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音楽と景色

趣味は音楽を聴くことですの欺瞞

中国語会話の講義の課題がきた。1つ目はワード形式の文法プリントを埋める。実はこれ答えがわかる以前に「ワードで中国語を入力する」という試練が待ち受けている。なんとか中国語キーボードなるものをインストールして手探りで打ち込む。できた。

2つ目の課題。「中国語で自己紹介(150字程度)」。さっき中国語が入力できた自分にとってみれば何ということもない、ただ文章を考えればいいだけの課題。最悪翻訳サイトもあるから辞書代わりに使お。

名前は、誕生日は、出身は、大学は、学部は、あと趣味は、音楽を聴くことです。もうそこそこ埋まったやろ‥さて





くそ‥もう少し名前が長ければ‥寿限無寿限無(以下略)

どうしたものか‥中国語ボキャブラリーが少ないとはいえこの自己紹介の引き出しの少なさである。みんな何を書いているのか?自己紹介ってそもそも何?近所の家系ラーメン屋にすごいハマってて週1で行ってたんですけど最近行けてないんですよね~とか最近は昼夜逆転が起こりかけてて今必死で食い止めてますとかオンライン授業とかオンラインで友達と会ったりがあるかなと思って最近Zoomを一人で開いて練習してるんですよ、とかは自己紹介に書く内容?でもこれ自己紹介ではなく近況報告・・・

ていうか!いつも趣味は音楽を聴くことですとか言ってるけど、よく音楽聴く時期と聴かん時期のモチベーションの差激しすぎんのに趣味:音楽鑑賞を名乗っていいのか??趣味は音楽を聴くことと発表することによって人の目から逃げているのでは?などと、いろいろ物思いに耽っていたら自分の音楽の聴き方とかいろいろ考えたんでその時思ったことや前から思ってることを徒然なるままに書きます。



Word 「・・・」


音楽と情景のつながり

何にしても世の中にはいろんなやり方がある。それは音楽の聴き方にしてもそう。歌詞重視or曲重視、曲単位で好きorアーティスト単位で好き、Spotify or Apple music、というのはよく言われる話題で、人によってどういう風にハマるのか、というのも分かれてくる。

自分はどういう流れで音楽聴きがちかというと、なにか1曲ハマる→無茶苦茶リピートする→ちょっと飽きてくる→ほかの曲も聴く→ほかの曲ハマる→それを無限ループという感じで、明らかに偏食。これが家系ラーメンだったらとっくに死んでいる。よく考えるとこの方法、音楽を消費してるみたい‥

ただこれは自分で意図的にやってるというより聴きたいのをブワーって聴いてるとこういうサイクルになってしまうのでこれは仕方ないし直す気がない。

しかし!このやり方で音楽を聴いてると決定的なメリットがある!!!!!それは曲と聴いた時期の情景が必然的に結びつくということ!!!!!!!(ほかの聴き方でも起こるけど、何回も集中的に聴くことがあるとより鮮明に残る)

これこそが音楽のすごいところのひとつだと思う。タイムトリップができてしまう。

つまり、その曲を聴いてた頃によくいた場所の様子・よく接していた人・直接聴いたライブ・聴きながら通った道がフラッシュバックするということ。これがエモくてやめられない‥

はじめてハマった曲をラジオで聴いた日の情景・はじめてUVERのCDを買ったときの店の様子・フォーリミを聴きながらあるいた高1の通学路・勉強中にリピート再生してた星野源のアルバム・部活の帰り道にやたら聴いたアジカンのRe:Re・受験機で新しいのを買いに行く時間もないので片耳聴こえないまま使ってたイヤホンで聴いたかわE・センター試験会場で聴いたあの曲‥

激エモ。劇エモでございます。拍手👏👏👏!!!!!!!!!!



まとめ

そもそも損得勘定をするべきものではないけど、音楽を聴く、というと歌詞に励まされるとか、踊れるとか、ストレス解消などいろいろメリットがあるが、、

自分が音楽聴いて楽しんでるのはむしろそれより、ハマった曲とその時の情景モロモロをセットで記憶してあとからエモを楽しむことなのかもしれないと思った。それなら音楽を聴くモチベーションに波があるのも偏食になるのも理解できるわ‥

というわけで1曲ハマれる曲を鬼リピ、おすすめでございます…という話でした。



※まだ自己紹介は埋まっていません

追記 埋まった!テンプレート的な文章がテキストにあったのでそれを組み込んだらあっという間にいきましたとさ

ありがとうございます!