2期生卒業note~新たなリーダーシップとの出会いと気持ちを大切にする力~
みなさん、こんにちは😸
本日は2期生卒業note第4弾の投稿となります️📝
今回の筆者はあやねさんです!
舘野ゼミで学習する前の経験も踏まえて、どのようなことを3年間学んできて、そして変化していったのかついて書いてくださいました。
こんにちは!舘野ゼミ2期生の山本綾音です!
ついに大学4年も修了し、卒業式を迎えました。。。
未だに信じられませんし、とっても寂しいです😢
今回は私の大学人生を振り返りながら舘野ゼミで培ったこと、これから舘野ゼミに入る仲間たちに伝えたいことをここでまとめていきたいと思います!
自分のリーダーシップスタイル(LS)を見失う大学1年
企業から与えられるテーマに沿ったビジネスプランを4、5人のグループに分かれて考え、それをコンテスト形式で発表する「BL0」という授業に私は大学1年生の頃夢中になっていました。
小学生からダンスを習い、多種多様な人と相談し合いながら作品を作ったり、高校で学校祭のリーダーなどを務めていた私は自信満々で(笑)
「私が仲間をまとめて、絶対に賞を取る!」と意気込んでいました。
しかし、どれだけ頑張っても私が期待するような動きを周りはしてくれず、上手くチームをまとめることが出来ませんでした。
それどころか徐々に、やる気に満ち溢れている自分が浮いているように感じてしまい、「私の存在が、チームがまとまるのを妨害しているのではないか?」とまで考えるようになってしまいました。
今考えれば、必ずしも他のメンバーがBL0最優先じゃないにも関わらず、深夜ミーティングを強要したり、膨大な量のタスクを振ったり、、
本当に強引なリーダーシップ発揮をしてしまったなと反省しています。
が!こうやってプラン作りに本気になって、自分のリミッターを外して大暴れして、失敗するのは学生の内にしか出来ないし、いい経験と学びだったなとも思います。
プレイフルリーダーシップに出会う大学2年
BL0が終わっても私の気持ちは晴れず、「なぜ上手く仲間をまとめられなかったのか?」「モチベーションに差がある中でも、どうすればチームとしてまとまることが出来るのか?」と、あれこれ考えていました。
そんな中でBL0担当教員であった舘野先生のオープンゼミがあるということで参加をしてみました。
音楽を使って自己開示をしたり、可愛いイラストが描かれたカードを使いながら自分の価値観を理解するワークをしたり。
夢中になっているうちに学びを得たり、成長出来てしまう「PLAYFUL」な体験をしました。
さらに、周りが楽しめるような環境を作ったり、自分の楽しむ姿で周りを巻き込む「Playful Leadership」を発揮できる人材を舘野ゼミでは育成していると聞き、「このゼミでならBL0のように強引ではなく、自分も仲間もハッピーに出来るリーダーシップ発揮の仕方を学べるのではないか」と思い、入ることを決意しました。
ゼミに入ってからは、プレイフルの考え方を学べる書籍を読んで基礎知識を会得したり、リーダーシップをアニメキャラクターを使って学ぶワークショップを作成して開催したりしました。
また、他の人の作品を体験したりすることもでき、とても充実した時間を過ごしました。
舘野ゼミで学んだこと
このように、BL0以降「あの時、自分はどんなリーダーシップを発揮すべきだったのか?」と頭を悩ませる日々でしたが、舘野ゼミで学んでいくうちに段々自分に足りなかったことが見えてきました。
仲間や環境のせいにせず、「自分に何が出来るか」を考える
特にBL0のグループワーク中は
「指示を出したのに、チームメイトがタスクをこなしてくれない」
「周りのやる気がないから私のチームは上手くいかないんだ」
などと、何もかも「相手のせい」や「環境のせい」にしてしまっていました。
そうやって自分の価値観を押し付けていては誰も協力してくれないし、相手や環境のせいと諦めてしまっては改善策を打つこともできません。
そのため、考え方を変えて
「周りがタスクをこなしたくなる指示はどんな指示の出し方だろうか?」
「やる気を思わず出したくなる環境ってどんな環境だろうか?その環境を作るために自分には何が出来るだろうか?」
と問題を自分事に置き換えることが重要だと気付きました。
これが一方的ではなく、周囲を巻き込みながらリーダーシップを発揮することに繋がると考えています。
真面目でありつつも「遊び心」を忘れない
これまでお伝えしたように、私はBL0で「絶対に賞を取る!」と決め、周りが眠たそうにしていても、長時間のミーティングを行っていました。
また、ミーティング中の雑談も時間の無駄だと感じ、指摘することもありました(笑)
このように、「休んでいる暇があるならアイディアを考えるべき」「ミーティング中は無駄話をするべきではない」などと、
「べきべきルール」で自分も仲間もきつく縛り付けていました。
しかし舘野ゼミで「遊びながら学ぶ」という体験をしてからは、「~すべき」という価値観がどんどん崩れていきました。
そもそも、遊びと学びは対極的であり、混ぜるべきではないと考えてしまいがちです。
しかし、遊びながら学ぶと、モチベーションが向上し、より成長することが出来ます。
例えば、「レゴの高積みワーク」です。
4、5人のグループに分かれてどのグループが一番高くレゴを積めるかを競い合うのですが、1回戦と2回戦の間には「どうすればもっと高く積めるか」を相談する、振り返りの時間があります。
ここではある意味、チームとして不足している点や改善策を考えるミーティングを開いているのと同じことをしています。
けれども、「レゴ」というカラフルで視覚的にワクワクする道具を使ったり、「ゲーム性」を取り入れたりすることで、ワークに取り組む人が気付かないうちに夢中になり、本気で試行錯誤するようになるのです。
一生懸命になってしまうほど「~すべき」というルールで自分や仲間を苦しめてしまうことがよくあります。
そんな時、「遊び心」を加えてみるのが大切です。
例えば大自然を眺めながら仕事をしてみたり、好きなお菓子や飲み物を持ち寄りながら議論をしてみたりします。
そうすると、これまで思いつかなかったアイディアがパッと湧いてきたり、お菓子や飲み物のお陰で気分が高揚して話し合いが弾んだり、新しいインスピレーションを受けたりすることが出来るかもしれません。
周りの目ではなく、自分の「好き」や「やりたい」の気持ちをモチベーションの源泉にする
これはBL0のエピソードとは関係ないのですが、ぜひシェアさせてください^^
私は常に正解を追ってきたように感じます。
学校のテストでは何と答えれば正解なのか、友達に対してどう接するのが正解なのか、どんな子供でいれば正解なのか。
こう考える人は私以外にも沢山いると思います。
でも舘野ゼミには正解がありません。
自分たちで作りたいゼミを目指し、やってみたい研究に挑戦します。
初めて自分の作りたいものを作ったのは、「マインドセット」について学習したSS7のスライドだったと思います。
なぜこんなに鮮明に覚えているかというと、「とっても楽しかった」からです。
上手くいかないことがあっても努力し続ければ必ず成長できるという考え方が、何度死んでもゴールに向かうスーパマリオのように思えて、マリオモチーフのスライドを作りました。
今までは何でもかんでも「正解は何だろう」と考えてしまいがちでした。
しかし、舘野ゼミで自分の「好き」を見つけてみたり、実際にその「好き」にまつわる作品を作ってみたりすることで、自分の個性を表現することが出来るようになりました。
そして、他者起点ではなく、自分起点の行動を起こせるようになり、人生がこれまで以上に楽しくなりました。
「相手のため」と考えて動くことは大切ですし、時にはやらなきゃいけないこともあります。その際、相手の反応や評価を気にすると、いつか心が苦しくなってきます。よって、自分の好きなことと結び付けてみたり、本当に自分がやりたいことに挑戦してみたりします。そうすると、今までどよーんとした景色だったとしても、ぱっと明るく見えてくることがあると思います^^ここからは「未来の舘野ゼミ生」と「2期生」へメッセージを送りたいと思います💓
これからの舘野ゼミ生へ
「自分のアイディアは面白いと信じ、自由な創造性を発揮していってください!これからの舘野ゼミを宜しくお願いします!!」
これまで記したように、舘野ゼミというかこの世界には正解がないし、誰一人として同じ人はいません!
自分で理想を掲げて創り上げていく必要があり、それが個性だと思っています。
周囲がとてつもなく輝いて見えて羨ましくなったり、自分が持つ力を疑ってしまうこともあると思います。
でも、自分が自分の一番の味方であって下さい!
そして、自由に、皆が持つ個性をどんどん発揮していって、世界をもっと幸せにしていってください🌸
2期生へ
どんな時も、私を受け入れてくれてありがとう!
2期生の考えを聞いたり、作品をみたりするたびに、新しい発見があって楽しかった!
そしてとっても優秀な2期生はマルチタスクで忙しくしてたり、Youtube・留学とか本当に色んな挑戦をしてて、皆を見ると「私ももっと頑張ろう!」って刺激された!
大尊敬だし、心から感謝の気持ちでいっぱいです!
舘野ゼミ2期生 山本綾音