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奇跡の田舎 神山町 ①

おはようございます。
株主総会をようやく終えた、とあるスタートアップから上場した社長さんと飲みながら「挑戦こそ人生だ」で意気投合しておりました武内和久です(^^)。

徳島県の神山町という全国的に注目されている場所があります。
【奇跡の田舎】や【地方創生の聖地】などと形容される素晴らしいところです。

神山町は、急激な勢いで過疎化が進み、このままでは限界集落へとなることが予想される田舎町でした。
一方で、高速インターネットの環境が整備されていました。そこに着目して、大逆襲がスタートされたのです。

IT企業は、極端に言えば、パソコン1台あれば仕事が出来るので、広大な用地や設備が必要ないから、移動してきやすいからです。
しかし、それだけではありません。

例えば、情報を扱う番組制作会社が支店を開設しています。
この会社は、東京に本社があるのですが、もしも東京で大災害が起きて、情報発信が出来ないときの第二拠点としてITインフラの整備に積極的な神山町を選んだようです。

他にも生産者と消費者を繋ぐ農業系の会社や、高齢者への配食サービスを行う会社、広告代理店デザイン会社、知財を管理する会社など、多岐にわたっています。

これらは、神山町が整備してきた通信ネットワークの充実化と、豊かな自然、ウエルカムな行政と町の人々に魅せられて、集まってきたのです。

現在も、神山町にオフィスを構えたいと、東京のみならず、様々な土地から人々が見学に来ているようです。

また、外部からの人の流入だけでなく、多くの地元の人がそこで雇用され、従来よりの住民だけでなく
働き場所がないから出ていかざるを得なかった若者がどんどん戻ってきており、町自体が元気になっているとのことです。

と、ここまでは、全国的に同じような取り組みをしている所は少なくありません。
では、なぜ、神山町は、【奇跡の田舎】と呼ばれるまでの成功をおさめたのでしょうか?
(つづく)



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