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さあ入門だ!〜みんな見られるTOKYO JAZZ ONLINE FES

みなさん、どうも。BIGHIGHです。弊社が毎年運営に携わらせていただいているイベントのひとつに、国内最大級のジャズフェスティバル「TOKYO JAZZ FESTIVAL」というイベントがあります。例年は8月の最終週に行われているのですが、今年はオリンピックの影響もあり5月開催の予定でした。が、やはりコロナの影響で、開催中止となってしまいました…でも、ただじゃ終わりません!なんと、オンラインフェスとして、なんと誰でも、無料で、YOUTUBEで見ることができるという、なんとも太っ腹な、びっくり大仰天なイベントとして、もうすぐ開催されるのです!!

でも、JAZZってどんな音楽か説明できますか?ちょっとこじゃれた今時のラーメン屋とか、ホテルのラウンジとかそんなところで流れているくらいの知識しかないワタシ。音楽に特にこだわりがなく、大衆に好かれるものPOPSこそ正義・王道というこだわりも音楽性もわからない知識もないワタシが、自分なりに説明したいと思います。

JAZZってなあに?

イベントのお仕事をするとき、ハービー・ハンコックやらチック・コリアやら、日野皓正さんも、小曽根真さんも、上原ひろみさんも知らず、JAZZがなにかもわかってなかった自分(いまもイマイチだけど)。POPやROCKやCLASSICという音楽性をあらわすジャンルの1つとしてJAZZがあると思っていたのですが、いまいちつかみづらい。で、初心者のワタシから、参考になるのが3つあげてみます。まずはジャズのアウトラインを知るには…

「サルでもわかる!」と書いているだけあって、分かりやすい。なんと分かりやすいことか。すごいかいつまんでまとめると、

「スウィングとアドリブ。特有のノリ。」がジャズ

それ、どうゆうこと?そもそも興味ないって方には、こちらがよいかも。BLUE GIANT。漫画という形で読めば、興味を喚起のきっかけになるかも。

ブルージャイアント

あらすじ
主人公はバスケ部に所属する宮本 大。
中学の時、友人に連れられて見に行ったジャズの生演奏に心打たれた。
その後、たった独りでただがむしゃらにテナーサックスの練習をはじめる。
ダンクシュートを打つ身長も、ジャンプ力もない。
身体には限界がある。
でも音にはきっと………
楽譜は読めず、スタンダードナンバーも知らない。
ただひたすら真っ直ぐ突き進んでいく。
「絶対にオレは世界一のジャズプレイヤーに、なる」。
雨の日も猛暑の日も毎日毎日サックスを吹く。
初めてのステージで客に怒鳴られても。
それでも大はめちゃくちゃに、全力で吹く。
「僕好きだな、君の音」。
ものすごくめちゃくちゃな演奏。
でも、人を惹きつける力が大の音にはある。
激しく変わる。激しく成長する。
ジャズに魅せられた少年が世界一のジャズプレーヤーを志す物語。

有名な漫画ですが、JAZZを知らなくても、そんなものに興味はなくても、読めばきっと魂が震えます。ソウルが熱くなります!なぜかって?なんていうか、音が聞こえるんです。幻聴じゃなく。音は空気の振動というけど、コマの迫力に魂が震えて、それが振動となって脳内に音が流れるような感覚。年をとって涙腺がゆるゆるだとしても、全然知らないジャズという音楽を漫画で表現されて、まさか涙するとは思いませんでした。大人になってから読んだ漫画でオススメするならTOP3には入りそうな感じです。

いやいや、漫画とか絵とか文章とかじゃわからないよ、って方にはこれ。
H ZETTRIO(エイチゼットリオ)!この、ノリ。ピアノの軽やかさ。音が跳ねる感じ。たった4分、たったの4分ちょっとです。聴いてみてください!

これ、どこかで聴いたことありませんか?リオデジャネイロオリンピック閉会式で流れた「安部マリオ」の映像で使われていた曲なんです。H ZETTRIOは、TOKYO JAZZ ONLINE FESにも出るんですよ!ほかにも、たくさんいい曲があって、実はテレビやCMでもよく流れています。この人たち、しびれる曲いっぱいあるのですが、もうひとつだけ。アーティストとコラボレーションしてつくられたPS4のCMがあったのですが…公式は削除されていたので、海外にあがっていたリンクをば。


JAZZの魅力

仕事でJAZZに関わることになったときに、大学でジャズ研究会だった、それはそれは熱い想いをもった人物に色々なお店に連れていってもらって、

「ハービーは…ふぁヶFじゃふぁ;(←理解できてない)」とか、

「やっぱりルイ・アームストロングは…と亜jfアあp:赤m(←覚えてない)」
などと教えてもらってそのほとんどは忘却の彼方だったりするのですが、強烈に印象に残っているのは、「JAZZでセッションで、それは会話なんだ」という言葉。いかにもジャズな言葉じゃないですか!これ。

で、その年のTOKYO JAZZで、上原ひろみとミシェル・カミロのピアノデュオ演奏をステージの袖で、聴いたのですが…聴いたというより、強制的に心をつかまれて聴かせられた感じだったんです。ピアノの音が生きているというか、生命力に満ち溢れていて、音楽のことをよくわからない自分だけど、その二人のセッションは、飛び跳ねる魂ぶつかり合いのような…なんというか、生々しい迫力に圧倒されて、「もはや会話なんて生易しいものじゃないな、ジャズおそるべし」と思ったことを覚えております。その時は、これぞジャズの魅力なんて思ったりしました。

せっかく無料だし!

と、いっちょ前に書いてはみたものの、音楽のことはよくわからない自分。感じ方は人それぞれだし、理解していても、していなくても、なんとなく聴いて楽しむことができればよいのではないでしょうか?でもでも、メンバーも豪華なんですよ!POPSしか知らないワタシでも知っている…ドラマ「コンフィデンスマンJP」や「カルテット」なんかの音楽を手掛けたfox capture planや、ジュピターの平原綾香、若き天才ドラマー川口千里ちゃん(ここだけちゃん付けですみません。そのほうが「若さ」が伝わるかなと。)、もちろんH ZETTRIOも、上原ひろみ、あれ?ミシェルカミロも!というか、ジャズ界の重鎮たちもたくさん!下の画像をクリックすると、ストリーミングが行われる公式チャンネルへリンクします。

FireShot Capture 001 - TOKYO JAZZ +plus LIVE STREAM 第4弾出演アーティスト決定! – TOKYO JAZZ +plus_ - tokyo-jazz.com

今日のまとめと感想

最初に書きましたが、コロナの影響でリアルなイベントは中止となり、当社としてのお仕事はなくなってしまいました。でも、こうして形を変えてイベントが継続して行われるには、ご出演くださるアーティストのみなさんもそうですが、携わる関係者にも並々ならぬご尽力があったことは、想像に難くありません。

こうしてnoteに書くことで、本当に微力ではございますが、少しでも力となれたらと思い、記事にしました。

みなさん、今週末は、ちょっとよいお酒を買って、素晴らしいジャズを聴きながら心と身体を揺らす人、Swingmanに入門してみませんか?(BIGHIGH)

[2020.5.22.16:00更新]
出演日別のラインナップのリリース情報解禁となりました!ダウンロードできるようにしました。僕は、5/23(土)かなあ。やはり、これだけの出演者がいることもあり(著作権が煩雑そうだから)見逃し配信などはないっぽいです!ぜひ、ライブ配信で!


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