失敗を成長の糧に|ひとり暮らしの栽培日記③
こんにちは。せれーのです。
9月に入って10日ほど経ちますが、まだまだ暑い日が続いていますね。
とはいえ、日が落ちるのが早くなったり、朝晩に肌寒さを感じたり・・・。
少しずつ秋の訪れを感じたりもします。
秋といえば「○○の秋」とも言いますし、なにか楽しめる秋にしたいなー、と漠然と模索中です。
ということで!
今回は秋を迎える前に、私のなかで夏の一番の思い出(取り組み?)となった、栽培日記を締めくくりたいと思います。
さきに結論からいいます。
残念ながら栽培失敗しました。
悲しい結果になりましたが、どんなふうに失敗したのか、得たものとは、ということを書いていきます。
①、②もありますので、ぜひご覧ください!
”しそ”作り、はじめました|ひとり暮らしの栽培日記①
成長に毎日わくわく|ひとり暮らしの栽培日記②
*・*・*・*・*
【8/12|栽培32日目】成長に差が。
間引きをして、成長をうながしてきた、しそたち。
もともと育ち頭の1つはありましたが、数日前より成長に差が感じられるようになってきました。
1つだけぐんと伸びているのに、他の子たちは成長の勢いがイマイチ。
不安を感じ始めました。
*・*・*・*・*
【8/16|栽培36日目】元気がない?
成長の差を感じてから数日後。
その間に葉っぱがぶつかり過ぎてしまうこともあり、さらに数本、間引きを行いました。
しかしながら、そこからグッと変わることはなく、葉っぱの色も沈んできて、元気のない様子になってきました。
*・*・*・*・*
【8/19|栽培39日目】葉っぱに異変が・・・!!!
さらに数日。
元気のなさそうな様子の葉っぱたちを観察していると、葉っぱに異変を発見。
葉っぱの端が茶色くなっていました。
慌てて原因を調べました。
水のあげすぎ、暑さによる根の傷み、日中の水やりによる根の傷みなどなど、原因はいろいろあるようですが、葉っぱが茶色くなるのは根がキーポイントのようでした。
参照:家庭菜園インフォパーク「シソの葉が茶色くしおれて元気がない。枯れる前のシソ栽培のコツ」
これを参考に3つの改善をはかりました。
1.毎日は水をあげない
かわいくてかわいくて仕方なかったしそたち。
植物には水が大切!という勝手な認識で、毎日毎日水をあげていました。
しかし、どうやら問題だったよう。
植物を長年愛でている友人にも話すと、「少し葉が萎れたかな?っていうくらいまで水やりしなくても大丈夫だよ!」と言われました。
良かれと思って間違ったやり方をしていたことを反省。
葉っぱや土の様子を見ながら、水やりをすることにしました。
2.水やりの時間を朝から夜に
毎朝、起きてすぐに水やりをしていたのですが、もしかしたらこれも原因の1つと考えました。
8月の東京は毎日最高気温35度越え。
朝にあげている水は、きっと日中蒸し風呂のように熱くなって、根を傷めていたのではないか・・・。
そう考え、夜の水やりに変更しました。
3 窓から少し離す
直射日光の当たらない風通しの良いところで育てる、と購入した際の説明書に書いてあったため、レースカーテン越しで窓際へ。
扇風機を毎日まわす。部屋の扉は閉め切らない。
などなど、1Kの部屋で出来うることをしていました。
それでも、この猛暑続き。
もしかしたらしそたちにはレースカーテン越しでも日当たりが良すぎたのかもしれない。
そこで、窓からの距離を離すことにしました。
こうして、イキイキとした姿を取り戻してもらうため、見守り続けました。
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【8/26|栽培46日目】回復は難しい?でも、期待したい・・・!
環境や水やりを変えて約1週間。
想いも虚しく、茶色に枯れた葉っぱは回復しません。
しかしながら、少し変化が。
枯れた葉っぱの上にもう1節が出ようとしていました。
まだ生きようと頑張ってくれている!しそは強い子。
その信じて、もう一度新たな葉を生やしてくれることを願って世話をし続けました。
*・*・*・*・*
【9/5|栽培56日目】楽しいひと夏をありがとう。
今まで以上に水やりや日当たりを意識しながら育てた10日間。
希望の葉が開くことはありませんでした。
茎も変色し始めたため、ついにさようならをすることにしました。
約2ヶ月同じ空間で過ごしてきたしそたちに感謝しながら、手放しました。
*・*・*・*・*
失敗は成長の糧に
日々の成長で、毎日を楽しませてくれたしそたち。
食べられるくらいまで大きくしてあげることはできなかったけれど、ひと夏を一緒に過ごすことができて、感謝です。
今回の一番の失敗は、「植物」への勝手なイメージだけで世話をしたこと。
どんなに大切に想っていても、正しい知識を持ち、相手(植物)のことを理解して育てなければ、良い成長はできないということを学びました。
一見当たり前のようなことですが、体験として身に沁みました。
そして、そう感じた時、これは決して植物に対してだけではないとも強く感じました。
次は失敗しないように。
この経験を活かしてもう一度、トライしたいと思います!
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