冴えてくれる時間
クリスマスを過ぎたあたりから、自分のやるべきことがスムーズにできた 時が増えたように感じる。今まではそんなのない日の方が多くて。それでも少しづつ何かに向かって頑張っていこうと試みていたのだが、日々やろうと思っていた英語の課題も、一時間半というノルマの時間が苦しくて堪らなかったのが、最近は卒なく終えることができる。
しかし、時間が夜の遅い時間か、お気に入りのカフェにいるときのみしかできないのだ。
夜は大体八時半から、十二時あたり、この時間は完全にゾーンに入る。午前中は手放すことができなかったケータイも、もうみたくなくなるのだ。
もっと本当は早くにやることを終わらせて、さっさと寝てしまいたいし、そうした方が体調的にいい気がするのだが、必然的に寝るのが遅くなり、眠剤に頼って寝ているのだから本末転倒である。
一方でカフェというのは、自習のできる割と寛容なカフェで何か注文を頼めば何時間でもいてもいいらしい。とても落ち着いたカフェで、部屋が暖かく、自室とは比べ物にならない快適さである。貧乏学生なもんだから、いつも160円の一番安い紅茶しか飲まないのだが、最近店長さんに顔を覚えてもらったからか、おまけでチョコレートをプレゼントしてもらえるようになってしまった。
そのチョコレートが美味しくて、単純に嬉しくてまたこようと思って再度来店したら、またもや一番安い紅茶しか頼んでいないのにチョコレートのサービスをいただいてしまった。
二回連続。一回目はクリスマスが近かったので、余り物をくれたのだとばかり思い込んでいたが、全く関係ない日にまでチョコレートをもらってしまったのだから、本当に申し訳なくて。
貧乏学生じゃなかったら、一番高いオムライスプレートを毎回頼むのに、バイトも雇ってもらえない私のお財布事情はかなり深刻なため、そんなんことはできない。
そうしたら、少し行きづらくなってしまった。申し訳なくて。
でもこのカフェに行けば五時間以上休みなく集中できる。
この集中できる時間、場所にいるときにやることは
・大学の事前課題である鬼の量の英語をする
・大学の推薦図書を読む
・最近始めた音楽制作
・現代文の先生が出した3年生を最後まで苦しめるための冬休みの課題
である。
英語は先ほども書いたように約一時間半くらいかかる単語やリーディング、リスニングを含めた演習である。もうこれは慣れた。できないなりに必死で解いてたらだんだんできるようになった。
大学の推薦図書というのは心理学系の本を読むことである。今はユングの心理学入門を読んでいる。今まで名前くらいしか知らなかったから、詳しく知れてすごく楽しい。いちにち一章づつ読んでいる。私はそれに加え、無印で買ったノートに気になったことと、章ごとにノートにまとめるという作業をし始めている。こういう風にノートを買うと、綺麗に学んだことやわかったことをまとめたくなる。後で読み返すのが楽しみだ。これは完全に趣味。
音楽制作。私はMacBookを持っているのでガレージバンドで簡単な作曲を始めてみた。高校の授業で音楽制作を行うものを選択してから、ちょっと本気でやりたい欲が出てきた。専門学校に通えばもっと丁寧に教えてくれるのかな。ちょっと才能がなさすぎるので、ちゃんと習いたい。全然できない。これも完全に趣味。
現代文。。地味に量が多いのだ。文庫本と新書を二冊読むことと、エッセイを書くこと。新書に至っては大学の推薦図書でもいいのではあるが、残念ながら私の大学からは新書は推薦されていないので新たに探さなければならない。読むのは苦じゃないが、上で説明しているように集中できる時間が少なすぎるため、間に合わない。真面目にやる。一月から。
うぅ。
もうこんな時間になってしまった。でもちょっと生き生きしてきたように思える。
そういえば、念願だったバイトが受かった。採用された。
喫茶店で一月から働くことになった。とても楽しみだ。
忙しいことはいいことだなと最近思うようになってきた。生きがいを感じるというのはこういうことなんだなと。
私の友達みたいに、友達とワイワイすることで生きがいは見出せなかったけれど、別にいいやと思う。
カラオケなんか行きたくないし、1人で行きたい。
自分でお金を稼いで、そのお金で自分のために投資して行きたいと思う。
性格わる、
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