20052024

日本を離れて気付いたこと、日本の祝祭日の多さ。

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日本の国民の祝日は年間15日。 これは世界的にみても多い方で、ドイツの法律で定められた祝日は9日(日曜日に当たる祝日も含めると11日)、フランスは10日、英国は8日である。 祝日の日数だけを見ると、日本の方が欧州諸国より多いが、有給休暇の日数は欧州諸国の方が多いため、全体の休暇日数は逆転する。サマータイムとドイツの祝日 -
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オーストラリア全土共通の祝日なんて年間7日。
エリザベス女王逝去で急遽できた祝日を喜んでいたくらい。

ゴールデンウィークほどではないけれど、5月のドイツは祝日が多い。
5月1日 Tag der Arbeit メーデー
5月9日 Christi Himmelfahrt キリスト昇天祭
5月19日 Pfingstsonntag 聖霊降臨祭
5月20日 Pfingstmontag 聖霊降臨祭月曜日
この4日間はドイツ全土で祝日。ドイツの日曜日と祝祭日は、仕事も学校も飲食店もお店も観光もすべてお休み。

ということで今週末は3連休のはずが、慣らし保育2週目の子が早速何か持って帰ってきてくれて、パパ、子、私がダウン。妊婦のママと犬は元気。1週目から黄色い鼻水垂れてて嫌な予感はしていた…

日本で最後に寝込んだのなんて2018年のインフルエンザなのに、オーストラリア1週目で胃腸炎、2週目でコロナ(両方ホストファミリーから貰った)ドイツに来てからも3-4か月に1回は起き上がれなくなるレベルの風邪をホストファミリーから貰っている。日本とはウイルスが違うのか、そもそも清潔不潔の感覚も日本と全然違うので、出来る限りの自衛はした上で、こりゃ不可避だわ…と真正面から子の咳や鼻水を浴びている。

ということで、ドイツで風邪をひいたときのアイテム3選。

①カモミールティー

Meßmer 1年で3箱目


ドイツの人が全幅の信頼を寄せるカモミールティー。これですべてが治ると思っている。真冬にパパが半袖裸足で震えながらカモミールティー飲んでた、それくらい「こいつが治してくれる」と思ってる。普通に美味しいので普段からがぶがぶ飲める。

②Salbei(セージ)ティー

こちらもハーブティー。殺菌効果のあるセージ。
浸出時間を守らないと、とても渋い味になる(経験者)

ホストファミリーはミントやセージの葉と生姜を買ってきて、自分でお茶を作る。急須に入れてお湯注ぐだけ。

https://bad-heilbrunner.de/?gad_source=1&gclid=Cj0KCQjw6auyBhDzARIsALIo6v881UM0SOpDLk6Xrc2agYtxpwV5-KVhmzJhOX606ztrdqq18xWtJhQaAsnEEALw_wcB

ハーブティー大国ドイツ、部位別や症状別にいろんなハーブティーがある。どれだけ効いているかはよくわからないけれど、試すのは楽しい。

③チキンスープ


ドイツで風邪といえばチキンスープ。ドイツ料理の中ではマイルドな部類だけれど、日本人にしてみれば十分濃い。瓶詰や缶詰、お湯と混ぜるタイプの粉末など色々ある。もちろん手作りも可。チキンも野菜もごろごろ入っているので滋養には良さそう。

おまけ
Erkältungs Balsam

日本でも売っているヴェポラップ、メンソレータム、あたりのお友達。

首から肩にかけて塗るとスッと鼻の通りが良くなる、鼻炎持ちの心強い味方。良い意味で持続性はあまりないので、子どもを抱っこする時も気にならない。

ヨーロッパ生活は冷えと乾燥との戦い、とにかく血の巡りが悪い。
靴下を履いて、湯たんぽを抱いて、ハーブティーを飲んで、それでも手足と顔の色は悪い。乾燥で手足も粉っぽくて痒い。顎関節症からくる頭痛や肩こりもあり、噛み癖による咬筋の腫れもあり、三十路を超えるといろいろメンテナンスが要る... 

日本から持ってきたアセトアミノフェンもそろそろ底を尽きそう。
オーストラリアで処方された爆弾(薬剤師の友人曰く爆弾)(パラセタモール500㎎+イブプロフェン150㎎)も残り僅か、ドイツで買ったイブプロフェン400㎎の大粒を半分に割ってちびちび飲む。アセトアミノフェン150㎎で十分効く身体なので。今調べて初めて知ったけど、オージーが大好きなパラセタモールとアセトアミノフェン(カロナール)って同じものだったのね(仮にも看護師免許を持っているとは思えない知識量)

上から日本、豪、独のくすり


システム的な理由でドイツでは日本ほど気軽に病院にかかれないので、各自「この症状にはこのハーブティー」「生姜は身体を温める効果があるので摂るといい」とか知識をつけているのは素敵だなと思う。自分で出来ることをしてみて、それでも治らなかったら病院や薬を頼る。日本はすぐ病院、すぐ薬、を求める傾向があるので、その点はドイツの居心地が良い。

おまけに自然が大好きなこちらの人は「体調が悪い時こそ、緑の中を歩いて新鮮な空気を吸おう!それが身体に良い!」と思っているので、体調が悪い時こそ散歩を奨励する。コロナでロックダウンの時なんてさぞ大変だったに違いない(もちろん家の中どころか半径5㎞の自然の中を歩いていたらしい)

風邪をひいても食欲だけはあるので、買ったままだったミルクライスなる米を炊いてみた。ドイツでは五分粥~七分粥くらいの柔らかさで炊いて甘いソースやチョコレートをかけたスイーツとして売られているミルクライス。200gほど洗って、適当な水とお鍋で炊いてみたら、硬さも良い感じになった。これはリピートしよう。具がないので、たまごとごま、梅チューブで食べた。

嵩増しにキヌアを入れてみたら香ばしくていい感じ。

連日ソファで寝落ちしてしまって首まで痛い。
元気になって、明日からまた頑張らねば。

以上、風邪っぴき記録でした。


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