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MY PROJECT~わたしのプロジェクト~

KAIGO LEADERSMY PROJECTの16期生として参加。

2019年4月にKAIGO LEADERS FORUM 2019に参加した。
藤岡聡子さんの「老人ホームに老人しかいないのはなぜ」
これに完全にロックオンされた。度肝抜かれた。


私の最終形態となったマイプロジェクト。


ごちゃまぜ場を広める伝道師になる~修行編~
障害者が障害を障害と感じない世の中を


✔どうしてこれを考えたのか…
障害者(障害児を含む)がその人らしく生活できるような社会になってほしい。そのためには障害者よりも社会側が多様性を身に着ける必要があるのではないかということを考えた。今の世の中は障害者は障害者だけが利用するサービスとなっているので社会側がそこと交わるということがかなり少なくなっているのが事実ではないかと思った。それと障害者と関わる機会が劇的に少ないことにも気づいた。実際私が障害福祉に携わらなかったらこんなこと考えつきもしなかったはず。

✔どうしようか…
社会側が障害者と関わることが少ないということは「知らない」ということになる。知らないなら知ってもらえばいいということになるのでそんな場が作れたらいいなというのが考え。
だけどどこで?誰に向けて?ということも課題となる。社会側に障害者と関わりを持ってほしい、知ってほしいということもあるが,、障害者にも社会というのを知ってほしいと思う。
放課後等デイサービスや学童などで場所が設けられたらと思うが、まずはイベント的に障害者の人を交えたエンターテイメント的なイベントを作ろう、自分自身の経験が欲しい。(地域に入り込むのもいいと思うけど「ここ!」と思う地域がない。)

✔多様性って…
実際放課後等デイサービスで勤務していて、障害児の多様性はすばらしい。
プチパニックになっている人を見ても「何かあったのかな」と思う程度、口蓋裂の利用者が話すのは聞き取りにくいがしっかり理解している。私より確実に多様性がある。だけど一概にすごいとだけ言っているわけにもいかない。
彼らは特別支援学校に行き、放課後等デイサービスに通い、卒業後は就労継続支援や就労移行、特例子会社に行くことが多くあるパターンである。それは良くも悪くも、障害者が通う場所、働く場所であるということで常に障害者だけが集まる。制度で定められているからと言われたらそれまでではあるがだからといってそれが本来あるべき姿なのかは疑問に持たないといけないなと、思う。
サービスとしてあるのだから使わない理由はないが、これはダイバーシティなのか、インクルーシブ社会なのか…どうなっているんだろうか。

✔私がこのマイプロで目指すものは…
障害がある人とない人っていうのはなくならない。(ここは今の論点とずれるので置いて置く)
だけど「障害」って漢字がどうしても辞書的に言うと「妨げ」って理解してしまいがちだなと思う。実際、私も福祉に携わるまでは「障害者ってよくわかんないしちょっと怖いかも、しかもできること少ないよね」なんて乏しくて恥ずかしくなる考えを持っていた。でももしかしたらこれって今も多くの人たちが完全一致ではなくても持っている考えなのかもしれないということに気づいた。別に差別をしていたつもりもない。結局ただの無知だった。でも正直それまで障害者と関わる機会がなかったのは事実。
きっかけがあり、障害者と関わりを持った数か月後には障害福祉を仕事とした。私は、障害者って妨げる人たちではない、ちょっとだけ特別な助けが必要な人たちという理解した。こんな180度変化した私というモデルがいるからこそ、人は知らないだけで判断しちゃってるってことに気づけた。全員が私と同じではないかもしれない。その時また伝え方、知ってもらい方を変化させていったらいいかな。
これからは知れば変わるということを知っているから知ってもらうことを着実にやっていきたい。みんな違っていい、だけどそれを否定しない社会になってほしいな、というかそうしよう!

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