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わたしの魔法のことば。|〇〇は成功のもとストーリー

〇〇は成功のもとストーリー。

このテーマにそって自分のストーリーを語る事になりました。

でも正直、自分の人生を振り返っても、
これが“成功のもと”と言えるようなストーリーは正直ありません・・・。

できれば小学生3年生あたりからやり直したいというのが本音です。(笑)

でも、悔やんでも仕方ない。

みんな平等に時間が与えられて、死に向かって生きています。

この与えられた時間をどう使うか、どう生かすかは自分次第なんですよね。

そんないきなりネガティブ全開なネクラなわたしが絞りだして過去を振り返ってみる事にします。

** * * * **

20代前半のわたし。in静岡

「やりたい事」、「将来の夢」、
そんな事何も考えていませんでした。

向上心はなく、自己肯定感も低い。
どうせわたしなんかダメというネガティブ人間。(ネガティブ2回目)

でもとりあえず生活をするためにお金は稼ごう!
という事で、
昼間はアパレル。夜は飲食店で働いていました。

若かったのもあり?1日15時間労働。(笑)

働く事は好きだったので昼夜ほぼ休みなしでも全然疲れませんでした。

思い返してみると、何のとりえもない自分が嫌で、
目標や夢がない自分が惨めで、
心の隙間を埋めるためにも働いていたんだと思います。

同年代よりは稼いでいたと思うけど、
パーっと使っていて本当にどうしようもない生活をしていました。

そんな中、衝撃的な出来事がありました。

アパレルのテナントが入っている駅ビルが老朽化で取り壊されることになったのです。

地元で唯一のショッピングセンターで
小学生の頃からお買い物はここへ行くのが定番。

はじめてアクセサリーを買ったのもここ。

高校の頃はプリクラを撮ったり、
おいしいパスタ屋で食事をしたり、
いろいろな思い出がつまった場所でした。

(小さなころから親しみがある場所が取り壊されてしまう・・・。)
(正直寂しいな。。。)
(駅前の商店街もどんどんシャッター街になっていく・・・。)

(地元にいるよりも、東京に出れば仕事もたくさんあるんだろうな。)
(もっと楽しいんだろうな。。。)

と漠然としたフワッとした考えのまま仕事も決まっていないのに上京を決意したのでした。

上京したわたし。

向上心はなくても行動力はあったのですぐに仕事を見つけました。

またまた昼夜バイト生活の始まりです。

昼は渋谷駅前の輸入雑貨の販売、
夜は道玄坂上の会員制ダイニングバー。

静岡から上京したわたしにとって憧れの渋谷で働き、
刺激的なとても充実した東京ライフを送っていました。

趣味のライブも行きまくり!

ーーー楽しかったな。若いっていいな。

20代半ばのわたし。

年齢的にそろそろこのままでいいのか疑問を持ちつつも楽しい生活続行中。

そんな中、輸入雑貨屋はお店を閉める事になってしまい、
「そろそろ安定した昼間派遣の事務でも探そうかな~。」
と派遣の仕事を探しはじめる事で本題のストーリーがやっと動き出します。(前置き長すぎますね)

紹介予定派遣で薦めていただいた面接でいきなり正社員採用していただき、基本的に向上心がないわたしは本当は正社員で働く気はなかったけれど、これもご縁かと思い働き始めました。

就職先はゴルフ業界。

事務希望でしたが旗艦店として新しくオープンしたばかりのインドアゴルフスクールのレセプションに配属されました。

もともと接客業をしてきたのでまあいっか~。という軽い気持ちのまま、
ゴルフっておじさんのスポーツというイメージの興味ゼロの状態でスタートしました。

正社員として働きはじめましたが、相変わらず仕事に対して
「生活を成り立たせるため」としての目的しかなく、
そのためだけに仕事をしていました。

仕事をしているというよりこなす毎日。

代り映えのない毎日の中、仕事上のスキルは自然に上がっていきましたが、人間としては何も成長せず、ダラダラとした日々を過ごしていました。

その働き方に対して何も疑問に思っていませんでした。

向上心はなくてもある程度の耐性力と継続力は持ち合わせていたようで、
勤務年数は増えていき、気づけば役職を与えられるようになりました。
中間管理職のような立場。

役職が与えられたことで自分の判断でできる事が増え、仕事の幅も広がり、責任を与えられたことにより求められるレベルも上がってききます。

平凡に仕事をこなしていた日々が少しずつ変わってきます。

立場が変わった事でわたしの中で不思議と向上心が芽生え始めました。

その頃、人事異動があり、本社から新しい店長、中途採用の40代男性が2名入り、新体制でスタートしました。

その中の40代男性1名(かなりキャラ濃いめ)の方に目を付けられ、
今思うと本当にあり得ない、理不尽な事ばかり言われました。
(以下、理不尽さん)

基本舐められやすいわたし。
いろいろ言いやすかったんでしょう。

例えば・・・

・この会社はバカばっかりだからバカのレベルに合わせなければいけない。
・底辺ばっかりで嫌になっちゃう。
・君のやっていることは仕事じゃなくて作業だよ。
 ↑これは合っていたかも・・・でも「君」って・・・
・結婚したら専業主婦のタイプだね。
 ↑うるさい!!
・年齢も考えて早く子ども生んだほうが良いよ。
 ↑完全OUT!!!

ほかにもたくさんありますが割愛、、、
思い出すだけでイライラ。。。。。。

新店長は、威圧的な「察しろ」「気を使え」、タイプの人で頼れず。

そんな店長と理不尽さんに挟まれわたしの労働意欲は奪われていきました。

ほかのスタッフとの関係は良好で、二人の間に挟まれて日々攻撃(口撃)されているわたしを守ってくれていたので何とか持ちこたえていました。

ある日、レッスンプロからこんな言葉を言われました。

「変わりたいと思ってる?そう思ってるなら教えてあげる。」

そのレッスンプロはゴルフ練習場の支配人を経験したり、人生何周目?と言われるくらい人生経験豊富な方。
(ゴルゴ13に似ているため以下、ゴルゴさん)

その時のわたしは「お説教かな、、、めんどくさいな。」
と心の中で毒づきながらも、とりあえず
「教えてください」と言ってみました。

するとゴルゴさんは言いました。

「変化・進化・成長」だよ。意味は自分で考えな。」

どういうこと???

全く意味が分からない言葉、その意味を自分なりに考えてみました。

まずは言葉の意味を調べてみました。

「変化」ある状態・位置から、他の状態・位置に代わる事。
「進化」生物の形質が世代を経る中で変化していく現象のこと。
「成長」育って成熟すること。

意味は自分で考えな。
の言葉通り、自分で考え、わたしがいきついた解釈は、

「変化」今の自分から変化する。変化を受け入れる。
「進化」自分の殻を破る。レベルアップさせる。
「成長」さらに自分の領域を広げる。継続し、育ち続ける。

捉え方は人それぞれで、同義語じゃん。という感じですよね。

ふつうはこういう助言を受けずに、日々仕事を前向きに頑張っている人たちにとっては当たり前というか、え?何いまさら?と思うと思います。

それでも今までダラダラ仕事をこなしてきただけのわたしにとっては衝撃でした。

「今のわたしを変えたい。環境を変えたい。」

と心のどこかで思っていたからこそ
このゴルゴさんからの言葉について真剣に考え、
仕事に対してしっかり考える”キッカケ”になったのだと思います。

「今のわたしに足りないのはこの言葉だ!」

と魔法にかかったかのようにガラッと変わっていきました。

まず自分自身の仕事に対する意識を改め、
具体的にどうしていくのがいいのか考え、頭の中を整理しました。

・年齢歴にこのままではいけない。
 (理不尽さんの言葉の影響もあり)
・効率を求め仕事をしよう。
・今やっていることは必ず自分のためになる。
・まず、自分で考えて行動する。
・上手くいく事を考えてやったほうがいい。
・マイナスに考えるよりポジティブに考えて発言したほうがいい。
・楽しく仕事をしよう!

忘れないように携帯のメモに入れて見返す事からはじめました。

そして、メモの事を少しずつ少しずつ実行していくようにしました。

そうするとスタッフやお客様との関係も自然と良くなっていき、
今までよりも深く関わる事ができるようになり、
みんなから求められ、頼られるようになっていきました。

「求められる、頼られるってうれしい!!!」

”こなしていた”はずの仕事がどんどん楽しくなっていきました。

仕事の中に楽しみを見つける。
楽しんで仕事をするために努力をする。

最終的にわたしは仕事に対して
”ワクワク感”が大事だと気付きました。

自分がワクワクするのはもちろん、
関わる人みんなもワクワクするような仕事をしたいと思っています。

ゴルゴさんはわたしが変わりたいと思っていることに気づき、
変わる”キッカケ”を与えてくれました。

いつも「元気か?」と声をかけてくれて、
「誘拐されるなよ。(笑)」といつも心配してくれて
東京のお父さんのような存在です。
また、時には厳しくいろいろ教えていただき、
何事も”自分で考える”ということを教わりました。

ゴルゴさんとの出会いはもちろんですが、
理不尽さんや威圧的店長がいなかったらきっと仕事に対して悩まなかったし、そんな辛い状況の中での言葉だったからこそとても響いたんだと思います。

店長にはいつもは一方的に言われっ放しでしたが、その言われたことばに対して考え、自分の気持ちを伝えるようにしたら関係が変わっていきました。
わたしを成長させたかったからあえてそういう態度をとっていたと後で知りました。
今では良好な関係で二人で飲みに行く仲にまでなり、色々と勉強させていただき尊敬しています。

理不尽さんはいろいろな事件を起こし、気づけばいなくなっていました。(笑)

わたしに助言をしてくれたゴルゴさんは独立をして自分のスクールをオープンされました。

一緒に働いていたほかの仲間たちは今はみんなバラバラですが、近況報告しあいながら仲良くやっています。

2020年のわたし。

転職して半年が経ちました。
あっというまの半年でした。

コロナが猛威を振るい、世の中が一気に変わりました。

これからは「あたらしい生活様式」で
オフィスをなくして完全リモートになる会社があったり、
オンライン主体のイベント開催が当たり前になる時代になりそうです。

今まで携わってきたイベントも今後は違った形式での開催になっていく事も充分考えられます。

時代は常に「変化」していきます。

「変化」を受け入れるのは難しい?

やっぱり人はそんなにすぐには変わらない?

「変化」を受け入れようとしたとき、
わたしの中の抵抗勢力が現れようとしてきます。

そんな自分の中でブレを感じるとき、
ダメな自分に戻りそうなとき
心の中でつぶやきます。

「変化・進化・成長」

そうすると不思議と私の中のブレを正してくれます。

我に返るという表現が合っているのかな?
いや、でも違う・・・
言葉では表せない不思議な感じ。。。

もはや意味はそこまで関係ない呪文のような魔法のことば。

この”魔法のことば”に出会えた事が
わたしを変えてくれる”キッカケ”となりました。

何とか絞り出したわたしのストーリー。

「成功のもとストーリー
とはやっぱりまだ言えませんが、
「成功のもとストーリー」
とはいえるんじゃないかな・・・。

さいごに

”キッカケ”がないと人はなかなか変われないと思います。

そんな”キッカケ”に気づかせてくれる
わたしにとっての”魔法のことば”にどれだけ出会えるか・・・
これが成功のもとへの鍵なんじゃないかな。

なのでこのわたしのストーリーは、
“「魔法のことば」は成功のもと?ストーリー”
としたいと思います。

これからもいろいろな”キッカケ”に出会い、
「○○は成功のもとストーリー!」
と自信をもって言えるように
わたしのストーリーを増やしていきたいです。

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