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世界の手食 (セネガル編)

<今後、専門家や旅行者も交えて世界の手食をまとめたweb archiveを制作する予定です。本記事はそのメモとしてまとめたものです。>
※随時加筆編集中


セネガル料理La Cuisine de Assy(星野未來さん)のセネガル料理を京都のSOCO KYOTO さんでいただいた。

星野さんのセネガル人のパートナーもいらっしゃったので、セネガルの手食事情について教えていただいた。まず、記事のタイトルとなっている写真は茶色が「チェレ(トウジンビエのクスクス)」で白色が「フォニオ」。これらはあまり手食はしないらしいが、パートナーさんから「手食してみたら!」と言われたため試してみた写真。手食の仕方自体はセネガル流。

チェレはフォニオよりもパラパラとしていたので手食が難しい印象があったが、フォニオは握るとややもっちりとしており、おかずの野菜や肉の断片と混ぜてにぎにぎすることができて非常に手食しやすかった。

おそらくこの食べ方はラオスとも同じで、やはり主食がもち米だったり粘度の高いものの場合はこのように一口サイズに握っておかずと合わせて手食する傾向があるのかもしれない。(今後詳細なリサーチは続く予定)

【セネガルの手食方法】

片手で手のひらを使っておかずとご飯を一緒に取って、片手で握って、最後は指先で摘んで口に運ぶ。手のひらを舐めるのは上品ではないので行わない。

子供の離乳食は小さなスプーンを使っていたとのこと。

【セネガルの食事形態】

大皿に家族全員分の料理が盛られ、自分の目の前の領地が自分の分の食事となる。主食にシチュー状のものがかかっていて、野菜などは丸ごと乗せられ、分配役の人(ママ?)が丸ごとの野菜などを切り分けて一人ずつに分配する。星野さんは食べるのが遅かったそうで、隣の人が星野さんの領地に侵食してきて、ママが隣の人を注意したりすることもあったそう。

ほか、参考WEB:

原田翔太さんという起業家の方の記事https://shotaharada.com/archives/6584

青年海外協力隊で行かれていたそうである玉山景子さんの記事 https://world-diary.jica.go.jp/tamayamakeiko/culture/post_11.php

>手食をしたことで普段は気づかなかった「料理の油分の多さ」に気づいたというのは面白い!!

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