初舞台の千秋楽を終えて

※劇団フリューゲルさんの作品「死者捜し」のネタバレを含みます。再演の可能性もあるので観てない方は読むことをあんまりオススメしないです。
あと尋常じゃないくらい語彙がないです。






多分9月に劇団フリューゲルさんの今作のオーディションを受けました。自分は将来ミュージカル俳優になりたいため、舞台慣れも含め好奇心で応募し、無事受かることが出来ました。事務所のレッスンはいつも台本が6ページくらいで終わるため直ぐに暗記することが出来たのですが、今作は1時間くらいの尺だったので30ページもありました。初回稽古までに全て覚えることという連絡を見た私は不安がいっぱいでした。初舞台で最年少だから迷惑をかけたらどうしようというプレッシャーと初めてのことがたくさんあった不安とで自分の感情があまりコントロールできない状態になってしまいました。学校との両立が正直難しいと感じたため、芦田愛菜ちゃん初めとした、学業と両立している俳優さんたちがほんとに改めて凄いなと実感しました。

先日、千秋楽を迎えました。無事に大きなミスをすることなく個人的に大成功になりました。自分が演じた役は矢戸という(あくまでも自分で固定してるキャラですが)サバサバした、野良猫のようなキャラクターだったので普段の自分とほぼ真反対の性格だったのでお芝居が自分の中では難しいと思いました。サバサバしてる方の印象としてあまり声も大きくないと思っています。自分の中では。
ですが、舞台に立つ上で声が大きくないと元も子もないのですが、大きな声を出すとキャラを崩してしまうという不安?なんですかね、言語化が難しいのですが、自分的には違和感が大きかったので最初はなかなか出来ませんでした。けど私もいたチーム「真実と虚偽」で皆さんがアドバイスしてくれてある程度出せることが出来ました。学校の友達、先生が結構来て下さり、自分のお芝居の糧となりました。正直!難しかったけど楽しかったのが大きかったです。みんなで作り上げる喜びが大きかった。楽しかったなぁ。
いまでも余韻に浸れるくらい充実してました。

お芝居するってこんなに楽しいんだと実感することが出来ました。今回の作品で1回総合俳優はお休みするのですが、いっぱい学校生活を楽しみ、舞台を観劇し、受験を終え、またこの仕事に戻ってきたいです。
ほんとに楽しかった。

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