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2つの後悔とこれから

2021年は自分にとって大切なことを改めて意識したり、時間の有限さを感じたり、とにかく目の前のことに向き合おうとした年だった。

目まぐるしい日々だったけど、見たいこと、経験したいこと、やりたいことを後ろめたいと思わずに向き合った。

私は寝たら大抵のことは忘れる都合のいいタイプ。
だからあまり過去のことは引きずらないし、気持ちもすぐに切り替えられる。

でも、ある決断をしたことを2年以上経った今でもズルズルと引きずっている。これが1つめの後悔。

たまたま見つけたセブ島でのアートボランティア。村をアートで彩って、村の貧困問題を解決したり、村を盛り上げるプロジェクト。
見た瞬間ワクワクが止まらなくて、迷わず主催者の方に連絡をした。

ワクワクも束の間、我に返ると就活の雰囲気が漂った空間に戻る。ちょうどその時期は大学3年生の夏前で「就活とは」とか「インターンについて」とかそういう講義が重なる時期だった。みんなが就活を始める中、セブ島に行くことで遅れを取ってしまうのではないかと未知の世界であった「就活」を目の前に、不安になったのを覚えています。

結局、行くことを諦めて4年生が終わる頃に行こうと決めました。
でも、そのあとアートボランティアの募集を見ることはありませんでした。

1週間のアートボランティアに参加することで、恐れていた「就活」の未来は変わったかもしれないし、変わらなかったかもしれない。それは誰にも分からない。

活動の様子をSNSで確認しては、いけばよかったと後悔する日々。

結構人生で大きく後悔していることの1つ。


2つ目の後悔は、”やってみる”をやらなかったこと。

今でこそデザインの勉強をしているけれど、もっと早くから何で取り組まなかったの!と過去の自分に言いたいです。

紙のデザインが好きで、ファッションが好きで、空間デザインが好きで、パッケージのデザインに感動して、世の中のデザインに心が動かされて、だからデザインに関わる仕事に就きたかった。

でも、「つくる側」の視点は全くもって持ってなくて、専門の学校を出なくても自分で勉強できることを知らなかったし、知ろうともしなかった。

これが2つ目の後悔。

人生は選択の連続で、何気ない選択から、何日も悩む選択まで本当にたくさん。
選択をするとき、未来を想像してできるだけ安全に、そしてできるだけ自分にとってプラスになるような損得を考えて選択肢を選んでいる気がする。もちろんそれは間違っていないし、私もほとんどがそうであると思います。

でも、その行動の根源は後悔しない人生を送るためなのかなとも思います。
後悔しない人生の送り方は人それぞれだけど、
私が1回きりの人生をできるだけ後悔しないで送るためには、今回後悔したことを振り返って2つのことが重要かなと思います。

1つ目は、未来を勝手に決めつけず、ワクワクの心を持って行動をすること。
これは全てを感情で行動するのではなくて、ワクワクの気持ちを敏感にくみ取って選択肢にきちんと入れること。どうしても無理でも、そのワクワクを忘れないこと。時には(ここ強調)大きく道を逸れてもいい。

2つ目は、即行動。そしてちょっと大胆に移すこと。
思ったら行動に移す。思ったことは口に出したり、きちんとことばで伝える。抑えずにやりすぎかなくらいの心持ちがちょうどいいかもしれない。

思ったよりもできていないことの方が多いし、伝わらないことの方が多いから、ちょっと大げさに取り組んでみる。

↑とくに私はそれが大事!

2021年は反省?後悔を糧に走っている。
駆け抜けるにはまだまだ時間がかかるけど、しばらくはこれらを心の中心に置いておこうと思います。

ただ1つ言えるのは、どの選択肢も「間違い」はなくて、数年後に繋がっていたり、何かのパワーになったり(今の自分のように)するということ。

2022年も走るぞー!



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