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よく気が付いたねと褒めないで①

メジャーになったHSP

ここ最近、よく聞く「HSP」という言葉。
テレビやメディアなどで大きく取り上げられることもある。

そもそもHSPとはなんだろう?

HSPとは「Highly Sensitive Person」の略で、以下のような人のことを言う。

Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)といい、「ひといちばい繊細な人」という意味で、この頭文字を取ってHSP(エイチエスピー)と言います。これは90年代のはじめ、繊細な人についてのHSP研究の第一人者である心理学者のエレイン・アーロン(ElaineAron)博士によって付けられた「人の気質」を表す名称です。

https://www.shinjuku-stress.com/column/psychosomatic/hsp/

HSPの方は、周囲の状況にとても敏感です。
アーロン博士によると、HSPには「DOES(ダズ)」と名付けた4つの特性があるといいます。

【Depth of processing】
考え方が複雑で、深く考えてから行動する

一を聞いて、十のことを想像し、考えられる能力がある
調べ物をはじめると深く掘り下げ、その知識の広さを周りに驚かれる
お世辞や嘲笑をすぐに見抜いてしまう
物事を始めるまでにあれこれ考え、時間がかかる
その場限りの快楽よりも、生き方や哲学的なものごとに興味があり、浅い人間や話が嫌い

【Overstimulation】
刺激に敏感で疲れやすい

人混みや大きな音、騒音が苦手
友達との時間は楽しいものの、気疲れしやすく帰宅すると、どっと疲労している
映画や音楽、テレビ番組、本などの芸術作品に感動して泣く
人の些細な言葉に傷つき、いつまでも忘れられない
些細なことに過剰なほど驚いてしまう

【Empathy and emotional responsiveness】
人の気持ちに振り回されやすく、共感しやすい

人が怒られていると自分のことのように感じ、傷ついたり、お腹が痛くなったりする
悲しい映画や本などの登場人物に感情移入し、号泣する
人のちょっとした仕草、目線、声音などに敏感で、機嫌や思っていることがわかる
言葉を話せない幼児や動物の気持ちも察することができる

【Sensitivity to subtleties】
あらゆる感覚がするどい

冷蔵庫の機械音や時計の音が気になってしまうほど聴覚が敏感である
強い光や日光のまぶしさなどが苦手
近くにいる人の口臭やタバコの臭いで気分が悪くなる
カフェインや添加物に敏感に反応してしまう
肌着のタグなどチクチクする素材が我慢できないほど気になる
第六感がはたらき、よく当たる

この他、絶対的に一人の時間が必要な人、緊張しやすい人、子供のころ親や先生に「繊細」「人見知り」と評価されやすかった人もHSPの可能性が高いといえるでしょう。
しかしながら、アーロン博士は4つのうち1つでも当てはまらない人はHSPではない、と定義しています。例えば、4つのうち3つに当てはまっていたとしても、1つはあまり当てはまらないと感じるなら、あなたは「HSP=人一倍繊細な人」ではなく、性格的に「内向的な人」の可能性が高くなります。

https://www.shinjuku-stress.com/column/psychosomatic/hsp/

だそうです。改めて言われると、「まあ確かに」となる。

さて何を隠そう、私はHSPである。毎日、この世は兎角に生きにくいと思っている。

この記事を読んでいる方はおそらくHSPの方が多いかと思いますが、画面越しのそこのあなたもHSPでしょうか。

しんどいですよね、毎日。お疲れさまです。

今日お仕事だった方、お仕事お疲れさまです。

今日学校だった方、学校お疲れさまです。(まだ夏休みでしょうか?)

今日なんもなかったよーという方、お疲れさまです。生きてるだけで偉い。

どうやらHSPには外向的と内向的とがあるようですが、あなたはどちらでしょうか。私は内向的HSPです。どうぞよろしくお願いいたします。


さて、つらつらとHSPとはなんぞや?ということを書いてきたが、このnoteの目的は今までの自分自身を振り返りつつ、今の気持ちなど状況を整理することだ。多分この気質のせいで今しんどいから。

思えば、今までそういうことを一度もしてこなかった。普通はするのかな?

日記は続かないし、誰かに深刻な相談をしたこともない。自分でもよく気持ちに整理がつかず、なんと言えばいいのかわからなくて、結局他人に辛いことやしんどいことを相談したことがほぼない。

相談のようなことをしても話しているうちに段々と申し訳なくなってきて、「話してるうちに楽になってきたわ〜」みたいなテンションで結局話を終わらせていた気がする。

……いや、そもそもそんなことすら本当にしたことないかもしれない。

多分やろうと思ったことはあるが、ちゃんと誰かに「相談」はしたことない。

なぜなら、話し出す前から泣き出してしまうからだ。

泣いてしまって言葉を紡げず、そのまま何事もなく時間だけが過ぎていって終わり、みたいなことの方が多い。

親、友達、医者やカウンセラー、誰に対しても生きづらさやしんどさなど相談できなかった。

そもそも友達いないから、「友達に相談」は無理な話なんですが……

それに加えて、誰かに相談しても状況が良くなるわけがないと思っていた。

なぜなら、私は話を聞いて共感してほしいのではなく、HSPにおいての解決策が欲しいからである。

HSPは気質であって病気じゃないから治せないけど、治したい。HSPが治る素晴らしい解決策があるとは思えない。

なら、別に誰にも話さなくていいや。

そう思ってずっと色々うちに秘めていたが、そろそろ限界らしく、もう最近はすべてがダメ。

気持ちが身体に追いつかないし、身体も気持ちに追いつかない。

すべてがちぐはぐで、ギリギリのところで自我を保っている感じ。

これはどこかに吐き出さないと、見えない何かに首を絞められて死ぬと思って、とりあえずここにまとめようと思った次第です。

気休めみたいなものだと思うけど、何もしないよりはマシかなーと。

自分のことってあまり書いたことないので(ブログとかも続かない)うまくいくかわかんないですが、まあ、ものは試しで。


遅くなりましたが、とりあえず簡単に自己紹介をしておきます。


20代、女性、転職活動中。

今日面接結果が返ってくる(合否に関わらず)予定だったところから音沙汰がなく、一日中(今も)お腹が痛い。

アイドル、マンガ、ゲーム、色々なオタクをしてきたけど最近はゆるくK-POPを追っています。

HSPであることを自認したのは中学か高校の時?10年以上前だったと思う。

今みたいにHSPとか繊細さんとかいう言葉が出てくるずっと前だ。

何かのきっかけでHSPのことを知り、セルフチェックしてみたらドンピシャ。

アーロン博士のサイトにはHSPの子ども(HSC)を持つ親向けの診断もあったから親にもやらせたら、そっちでもHSPだった。(こちらのサイトです→http://hspjk.life.coocan.jp/selftest-hsp.html)

ああ、やっぱり自分ってこういうタイプの人間なんだなーと思いながら生きてきた。

腑には落ちたけど、もっと鈍感に生きれたらなあとも思った。

病気じゃないとはいえ、やっぱりしんどいものはしんどいですよ。

前働いてたバイト先で「生きづらそう」「そのうちポキッと折れちゃうんじゃないかと心配」と言われたことがあるけど、いやほんとまさにその通りです。まだ折れてないけどいつ折れるかヒヤヒヤしてる。

ただ、本当に折れたらそれこそ手遅れだから折れる前にこうして自分の身を守ろうと画策してます。うまくいくといいんだけどな〜


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