自宅での研究生活 : リモートワーク時代の研究環境と日常

この記事では、リモートワークが一般的になった現代において、自宅研究環境の重要性について考察します。多くの人々が快適な環境を手放したくないと感じているため、作業環境の整備は大変重要です。特に研究者にとっては、創造性と柔軟性が求められるため、自分が自由に思考できる環境に投資することは非常に大切です。

記事ではChatGPTやその他のツールを使用して執筆していますが、適切な言葉を選びながら記述していきます。

自宅研究の背景と環境の構築

リモートワーク時代における自宅研究の重要性

新型コロナウイルス感染症が徐々に収束し始める現在、出社や登校が求められる組織が増えています。過去数年でリモートワークに移行し、慣れてきた人々は、快適な環境を維持したいと考えています。

研究に関連する主題は研究環境および作業環境です。多くの労働者や学生にとって、作業環境は非常に重要です。研究者は特に創造性と柔軟性が求められる職種であるため、多くの人が環境への投資を行っています。

快適な作業環境の整備

このセクションでは、快適な作業環境の整備について具体的に記述していきます。

使用している家具や機器の紹介

使用しているものをリストアップします。特定の商品を紹介するのは好みではありませんが、私が選んだ基準と価格帯を共有できればと思います。商品によっては価格で性能がほぼ決まるものもあるので、参考程度に見ていただければと思います。

  • パソコン

    • 林檎社製品は、同社製デバイスとの連携が簡単で、価値が落ちにくい。

    • F士通やデLLなどのWindows機は、ユーザー数が多く(需要が大きく)中古で買うのもあり。ただ、長く使うことを期待してはいけないし、3万円以内のものを購入して、安物買いの銭失いになる可能性が高い(5万円以内だったらいいという意味ではない)。メモリやストレージの交換・増設が可能。

    • 価格は新品で15万円以上を目安にする。しかし同じ価格なのにスペックが大きく違うとかは普通にある。ピンキリなので、メモリ16GB、SSD512GB以上のスペックを選ぶと、4年程度はストレスを少なく作業できる。(数世代の前のパソコンの、ではありませんよ)

      • 間違っても、格安セールの対象になっている5万円以内のものを選ばないでくださいね。ほぼ100%後悔します。「いつか壊れるならどれを選んでも同じじゃないか」と考える方に会うのですが、使用している間はまるでポケモンの毒状態のように徐々にダメージ(ストレス)が溜まっていきます。そして、いずれスペックの高いパソコンを買う羽目になると思います。そうならないために、ある程度(15万円以上)のお金をかけて購入する方が良いと思います。

  • 椅子
    アーロンChear、ゲーミングチェア、バランスボール、ステッパーなど、自分に合ったものを選ぶ。

    • アーロンChear
      私が最もおすすめするのは、アーロンChearです。模造品なども多く流通しているので注意が必要ですが、本当に素晴らしい椅子です。ただ、難点として高いです。金銭的に余裕がある人だけではないので、個人的におすすめしている他のものも紹介します。

    • ゲーミングチェア
      ゲーミングチェアを試しに座れる場所が各地にありますので、一度座ってから購入されることをおすすめします。価格もそうですが、座り心地もピンキリです。追記しますと、人によって感じ方が異なるので、万人に座りやすい椅子はないのかもしれません。

    • バランスボール
      椅子の話をしているのにバランスボールとは何を言っているのかと思われるかもしれませんが、現在使って作業しています。某省庁の一部の組織が試験的に導入しているみたいです。慣れると立ち座りの動作が椅子よりもしやすいのでおすすめです。そして何より椅子に座って何時間も作業するのが苦痛な私にとって、体を動かしながら作業できるのでとても重宝しています。

    • ステッパー
      まさかの座るものですらないです。しかし、これは本当に合う人は最も合う選択肢だと思います。私が持っているものは本来は筋トレ目的で使用されるもので、相当高い商品を購入しました。効果があるかなと思って購入したのは事実ですが、途中から効果というより単純に立って作業できる点に魅力を感じて普段より長く作業できるようになりました。少し慣れが必要かもしれませんが、選択肢の1つに入れておいてもらえればと思います。
      ぜひ、自分に合った椅子を探してみてください。

  • 広い机
    ここまで雑に紹介するのは、すでに紹介しているものとして不適切だと思いますが、とにかく広い机の方が作業がしやすいです。時々作業用の机としてコンパクトにパソコンだけ置ける小さなおしゃれな机が紹介されていますが、実際に机が狭いことで不便はあっても大きいことで不便はありません。

    • そして、これは人によるかもしれませんが、拡張用のディスプレイも購入すると作業効率が1.5倍以上に上がります。ただここでもポイントをお伝えしておくと、私はノートパソコンと拡張のディスプレイを同じ高さにしてしまうと、目の移動や画面の重なりから微妙にストレスを感じました。なので、5cmほど高い台を自作し、手前にノートパソコン、奥の台の上にサブディスプレイを載せて作業する環境を構築しました。

  • マイク
    マイクはオンラインでの共同作業や仕事の打ち合わせ、授業など使用場面は意外と多いのです。そしてオンラインの難点かもしれませんが、相手に自分の声がどのように聞こえているのか厳密に認識できません。
    仮定の話を考えてみます。仕事で一緒になった別会社の人が「聞き取りづらいな」と感じたとしても、多くの人は取引先の人のマイク事情なんて細かいことに口を出さないと思います。ただ、聞きづらいなと感じるだけです。でも、実際には「次回までには改善しておいてくれると嬉しいな」とか思ってたりします。聞き取れる程度であれば良いのですが、時々音が割れている人がいますので注意が必要です。
    ただ、今回書きたいのはそのような注意喚起ではなく、むしろ良いマイクを使うと「いい声じゃん」と好印象を持ってくれるだけではなく、昨今話題の音声認識などで文字起こしをするときなどでも、精度が上がるメリットがある点です。
    以上の理由より、SM58に限定しませんがマイクとYマハさんあたりのオーディオインタフェースを購入すると相手に幸福感すら与えられるようになると思います。

  • イヤホン
    先ほどのマイクとは逆なので、正直自分の自己満足という部分が大きいのですが、イヤホンでいい音・好みの音域などを聞けると作業時のテンション上がります。世の中には音響が大好きな方々がいるので、詳しくは彼らの解説記事を読んでください。世の中にはこんなに音響機器があるのかを知れますし、体験するとその違いに驚くと思います。

研究に役立つツールとテクニック

研究に役立つツールを自分が紹介するのは、研究見習い的な立場であるため控えておきます。しかし、全く何も書かないというのもいかがなものかと思うので、2つだけ紹介します。

  • 録音 & 文字起こし
    研究ミーティングや些細な雑談で研究の内容について話すときに、予めセットしておくとニュアンスや細かい思考を詳細に思い起こせるので良いです。とくに最近は文字起こしのAPIなど手軽に使用できている環境も整備されつつあるので、ゴogle社が提供するブラウザ上でPython を記述、実行できるツールを使用することで手軽に書き起こすことができます。当然のことですが、個人情報や機密情報が含まれる場合はアウトなので、使用には注意が必要です。
    さらに、つい最近はChatXXXの出現により要約までも実行できるようになりました。当然このツールも個人情報や機密情報を含めてはいけないので注意が必要ですが、文字起こししたものを要約すると、仕事が効率化できます。

  • 独り言を垂れ流すツール
    例のアレです。基本的には意味のないツールです。が、直近数年間の間に、先人たちが情報を情報を公開してくれるようになりました。時々、インターネットで検索して情報を収集するよりも、例のツール内で発言されている情報を集約すると参考になる意見が色々と見つかる場合があります。しかし、多くの場合は冒頭に記述した通り、独り言を垂れ流すツールであるという前提は忘れてはいけません。その点に注意しつつ、自分の頭のフィルターで取捨選択して付き合う必要があります。

コミュニケーションツールの活用

過去の偉人たちは色々な手法を取ってオンライン上でコミュニケーションを取っています。ここではオンラインのコミュニケーションツールに特化して話して行きたいと思います。一般的にはゴogle Meetやゾom、ミcrosoft teams、Disコrd、Sラckなどが使用されていると思います。人によっては一部のツールを知らない・使用したことがないかもしれませんが、私が個人的に最もおすすめ・使いやすいと感じるのはDisコrdとSラckです。

  • Disコrd
    チャット・通話(イメージで言うと会議やミーティング)・ハドルミーティング(イメージで言うと給湯室での会話)・ビデオ通話・画面共有が無償で利用できます。最初はゲーマー向けに開発されましたが、一般の人が使用しても十分に優れていることを実感できるツールです。私がこのツールの最も気に入っている点は、気軽に通話(ハドルミーティング)ができるだけではなく、多くの人が参加する双方向ラジオのようなものをする場合に、視聴者が気軽に参加できるような環境を構築できる点です。

  • Sラck
    このツールも基本的にはDisコrdと同じですが、チャンネル要素やワークスペースごとにプロフィールを設定できる点が良いですね。また、スタンプで作業進捗や理解度などを示すことができ、コミュニケーションに消極的な人でも意思表示や意思決定をすることができる点が魅力です。つまりは多くのユーザーでは黙ってしまう・空気に徹する人々が、少しでも積極的に参加しようと思える・心理的な負担が少ない状態でその場に参加できるのが魅力だと感じます。

自宅研究のメリットとデメリット

自宅研究のメリット

自宅で研究するメリットは取り掛かるまでの時間がほぼ0なのと、それに伴う費用が掛からない点です。さらに、多くの場合で電車やバスなどの公共交通機関を利用すると思いますが、自宅で研究することで人と関わることを積極的に減らすことができます。私は決して出社や出勤が嫌いなわけではないのですが、これからの季節だと梅雨の季節で満員電車とか考えると苦痛ですよね。出勤するまでに消耗してしまうのは可能な限り避けるべきです。
前述した内容はあくまでも登校時や出勤時の始業前の話です。しかし、研究や仕事、学業は始業後から終業まで重要です。また、その間にはお昼ご飯や適宜のドリンク休憩などがあります。自宅から水筒や弁当を持っていって、会社で食べればコストが掛からないなどと考える人もいますが、理想としては自宅でその場で調理して、その場で温かいものを食べることだと思います。弁当に詰めるのも手間ですし、そもそも弁当箱洗うの面倒ですし。
自宅で研究すれば移動時間などを節約しつつ、食事も理想的なタイミングで摂る事ができるのでとても良いと思います。

自宅研究のデメリット

ここまでメリットを強く言っておきながらデメリットを書くのは気が引けるのですが、何事も可能な限り正直に書こうと決めたので書きます。
モチベーションが保ちにくいです。環境が変わらないので、気分の切り替えに慣れるのに時間を要します。人と話さない・関わらないので、寂しいです。久しぶりに人と会うとめっちゃ話したい衝動に駆られます。外に出るのが極端に面倒になります。実質的に引きこもりのニート状態になります。ただでさえ少ない運動時間・量を減らすことで、太ります。少なくとも不健康になります。

ここまで具体的に書けるのには理由があります。なんせ、今の私の生活をそのまま書いているのですから。ただ、デメリットで記述した多くの点において、自分なりの解決策を提示することは簡単です。例えば、最近自分が使用しているのモチベーション管理の方法はポモドーロさんが提案した時間管理法です。個人的には最も合っていて、最も長時間集中できたものです。25分の作業時間+5分の強制的な休憩時間を1セットとして、23セットまでやった日がありました。その週は色々やることがあったのですが、多くのタスクを期限内に終え、クオリティの高い成果を生み出すことができました。

また、人との関わりが少ない問題はあまり解消できていませんが、それでも最近は人の声をリアルタイムで聴くツールが多くありますので、それらを活用しながら気を紛らわせることができます。さらに散歩や筋トレなどで体を動かすことで運動不足を含む多くの問題を解決できます。

デメリットを軽減する方法

ここまでに記述してしまったような気がしますが、自分に合った解決法を全て試すことだと思います。先にポモドーロ法を実践してみるように提案しましたが、これは偶然私が気に入った方法であり、万人にピッタリ合う方法ではないと思います。つまりはそれぞれの方法が自分に合っているのか試すしか確かめる方法はありません。ぜひ、自分なりのお気に入りの方法を見つけて、生活に活かして頂ければと幸いです。

研究と日常のバランス

研究とプライベートの切り替え方法

私は研究をするときは、答えや期限が明確になっている場合にプライベートの予定は一切入れません。例えば、論文の締め切りや論文を読んでまとめる用や授業の前までに資料を整理する場合などです。世の中の賢い人たちはプライベートを維持しつつ研究も成功させる人もいますが、私は優秀ではないので、完全に切り替えるしか方法がないのです。

つまり何が書きたいのかというと、明確に切り替えているのではなく、単純に自分の意思が弱いだけで、自分の意思で切り替えているわけではないということです。そういう切り替え方もありだと思います。

リフレッシュやストレス解消の方法

私はアニメやドラマを一気に見ることで心の平穏を保っています。とくにお気に入りの作品は、聞く段階まで視聴する事が多いです。聞く段階とは具体的に解説すると、アニメやドラマを初めて見るときは「タネがどう」や「この部分の台詞いいな」、「この展開でこうなるのか」など内容自体に視点が向くと思います。しかし、何度か作品を見ていると展開や台詞は当然暗記してしまい、画や台本はほぼ覚えてしまいます。次の段階として聞く段階があります。この段階は作画や声から状況をより深く想像したり、作者や声優さんの考えを新しく認識できる事がたまにあります。お気に入りのアーティストが書いた音楽を繰り返し聞いているうちに、聞かなくても脳内で音楽と映像が流れて、それに合わせて喜怒哀楽の感情が発生するイメージです。
ただ、これを人に言うと「怖い」とか否定的な意見が多かったので、もし実践する方がいた場合には、実践していることを口には出さない方がいいです。

自宅研究における時間管理

さて、自宅研究において時間管理の話はある程度書いてしまいましたので、再度書き直します。ポモドーロ法を使いタスクを管理する方法が私には合っていましたが、人によって異なるので自分に合った方法を見つけると良いと思います。

また、時間管理という観点からは異なるかもしれませんが、休憩時間に筋トレすることで体のリズムを整えています。筋トレは筋力や持久力に応じてメニューや強度を変化させることができます。短時間でできることとして、腕立て伏せやスクワットなどがあります。多くの運動不足の人はテレビやネットで運動不足系のコンテンツを目にした時に「やらなきゃな」と口にするだけだと思います。休憩時間の2分や3分程度なら誰でもできるので、あとはやるかやらないかです。

話がそれました。時間の管理は仕事を進める上で必要な技能ですが、他人に迷惑さえ掛けなければ割と自由度が高い項目でもあるので、仕事をすぐに終わらせて溜め込まないという選択肢もあります。ぜひ自分に合っている方法を探して、自分なりに時間を管理してみてください。

まとめ

自宅研究はリモートワーク時代においてますます重要になっています。快適な作業環境を整備し、適切な家具や機器を使用することで、効率的に研究を進めることができます。また、研究に役立つツールやテクニックを活用し、コミュニケーションツールを駆使することで、自宅研究をより有意義なものにすることが可能です。

しかし、自宅研究にはデメリットも存在します。そのため、デメリットを軽減する方法を探ることが大切です。また、研究と日常のバランスを保ち、研究とプライベートの切り替え方法を見つけることで、ストレスを軽減しリフレッシュすることができます。自宅研究における時間管理も重要な要素のひとつであり、効率的な研究を行うためには十分に留意する必要があります。

本記事で紹介した要素を取り入れることで、自宅研究の質を向上させることができます。自分にとって最適な環境を整え、効率的かつ有意義な自宅研究を実現しましょう。リモートワーク時代の研究者にとって、自宅研究は今後も重要な位置を占めることでしょう。

編集ログ(v4)

完成する前に部分的に書けたところから公開するのが良いかと思い、途中の過程も公開することにしました。

v1 - 2023.04.29
v2 - 2023.04.30
v3 - 2023.05.01
v4 - 2023.05.02

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