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#留学269日目 旅はいつでも

今年最後のラボと授業が終わって、冬休みがスタート。今回の目的地は南フランスToulouse に住む友達のお家を訪ねること。そのあとは友達とさよならしてバルセロナに行く。

12月25日。クリスマスの早朝に飛行機に乗る奴なんてわたしだけだろうなぁと思っていたけれど、ルームメイトのティムくんも15分差のフライトを予約してて、一緒に行くことに。

ひさびさのフランクフルト空港。
彼氏が帰る時に来た以来だから3ヶ月ぶり。そして次に来るのは帰国の2ヶ月後なのかなぁとか思ったら涙が出そうになった。

相変わらずヨーロッパ間の移動は誰にもパスポートをチェックされない。スマホのQRコードのチケットをスキャンするだけで搭乗できる。こんなガバガバのセキュリティーで大丈夫なんだろうか。

目的地のToulouse空港まで2時間のフライト。飛行機って乗った瞬間に眠くなってしまう。いつも起きたらすでに空の上にいる。今回は気づいたら手のひらにチョコレートが置いてあった。CAさんありがとう。

無事に目的地到着。電車降りたあとみたいになーーーんにもまたセキュリティチェックがない。荷物チェックも何にもない。飛行機を降りてそのまま外に出られてびっくり。シェンゲン地区すごい。

そしてここからが旅のはじまり。
友達の家までは最短で空港から2時間。
バスに乗って市内に行って、そこから電車に乗っておうちの近くの駅まで行く作戦。


ところが英語が通じない。英語表記、英語アナウンスがどこにもない。市内に行きたいんだけどバス停どこ?って英語で聞いても?へ???って顔をされる始末。なんて素敵な旅の始まり。

そんでもってネットがつながんない。これはわかってたことだけどわたしのスマホはドイツの外ではネットがつながんない。Wi-Fiは空港から一歩外に出たらなくてなかなかワンダフル

なんとかToulouse中央駅まで行くバスを見つけて、市内に到着。ネットがないもんだから駅に行って券売機でチケットを購入。その日は25日のクリスマスの日曜日なのをすっかり忘れてて、次の電車はまさかの3時間半後。ワンダフルタイム。市内をぶらぶら散策。



Toulouseめちゃめちゃなめてた。
本当に美しい街。
フランスの街はいままでパリとストラスブールに行ったことがあったけれどぜんっぜん違う。

まず、空がめちゃめちゃ青い。こんなに青い空を見たのはひさびさ。クリスマスなのに気温は15℃。最高の天気。

そしてその青い空に赤レンガの建物がよく映える。クリスマスの日曜日のせいか、お店はほとんど閉まっていたけれど、静かで美しい街。大きな川に古橋。教会も赤れんが。途中で見つけたクリスマスマーケットではアリゴのお店にマカロンにカヌレにバケット。めちゃめちゃフランス。

とにかくどタイプの街過ぎて鼻歌を歌いながら歩いていたらあっという間に3時間経過。

merci!
Bonjour!
s'il vous plaît!

フランスに来る度にフランス語に魅了される。ディズニーとか映画の世界でしか聞いたことがない言葉が実在するのに感動する。フランスパンを持って歩いている人があまりにもたくさんいて毎回驚く。世界ってすごい。ほんとにすごい。

それから1時間半電車に揺られて見事に目的地の駅に到着。駅には友達家族みんなが揃って迎えに来てくれた。温かい家族。オードリーが優しくて楽しい人なのも納得の素敵なファミリー。

旅はいつでも新しい発見と少しのトラブル。そしてそれを乗り越えた自分をもっと好きになれる。

ひさびさのソロ旅楽しかったー!
オードリーファミリーとのお話はまた次の回に

オードリー家のねこちゃん

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