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初恋のためにつけた自信|feat. ザッキー`s 成功のもとストーリー

はい!BIGHIGHです!みなさん、初恋はいつですか?甘酸っぱい思い出ありますか??

さて、約1週間に渡り、メンバーが書いてくれた「〇〇は成功のもとストーリー」みなさん読んでいただけたでしょうか?おかげさまで、ビュー数もよく、ささやかにこのnoteを営んでいるうちのなかでは、ささやかな好評をいただいた記事になりました。

それぞれの記事を読んで、思い出すことや思うことを、みなさんがまたそれぞれの記事を読むきっかけになればと思い書いてみることにします!

読んでない方はもとの記事を読んでいただいたほうがお楽しみいただけますよ!

さて、わたくしがここから綴るお話は、原稿用紙5枚分くらい…誰しも経験があるはずの初恋の話です。

初恋のためにつけた自信
|feat.This is Me by ザッキー

自虐で身を削った3年生(前回の記事参照:コンプレックスを笑いにできる?できない?|feat. バンビ)から、4年生になり、ボクは担任は、23歳のこだま先生に変わった。

若くて、ハツラツとしていて、かわいげのある女性の先生だ。

「耳が大きいので、謎の宇宙人って呼ばれてまーす。特技はほっぺが伸びることでーす!」

何度も繰り返した自虐の自己紹介をすると、

「えぇ、先生はその耳カッコイイと思うよ。おさるさんっぽくて可愛くもあるし。だから宇宙人じゃなくて、あだ名は…BIGHIGHだから、おおちゃんにしよう!おおちゃん、ほっぺ触らせて!」

若いお姉さん(先生だけど)に、
カッコイイ、可愛いと一気に褒められ、ほっぺを触られて、イチコロで先生を好きになっていた。がっつり初恋だ。

で、

好きになってもらうために…

ほかの子より、気に入られたい!

と思ったけど、
宇宙人のボクには自信がなかった。
取り立てて秀でた、自分が誇れる特徴がなかったからだ。
ほかの子より、気に入られるには、ほかの子より頑張って目立つしかない!

こだま先生に褒めてもらえるように勉強をした。毎日毎日ノートにたくさん自己学習をして先生に提出した。親が、そんなに勉強してどうするんだ?と心配したほどだ。

進研ゼミを「真剣ゼミ」にしたら、効果が出ることを実感した。

スポーツは、みんなが嫌がる朝のマラソンを頑張るようにした。誰よりも手を抜かず、全力で。近くの公園で走り、苦手な鉄棒を練習し、砂場でバク転の練習をする。

マラソンは走れば走るほど早くなることを知った。

図工は、とにかく絵がうまくなりたくて、漫画を写しまくった。見よう見まねで。

育ち盛りのおかげか、
ボクはどんどん勉強もスポーツもよくなっていった。

絵は少しだけうまくなった。

こだま先生は、いつも

「すごいね!」
「頑張ったね!」
「やるじゃん!」

満面の笑顔でボクのほっぺたをグニュグニュしながら、
たくさん、たくさん褒めてくれた。
嬉しくなったボクは、また頑張れた。
こうして、中の上だったボクは、上の上まであがった。3学期は、オール5を取るという目標をたてそれを達成した。

こだま先生は、産休の先生に代わる臨時教師だった。

だから、オール5の成績表をもらう日がお別れの日だった。

ボクは、少しだけ上達した絵で大好きな漫画家の鳥山明イラスト集をみながら孫悟空の絵を描いた。そこに、そのときできた精一杯の気持ちをこめて、

「先生のおかげで頑張ることができました。先生大好きです。よかったらお手紙ください。ありがとうございました。」の言葉を書いてみた。住所とともに。たくさんの勇気を振り絞って書いてみた。

終業式のあと、みんなに囲まれる先生に、卒業証書みたいにくるくるに丸めた絵を渡した。ボクは、どんな風に渡していいのか分からなかったのと、緊張がすごかったこともあり、うまく感情表現ができず、きっとそっけない態度だったかもしれない。

こだま先生は、
涙でぐちゃぐちゃになりながら、ボクのほっぺをグニュグニュにして、

「先生も大好きだよ!絶対、手紙も出すね!」

と言ってくれた。









もちろん、手紙はこなかった。



恋は、自分を変えてくれる、キッカケをくれる。
でも、恋が実るかどうかは、変わった自分ではなく、相手の問題だ。自分のせいではない。

悲しい夜を越えて立ち直っては、
好きな誰かのために頑張って
それが成功したことも、
失敗したこともあったけど、

パワーやキッカケをもらえて
精いっぱい、全力で、頑張った自分がいるなら、
自身を自信に変えて胸を張ればいい。

ザッキーのストーリーを読んで、
青春(と書いて、あのころと読む)を思い出した。

そして、恋のために頑張って、
成長してきた自分にいつも誇りを持っていた。

仕事は、ちょっとだけ違う。
成功しようが失敗しようが、会社がありそこにいる限りはお金がもらえる。だから、頑張るのは当たり前。

恋愛のように、相手の気持ちのように、
結果の分からない、対価の確定しないことに頑張ることを久しくしていないことが少し寂しい。

もうおっさんだからね。
最近老眼が。
ちょっと中年太りで。

なんていう自虐ではなく、ボクは、やっぱり頑張りたい。
そして胸をはっていいたいな。

鏡をみたときに、

Is this Me?

ではなく、

This is Me!と!!!!

あと、大好きな妻と子どもにもね。(BIGHIGH)


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