ちっぽけな思い出

忘れられない、もの、ひと、こと、ありますか？

私は沢山ありますね。
忘れられない、もの、ひと、ことたちって、忘れたくない！と思って忘れられないのではなく、
忘れたい！と思いすぎて忘れられないのがほとんどではないでしょうか。

忘れたいのに、忘れられなくて、いつしか忘れられない思い出になってる。

なんか複雑ですし、大抵がマイナスなことばっかりなんですよ。
人によるとは思いますけど、昨日のご飯思い出せないくせに10年前のなんの変哲もない日常の出来事は思い返せる、みたいな。

あー、別れたくなかったな。
あー、昔友達とこんな話してたな。
あー、初めて貰ったものだったな。

何かとキーワードが頭に残っていて、少し美化されて、鮮明に覚えていたり。

ま私の中にもものすごい数の「忘れられない○○」があるんですけどね、

小学生の時の話です。
給食係がみんなのご飯を配膳してくれているとき、（給食係、当時なりたくて仕方のなかった係りだったなとふと。）
片目ずつ閉じたり開いたりして、

「わ〜右目だけだとこんな見え方なんだ〜」
「わ〜左目だけだと右目に比べて見え方違うんだ〜」

とか思いながら1人遊んでいたわけです。
ちょっと変なことろありまして、笑

そしたら、その光景をたまたま見られていたんですね男の子に。

「なにやってん、目パチパチさせて。ふふっ」

まーあ恥ずかしいことありゃしない。
赤面です。
密かに流行ってたんですよね、私の中で片目ずついろんなものを見るってゆう行動。
いかにも小学生すぎる小学生でしたね。

忘れたい！
と思いすぎたら、15年経っても鮮明に思い返す
「なんかちょっと可愛らしい思い出」
になってました。

あれ、マイナス、ではないですね、。
可愛らしい、とか言っちゃっていい思い出やん！ですね。

最近起こった忘れたいことたちも、あと20年もすれば「可愛らしい」とか、「今でも忘れたかったのに」とか、思い返すんだろうなと思うと、
自分の行動がちょっとだけ、ちっぽけに感じれるのかな。

そんなこんな書きながら、

昨日酔い潰れたこと忘れたいな

と、忘れたい昨日の出来事を1日中考えていた5月14日でした。