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【Utaku雑記】行為だけが残って形骸化していくのは悲しい


やっほーUtakuです(∩´∀`)∩

最近思考のアウトソースが起こって久しいと感じています.

バレンタインと就職活動について感じたことです.

なにか感じたらnoteを書きたくなるのは今回も始めていきましょう笑

前回はこちら↓

1.バレンタイン

まずバレンタインデーを題材に伝えたいことの例示をします.

そもそも数年前までは今のような月に一回はイベントがある感じではなかったと記憶しています.

1月:正月
2月:節分,バレンタイン
3月:お雛様,ホワイトデー
4月:入学,入社
5月:単語の節句
7月:七夕
8月:海辺でパーリィ
10月:ハロウィン
12月:クリスマス,大晦日

(書いていて地味に6,9,11月にこれといったイベントがないことに気が付きました笑)

結局イベントごとになると小売店が儲かるわけで,なんとしてもイベントは作ったほうがいいのでしょうね.

これによって,商業化されることによってそのイベントに付随する出費も増やす流れがおきます.
節分における,恵方巻きを食べる習慣のようなものですね.
関西方面の習慣だった気がしますが,一般化されてコンビニでも高級恵方巻きが購入可能になってきましたよね.

そこで本格的に産業化されたバレンタインを例にとって考えましょう.

昔は(勝手なイメージですからね)
好きな相手のためにダースやガーナを溶かして整形して上げるイベントだったと思います.

今では百貨店でかなりのチョコの選択肢がありますし,ネットで調べれば,“’相手が喜ぶチョコ10選”みたいな記事が腐るほど出てきます.


このときに,私が考える従来のバレンタインには,少ない選択肢の中であげる相手が喜びそうなものを『自分自身』で必死に考えて,その選んでくれた気持ちが相手にも伝わるみたいな側面があったと思うのです.

でもいまはそれを考えなくても良くなってしまっています.


前述の通りチョコレート関連の記事なんて腐るほどあるのでしょうから,複数の記事を見比べてその中で重複するチョコがあれば,それは相手が満足する可能性が高いと蓋然的に考えられるわけです.
自分で何も考えずに,他のブログ主がなんの根拠もなく,なんとなくで選んだかもしれないチョコレートを購入して相手に渡すこともできます.


そしてそこそこ喜ばれることでしょう


偏見にまみれた考え方ですが,お返しをくださる際に,相手がくれたものの値段に合わせようとするともらったものをネットで検索することもあると思います.そのときに,もらったチョコレートが件のネットの記事に乗っていたら多少興ざめなのではないでしょうか?

自分でこんな素敵なチョコレート選んでくれたんじゃなかったの?

と.


ここで起こっているのは,チョコレートを自分で考えて選ぶ過程を,ネットの記事にアウトソースしてしまったがゆえに踏まないということです.

その相手のことを考えてプレゼントを選ぶことこそが大事なのに,『バレンタインの日にチョコレートを挙げる』という行為のみが行われています.

まさに形骸化ですね



2.就職活動

ここまではあくまで想像による極端な例

次が就職活動の話です.チョコレートを挙げる側が考えなくて済むようなチョコレート10選の記事と同様に,現在の就職活動は,就活エージェントがはびこっています.

就活サイト越してエントリーをする形式が取られていることもあるために,そのサイトに個人情報を売らざるを得ない状況になっていると思います.

また,同様のサービスも増えている気がします.学生だったころは研究室に大量の就活サイトのチラシが入ってきたものです.


ここで個人的に気に入らないのが,ES必勝法や面接必勝法です.
ES必勝法では,こういう質問にはこう答えたほうがいいとか,こういう内容を盛り込んだほうがいい
みたいなことが書かれていますが,それって大事なことが欠けているのでなないでしょうか

これは塾に行って,記述問題の解き方を事細かに教わっているものです.

でも受験勉強とは異なり,就職活動は正解がないものだと思うのです.


100人いた中で10人が必勝法で正解と教わっている回答をしたのなら,その10人は出来がいい少数派なので光るかもしれません.
しかし実際は,いまはその必勝法を100人の中で80人くらいは知っていると思います.
ですから,愚直に問題の意味を自分なりに解釈して全力で答えた5人は光ると思います.

必勝法を使わずに落ちた場合は?

答えは簡単です.あなたにその会社が合っていないのです.


自分で考える過程を通して,まさに自分の考え方が反映されたESの回答が採用側に響かなかったのであれば,単にその会社はあなたに合っていないと思います.
自分に合っていない会社に自分を合わせて100点の正解の回答を作って無理やり入るより,自分がにじみ出る解答を気に入って頂けて採用頂くほうがいいと思います.


当然,自分がどうしても入りたい会社は存在するわけで,その会社に入りたいがために,理念と自分の考え方が合っているかのように振る舞うことは可能でしょうが,後々結局ミスマッチではしようがありません.


3.まとめ

雑記なので特にオチがあるわけではありませんが,私は愚直に挑戦してダメだったらPDCAをまわすタイプです.

その分壁にぶつかる可能性は,要領よくこなすタイプの型より多いと思いますが,その分得るものはあります.


なんでも自分で考えて他人に迷惑が掛からない範囲で試していきたいと思う今日この頃です.


4.あとがき

思考のアウトソースはダメだ!

みたいな内容になっていますが,自分で考えるに値しない事柄に対して,ネットの記事の知識のみで対応するのはアリだと思います笑

効率いいですからね笑

そアウトソースの価値が発揮されるところですね.


終わり


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