも「誰かのヒーロー」になれたら嬉しいな。(頭の中でサトシが「絶対なってやるーーーッ!」って熱唱していらっしゃる。君はいつも真っすぐで眩しいね…)
そしてもちろん、そういう熱い助け合いを物語に綴れたら最高だな。頑張ろう!!

最近の話

映画の感想文と一緒にしたくないので、これは別にまとめますね。気持ちいい話が多いので暗い話は…ね!

まとめ:映画をたくさん見てたのしいな!

Twitterとかマシュマロ(https://marshmallow-qa.com/A01takanash1)とかで感想頂けるだけでも嬉しいです。 サポートいただけるともっと・とってもうれしいです。