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こころ検定1級口述試験にむけて(その2)

次はCLとのロールプレイ。実際の業務でメインで行うことなのでここの確認はとても大切ですね。
インテーク面接を行っているという想定で考えて、テキストのインテーク面接とラポールと共感を復習しながら、ポイントをまとめていきます。

面接の始め方
・Coが名乗り、CLに来場の感謝
・カウンセラーには守秘義務があり、話は外部には漏れないこと
・今日はどのようなご相談ですか

面接を進めるときのポイント
・CLの感情を拾う(発した言葉で感情が含まれる単語を丁寧に拾う)
・CL の行動面、認知面を質問で確認する
・きっかけとなった出来事を確認する
・受容の態度を示す(非言語コミュニケーションをする、主訴の伝え返しを含む)
・伝え返しをすることで共感的理解を示す
・無条件の肯定を示す
・感情の反射をする
・感情の明確化をする

してはいけないこと
・カウンセラーは具体的内容を自ら聞く必要はない(雑談だと思われてしまう)
・CLが話さないのに人間関係や仕事内容を聞く必要はない
・助言をしてはいけない。助言するのは先の段階で、インテーク面接の冒頭ではあり得ない
・面接中にメモは取らない

カウンセラーの面接の進め方は来談者中心療法であり理論が同じなので、キャリコンのロールプレイと似ています。ただし、してはいけないことが違います。ここは要注意です。


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