『自分で自分に問い続ける!?』 プチっとスタディ vol.6
[キーワード]
ソクラテス式問答法
[解説]
皆さんは
自分の考えが本当に正しいのか、
既に答えの出ていることが本当に間違っていないと言えるのか、
ふと思うことはありませんか?
※音声版の耳からプチっとスタディなら全話無料で最後まで聴けます
それを追求して
考えや答えを磨いていくのが
ソクラテス式の'問答法'となります。
(哲学だなぁ)
問答というと誰か相手がいて、
質問攻めにするようなイメージを持つ方もいます。
ですが、それは問答法の一部の側面でしかありません。
(と、言いますと?)
ソクラテス式問答法は
対象となる事柄について
具体化したり
視点を変更したり
付随する情報を明確化したり
前提を再定義したり
多くの気づきを与えることに特化しています。
上手く使えば、
「自分以外の周りの人」だけでなく
「自分自身」に対しても使える有用な技術です。
でも
これだけだとイマイチ理解できませんよね?
ということでケーススタディへどうぞ。
[ケーススタディ]
あなたは今まさに上の解説を読んで
「ソクラテスって何やねん。。というか問答法なんて面倒そうだしやらねぇよ笑」
なんて考えているとしましょう。
(ソクラテスくらいは知ってるか笑)
すると、遊戯王の闇遊戯(もう1人の僕)みたいな違う人格が自分の頭の中に現れました。
(ひとまずイメージせよ笑)
そして彼がこう問いかけます。
もう1人のあなた「そんなに問答法って面倒かな?」
あなた「うん。そりゃぁやった事ないし。」
(まあそんな感じに答えますわな)
更に彼は続けます。
もう1人の…「やった事ないことをやって良かったって思う事はなかった?」
あなた「あるにはあるけど…あんまりないかも。」
(気だるそう笑)
もう1…「あんまりってことはあるんだね。それって良い経験になってるってこと?」
彼はそう切り返します。
あな…「まあ、それがなかったら今の自分みたいにはなれてないよなって思う。」
も「そっか、ちゃんと人生に活かせているわけだね?」
あ「そうだね。少なくとも笑」
も「そういう気づきって大事かもね?こんなやり取りも何かに活かせないかな?」
あ「あっっ!!(これ…問答じゃん笑)」
といった具合に(これは完全な茶番ではあるものの)、
答えを自ら引き出せるように'導き、
気づきを与える'のがこのソクラテス式問答法の活用方法です。
[投げかけ]
皆さんが思考につまづいた時には、
自分の中で二役演じて擬似問答をしてみてはいかがでしょう?
以上
今回はソクラテス式問答法を解説しました。
[次回のプチスタ予告]
『現状維持バイアス』
こちらを解説予定です。
お楽しみに!
まだまだ未熟ないとぴーですが、今後もインプットとアウトプットに邁進します!もしサポート頂けたら投稿にも更に還元していきます!