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楽しみはタスクの後に

楽しみを少し後にして、やるべきことをやる、これってできそうでなかなかできないことですね。

でも私はこの方法をよく使います。私の工夫は1つだけ。

タスクの直後には楽しみが!

楽しみが先であればあるほど、結局楽しみを優先してしまうのではないでしょうか?まだまだ先だと考えると、そんなに待てない、もういいかという感情が湧いてきます。

時間や将来に対する感覚はその人やその状況によってさまざまですが、それでも、次というのは比較的近い、想像しやすい未来ではないでしょうか?

そこまでだったらいいかなと楽しみに待てる、あるいは、我慢できる、範囲に入る方が多いかと思います。

すぐ先の未来なら我慢できる

タスク1つだけがポイントです。

1つだけなら、できるかもと思えてきませんか?これだけやったら好きなことができる、それなら何とかできそうな気持になれます。

「これだけやったら、大好きなゲームをするぞ!」という感じですね。

この基準はもちろん人それぞれでOKです。30分はタスクに取り組めるという方は30分頑張りましょう、1時間でも、その日の仕事が終わった後でも、そして、1分だけ!という方も1分だけ取り組みましょう。ポイントは必ず取り組むことです。

タスクをチェックする基準はゆるくてOK

ゼロより1を目指しましょう。

なので、最低限だけ、タスクにチェックが付くだけでOKと決めて取りかかります。それがたとえ10秒でもOKです。

時間も内容も問いません、自分の中でとりあえずOKと思えたらそれで十分です。

ただし、毎日継続します。ほんの少しでも毎日続けていると、ある日、もう少し取り組んでみようかなとか、そのタスクにもう少し向き合おうという時がやってきたりします。その時まで少しずつだけ進めておきます。

Tips2つ

もう少しだけ私の工夫をお伝えします。タスクの直後のお楽しみでもなかなか取りかかるのが難しいと思う方、ちょっと集中力が切れたなという時にもおすすめです。

声に出す
声に出すことも有効です。

「この仕事が終わったら、大好きなドラマを観る!」

こんな感じで、声に出すという簡単なことですが、意外に効果的です。

誘惑の物をいったん視界から離す
やるべきこと/やりたいことを邪魔する誘惑するさまざまなもの、メール、SNS、ゲーム、本、テレビ、心配事、スマホなどなど

これらの物をいったん目にみえるところから離します。それだけでまずは取りかかろうという準備が整い、取りかかることができます。

なかなか難しいという方は、これらの方法も併せてお試しください。

本当の満足は何か

やりたくない(けど重要な)タスクにチェックが付くこと、何日も放置しているタスクに取りかかれることは満足につながると考えています。

楽しいこと、好きなことだけやっていては、結局いつかは「やらなければいけないことがたくさん残っている」という状況になったり、「結局今日もやれなかった、私はダメだ」という自己否定をしてしまったり、「明日もできなかったらどうしよう」というような不安を生み出したりします。

重要なタスクに取りかかることは、1日の満足度もあがり、そしてタスクも消化できている。

もちろん、途中でやっぱり不要だと思われたらタスクの削除も行いましょう。それができるのも取りかかっているからこそです。

楽しいこと、やりたいことはタスクにしなくてもできます。そういう楽しみをほんの少し先送りすることで、その日1日の満足度があがりますので、ぜひお試しください。

分かっていることですよね、なぜ私たちがいつも正しい選択をできないかを知りたい方はこちらの記事もどうぞ。

『実践行動経済学』から聡明な選択ができない状況と対策を学ぶ

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