「考えてきた事と生き方にちゃんと一貫性がある人間は信頼できる、について」2022年9月12日

イラストレーターのPALOW.さん、FAMYさん、米山舞さんの3人が運営するYouTubeチャンネル『残りの5割』。AF_KUROさんがゲストの回を久々に聴き直してみた。

幼い頃から車好き、それ趣向を根源として、趣味商材が好き(バイクの世界へ)、動力における根源の物理現象とかまでは興味無い(設計ではなく、デザインの世界へ)、選んできた道とその選んだ理由が全て明確で、筋道立っているのが素晴らしい。動画内でPALOW.さんが「行動が思考とちゃんとリンクしているから信頼できる(※的なこと)」的なことを言っていたのが印象的だった。

「仕事をクビになったから絵描きになります」
「鬱になって退職したから今度こそ好きな事を仕事にする」
そんな、“悲劇のヒロイン型”または“一念発起夢追い型”ブランディングのクリエイターがやたら目につく近年、AF_KUROさんの一貫性がある生き方がマジで格好良く思えた。

就活のときに嫌になるほど「自分がどういう人生を生きてきて」「何故この会社に入りたいのか」を無理やり筋道立てて説明してきた。受ける会社の数だけ、自分のストーリーがある。マルチエンディングにも程がある。何十回と面接をしているうちに、面接用に用意した作り話が、まるで本当に自分の行動指針だったかのような気になってくる。自分はモノづくりがダイスキで、社会貢献したくて、縁の下の力持ちとして、日本の産業を支えたくて、体育会系だから体力勝負も精神論も上下関係も慣れっこで…。

嘘で固められた人生を生きたら、もう戻れない。人生を分断し、新しい人生を構築するしかない。最初に述べた“悲劇のヒロイン型”または“一念発起夢追い型”のクリエイターは、そんな「偽ってきた今までの自分を一回殺して、2回目の人生を始めている」なのだ。覚悟を持っているけれど、格好良くない。今の自分を殺せない、そんな自分の生き方が一番格好悪い。

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体中が痒いので寝ます。
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