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野菜の再生能力ってすごい!

みなさん、こんにちは、家庭菜園研究家の廣瀬です。無農薬、無肥料で野菜作りをしています。今回は野菜の再生能力はホントにすごいという話を投稿します。家庭菜園をされている方は、例えばトマトの脇芽からトマトを増やせることをご存知の方も多いと思いますが、アブラナ科の葉物や結球野菜の再生能力もすごいんです。

枯れちゃった? いえいえ、これからです

キャベツは多数の品種があり通年栽培できます。私は夏の終わりから秋の初めに種まきして初冬に収穫するものと、春の初めに種まきして初夏に収穫する2パタンでキャベツを作っています。年内に収穫したキャベツの下の部分を放置した写真が次です。

キャベツ冬の間

野鳥にやられないようにネットを被せています。ネットの下にある収穫後の茎の部分は、ほとんど枯れているように見えますが、春になるとそこから脇芽が伸びてきます。次の写真が伸び始めた脇芽です。

キャベツ脇芽

この時点で収穫して食べられます。もう少し待つと、もっと茂り、花芽を伸ばして白い花を咲かせます。運が良いと花芽が伸びる前に再び小さなキャベツが収穫できることもあります。再び結球しやすい品種があるかもしれませんが、そこまでは研究できていません。

白菜も再生します

次の写真は収穫後の白菜の根元から、春になり脇芽が伸び始めた様子です。このように白菜も再生します。白菜は再結球はしません。葉が出た後に花芽が伸びます。その花芽がまた美味しいです。

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菜の花は「無限菜花」になり食べ放題!

菜の花は特に丈夫で、収穫しても次々に新たな花芽を伸ばします。次の写真は真ん中の花芽を収穫して数日後に、もう次の花芽を付けた様子です。3~4月、摘んでも摘んでも食べ放題になり、この時期は無限菜の花と言っても過言ではありません(笑

菜の花

花芽を食べる記事を以前、投稿していますので、ご興味のある方は読んで頂けると嬉しいです。

でも片づけないと次のシーズンの野菜を植え付けられないよね、、、

そうなんです、この見出しの通り、菜園スペースは限られますから、前シーズンの野菜をいつまでも残しておくわけはいきませんよね。私は幸運にも、ある程度、広い土地で野菜作りができていますが、それでも場所が足りないと思うこともあります。本格的に野菜作りを始めて間もない頃は、どこに何を植え付けると効率が良いか判らず、手当たり次第に種まきしたり植え付けていました。続けるうちに、だんだんと次のシーズンのことも考えた野菜作りができるようになりましたが、そこはやはりある程度の経験が必要と思います。この野菜は生育にこれくらいのスペースが必要、この時期に伸びて収穫はこの期間で、という知識は実体験しないと判りませんので。

とはいえ菜園スペースの有効活用のヒントはあります。家庭菜園雑誌にはよくその記事が載っています。今はネットの時代ですから検索すれば自分にあったスペース活用法が見つかるかもしれません。また私も狭小スペースでの野菜作りの研究もしており、過去に記事を投稿していますので、どなたかのご参考になればとリンクしておきます。

今回も最後まで読んで頂いて、ありがとうございました。


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