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好きを続ける強さ

私の母は今でも23歳の私に負けじと生き生きとして毎日を過ごしています。

物心ついたときから、家には色とりどりのドライフラワー、青々とした植物、そして気がつけば色や形の変わる花たちがあっちにもこっちにもありました。

そんな花が大好きな母だけど、数年前までは花には全く関係のない医療事務の仕事を十何年もしていました。

大学4年生だった去年の今頃、私は自分の進む道に疑問を持つようになっていました。自分がしたいことを仕事にするのか、それとも時間を作ってその範囲内で成り立たせるのか。何度考えても何日考えても答えは見つからなくて、でも早く決めないとどんどん考える時間に余裕がなくなっていく。

結局、私は一度今ある環境を真っ白にして、自分のしたいことを中心に考えることを選びました。

本当はお花屋さんで働きたかった母とは違う道。
全く真逆のように思えるこの2つの選択だけど、自分の好きを仕事にするのかしないのかなんて結局はどちらでもいいと思う。

母は長く続けた医療事務を辞めて、今はお花屋さんではないけれど、花に関わることに誇りを持って仕事をしている。

私の友達は大好きな演劇を学ぶためにスクールに入って稽古漬けの毎日を送ってる。

とっても素敵な作家さんは普段は事務のお仕事をしながら、空いた時間に大好きなアクセサリー作りに没頭して、とても生き生きしてる。

何を仕事にするのか、ではなくて自分の好きを続けること。

そして重要なのはその「好き」に充てる時間の多さではなくて、生活の大きな一部として大切にすること。

こう考えたらすごく頭の中がすっきりして心が軽くなって、もっと未来がワクワクして見えた。
「好き」のパワーは偉大で、人をきらきらさせる力を持ってる。

ワクワクを忘れない大人であり続けるために🕊

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