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3分間の贈り物

私は音楽が好きだ。
同年代の中でも割りと聞いている方だと思うし、音楽のことを考えたり意識している時間は長いと思う。また、そんな時間が楽しい。
(街中で鳴っている音やテレビ番組のBGM等々、生活の中に「音楽」は溢れている!)

なにより悔しいのが、一生のうちにこの世のすべての音楽を聴くことができないこと。
恐らくすべての「ジャンル」も聴き尽くすことができないだろう。
日本に限らず、世界中で絶えず音楽は生まれ続け、ヒットチャートに乗るものも、ひっそりとコアなファンに聴き継がれるものまで有象無象。
ある人は流行歌を追いかけ、ある人は「私だけしか知らない」未来のロックスターやポップスターに心をときめかせる。
私もかつて、「私だけしか知らない」音楽やバンドを見つけるのが好きだった。

私はずっと、私に贈られる、私だけの曲があればいいのにと思っていた。

最近ある人が私に贈ってくれた、3分ちょっとの美しい曲。

この先、彼がこの世に名を残すような作曲家になったとして、この曲の意味は私と彼しか知らない。

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