旅ノートのお供(万年筆とインク)の話【きまま日記34】
こんにちは、にしうらです。
原稿作業の合間に過去の作品のデータ整理をしていたら、昨年5月に作ったグッズ(シール)のおまけに入れていたペーパーのデータが出てきました。完売してからしばらく経つので、イラストコラムのページをこちらにアップしておきます。
同人誌『旅ノートのススメ』のこぼれ話的な文章なので、本と合わせて読むとより楽しんでもらえるかと思います。
ここから下は万年筆やインク関連の近況です。
万年筆
万年筆ですが、今も変わらずシュナイダーの406を使っています。自分に合いすぎて、万年筆はずーっとこれしか使っていません。(昔ながらのかっこいい万年筆にも憧れはありますが、ガサツな自分はうっかり壊したり無くしたりするのが恐ろしくて手が出せない…)
万年筆の中ではお手頃な値段なのと、結構丈夫(何回か落としているけどまだ壊れてない)なので万年筆初心者の方にもおすすめ。
自分は海外などの旅先でも使っています。
実際に持っていくまではカバンの中でのインク漏れなどが心配だったのですが、万年筆をジップロックに入れておけばもしインク漏れしても他の荷物が汚れることはないので安心!移動中のメモ書きはさっと取り出せるボールペン、ホテルでゆっくり旅ノートを書く時には万年筆、と使い分けして楽しんでいます。
一番インク漏れが心配なのは気圧の変化がある飛行機ですが、去年から10回位飛行機に乗ってみてインクが漏れていたのは1、2回程度です。ジップロックに入れて手荷物にして、ペン先が下にならないよう気をつければそこまで問題なかったです。
漏れても大体上の写真みたいにキャップの中で留まっているので、飛行機を降りた後に落ち着いた場所でティッシュかいらない布を当てながら慎重に開ければ大丈夫です。
下手すると座席を汚してしまうので、飛行機の中で万年筆を開けるのはなるべく止めた方が良いと思います…!
インク
インクはペーパーに書いたエルバンのヴィオレパンセも使いつつ、今メインで使っているのはプラチナのクラシックインクのセピアブラックです。
耐水性に優れているので、旅先から友人や家族に絵葉書を送る時にも使えるのがよいです。
自分はほぼこの二色しか使っていないので、シュナイダーの406を2本買って、1本にヴィオレパンセ、もう1本にセピアブラックを入れて使ってます。
自分の持っているインクはこの2本と、有隣堂の文房具バイヤー・岡﨑弘子さんがプロデュースした「ASSAM RED」のインクの計3本です。(youtubeの「有隣堂しか知らない世界」と岡崎さんのファンなので…)
インクはたくさんあっても使いきれないので、できるだけ増やさないようにしているのですが、エルバンのインクはラベルが可愛いし素敵な色が多いので(あと自分がフランス贔屓だから)ついつい他の色も欲しくなってしまいますね…。耐水性や耐光性が弱めで使い所を選ぶので、今のところヴィオレパンセ一色で我慢しているのですが。
先日新しく発売された、パリをテーマにした新コレクション「Paris カラーズ」がテーマも色も好みでかなり気になっています。
下二つの< パリ・メトロ >と<パリの屋根>が好きすぎる…!
ミニボトル買ってしまうかも。
ちなみにペーパーに書いた、エルバンのインクがセールで70%オフになっていたのは↓のクオバディスジャパンの公式オンラインショップです。
「アウトレット」のカテゴリーに30%オフや50%オフの商品が色々あります。エルバン以外にも、クレールフォンティーヌやロディアのノートやメモがタイミングによってはお得に購入できるのでおすすめです。
フランスの文具好きな方はよければ覗いてみてください。
それでは、また次の更新で。
2024.07.21
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