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美人は埋もれたくても見つけ出される

美人と聞いて、どんな人をイメージしますか?



美人だからといって、明るい人というわけではない。
明るい人もいれば、おとなしい人も、どちらかと言えば地味で見立たないタイプもいる。


性格がどうであれ、顔の造形が美しければ人の目にとまりやすいことを知っていますか?

そう、美人は見つけられやすい。


ちゃんと実験でも証明されている。

美人を混ぜた顔写真をランダムに見せたところ、
美人にだけ反応があるようだ。



実社会において、覚えはないだろうか?
ランダムに一人ずつ話すというシチュエーションはなくても、
集合写真を見たときに、この人がかわいい、きれいだとか…。



ざっと学校の教室や職場を見渡したときに、
あの子がかわいいやら、キレイやら…。




出かけ先で、あの人きれいだな…とか。




このように(特に異性からの)美人は視線を集めやすい。

決して目立つように振る舞っていなくても自然と視線を集めてしまう。

こうやって周りが勝手に美人を見つけてしまうのだ。


美人からしたら、自分の意思とは関係ない話。
勝手に誰かの瞳に写りやすく、相手によれば心にもとまりやすい。



見られているというのは、あながち勘違いでもなさそうということが分かっていただけるだろうか。



人の視線を気にするなと言われるが、美人はこれが幼いときから始まっている。なかなかの宿命ではある。


人の目があるからこそ、キレイでいられることもまた事実である。
現に、人と接する仕事をしている方がキレイでいるのは、人の目があるからというのは理にかなっていることだと思う。




だが、人の視線を欲しくもないのに得られてしまう。
ストレスを感じることもある。
視線を感じ、どこの誰かも知らない人と目が合ってしまうこともしばしば。


美しいものに反応してしまうのは、生物として仕方のないことだと分かっても、私は決して見世物ではない、目の保養要員でもない。



美人には美人にしか分からないストレスや悩みがあることを知っていただけたであろうか。


美人は、より多くの人の瞳の中に写り込んでしまう。
視線を集めてしまう。
生物的に、皆の本能が美しいと認定しているんだろうな。


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