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結婚するとかしないとか

20代も後半に差し掛かり、30歳が目前にもなると「ご結婚は?」などと聞かれることも増えてくるらしい。
更に結婚をしていると「お子さんは?」などと聞かれるらしい。
らしい、というのは私は幸運にもこんな不躾なことを聞かれたことがないから。

まさに「余計なお世話だ」としか言いようがない質問!

結婚するもしないも自由なのだ、と心の底から思う。
でも、結婚を経験した上で「今後結婚はしない」と決断するのと、結婚の経験がないままに「結婚はしない」と決断するのは全く違う。

結婚はしてみないと分からない。ある種の適性みたいなものが無いと結婚生活は継続出来ないのでは?と一度の結婚生活を経て思う。
対人スキルでもなく、生活スキルでもなく、また、別の。私にはその適性が無かった。

恋人としていくら長い年月を過ごしても、夫婦として家族を形成していくのは、また別物なのだと思っている。
法的な書類一枚の世界ではあるけれど、ここには大きく深い河が横たわっている。

色々と考えてはみたが、きっと今後も恋人は私の人生に存在するけれど、夫が存在することは無いと思う。

早い話、「結婚」という約束事を完遂できる自信がないのだ。

それは不貞を犯してしまうとかそう言ったことでは無くて。
私の人生に深く関わったことで、いたずらに相手を傷付けてしまう恐怖、というのが正しいのかもしれない。

もう、きっと誰かと婚姻届を出すことはないけれど、誰かと家族になりたいと思う。

本当は子供も欲しい。きっと産まれたら「愛おしい」と思う気持ちくらいは持ち合わせていると思う。
でも、日本のスタンダードを考えると、結婚をして子供を産むのが良さそうだとも思う。

スタンダード?誰が決めた??

現在でも、結婚をし、子供を産むことがスタンダードな家族像ではあるけれど、今はいろんな家族の形が存在し、法的な書類が無くたって家族になれる。

幸せのかたちは人の数だけ存在していい。
私はもっと、自由になりたい。

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