『脳を鍛えるには新しいことに触れよう!』 プチっとスタディ vol.17
[キーワードと言い換え]
流動性知能
≒
新しいことについて覚えたり考えたりする力
[解説]
皆さんは最近物覚えが悪いなぁ…新しいことを考えられなくなってきたなぁ…なんて思うこと、増えてませんか?
※音声版の耳からプチっとスタディなら全話無料で最後まで聴けます
(最近の話じゃないぞって人もいるでしょうけど)
脳の成長のピークは10代前半、
能力のピークは20代などと言われ
社会人としては、もうこれ以降衰えるばかりなのか…
と諦めてしまう方もいるかもしれません。
(脳って不思議)
脳の機能である「知能」には
「考える力」と「蓄える力」があります。
そのうち前者を流動性知能と言います。
冒頭の’物覚えや新しいことを考えるといった部分’が流動性知能にあたるのですが、
実はコレ、ちゃんと鍛えることが出来るんです。
年齢が進んでも、維持したり更に高めたりできる能力であれば
是非ともそうしたいですよね!
(もちろん!)
じゃあどうするか、ケーススタディで確認してみましょう。
[ケーススタディ]
今年32歳になるプチット君は生活にマンネリ感を抱いています。
(今のご時世もありますし…)
勤続6年程になる会社で慣れた仕事をこなし、
休みの日もゴロゴロ、動画や漫画を見て過ごしていました。
(恋人もしばらくいないよ←余計なお世話だよ!)
20代は複数の物事を同時に処理してテキパキ働いていたものの、
最近は思うように仕事も進まず、
物覚えもいまいちだと自分でも感じるほどでした。
(切ない…)
そんなとき同い年の同僚が20代の頃の自分以上に活躍しているのを見て、
彼に
「どうして相変わらず高いバイタリティーを保てるんだい?」
と聞いてみたところ、
「新しいことに触れたり、知らない多くの人に会うことを意識しているからだよ。」
と応えてくれました。
(こいつが意識高い系ってやつか?笑)
それからプチット君は、
休みの日や、仕事の前後を利用していくつかのコミュニティーに参加したり、
今までやったことがない事を色々試してみたのです。
(すぐやるやつ)
数か月継続しているうちにそれまで気にしていたことは払拭され、
なんなら以前よりも精力的に活動でき、
物覚えも良くなったことに気づきます。
そう、こうして脳へ常に新鮮な刺激を与える、
つまり慣れていないことや知らないことを取り入れ続けることで、
活性化が図れるわけです。
(確かに社会に出るまではずっとそういう環境だったなぁ)
これが流動性知能の鍛え方の一つなんですね!
(一つってことはまだあるんだな?笑)
[投げかけ]
皆さんも、
慣れた生活に新しい取り組みを何か加えてみてはいかがでしょうか?
(こういう行動はvol.13のデバイアスにも使えるのでは?)
以上
今回は流動性知能を解説しました。
[次回のプチスタ予告]
次回は
『ピボット』
こちらを解説予定です。
お楽しみに!