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【努力考察】No pain, no gainは甘えだ

ご覧いただきありがとうございます.

最近美白歯磨きを試している-Utaku-です.
いや~量少ないのに高い高い( 一一)


急に数学×努力シリーズ第3弾です.前回はこちら↓

今回は,

『No pain, no gain.』

について数理的観点(?)から考察します.

先に言っておきますが数学科のひとは怒らないでね
あとあくまで個人の見解なのでご了承ください.
(*´ω`)

1. 所感

なんかこう,努力していてつらい時に

「痛みなくして得るものなしだ! 頑張ろう!!」

みたいな使われ方しますよね.

今の努力とか辛さはいずれ将来的に何かしらの結果になる
だから今頑張ろう

というような意味でしょう

全国の努力Loverがtwitterかなんかで座右の銘に据えそうですよね.


2. 命題にしてみよう

「No pain, no gain」を命題にしてみましょう.

次のように定義します.
・命題p:no pain=痛みが存在しない
・命題q:no gain=得るものが存在しない


このとき,「No pain, no gain」は
痛みが存在しないならば,得るものが存在しない
となります.

pならばq


ではいつも通り対偶を取りましょう!(対偶の定義はこちら↓)

対偶は次のようになります.
得るものが存在するならば,痛みが存在する

pならばqの対偶

あれ?将来への期待がなくなったような・・・


3. 何が引っ掛かったのさ?

1. でも述べた通り,「No pain, no gain」はこれからの成果が期待できるから今頑張ろうみたいな使われ方ですよね?

しかし,対偶を取った同義の意味では,

今結果を得たけど,あれとこれを失った

という悲しい意味になります.



今万華鏡写〇眼を手に入れたけども,そういえば親を〇してたわ

みたいな犠牲の犠牲になっています.
えぇ犠牲の犠牲にね・・・


つまるところ,一般的に用いられている将来への期待の意味は含まれておらず,結果を得た前提に立っている格言となっているのです.

やる前から成功することが分かりきっている格言なんて

甘え

だと思いませんか?


4. これからはPain, gainだ

「継続は力なり」の考察でも述べたように↓

多分,努力は目標とする結果に必ずしも対応はしません.
何かしらの形にはなるんですけども.

よって,「No pain, no gain」を以下のように修正しましょう

『Pain, gain』

これは「痛みが存在するならば,得るものが存在する」という意味になります.

一般的な「No pain, no gain」の用法である今の努力とか辛さはいずれ将来的に何かしらの結果になるという意味に合致するのは「Pain, gain」の方だという気がします.


5. まとめ

努力系名言である「No pain, no gain」は,対偶を取ることで

既に結果を得ている前提に立っている

ことが分かりました.これは甘えです.よって

『Pain, gain』

の精神であれば何かしらの結果が得られるから犠牲を払っていこうという背中を押す格言に変わりました.

さぁみなさん!

Pain を追い求めましょう!その先にユーサイキアへの扉が開きます!!

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