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#留学271日 一生分の

28日。オードリーのお家4日目。

この日は朝からオードリーの高校のある小さな街Albiにお出かけした。

モーニングにおすすめのところがあると、連れてきてもらったのはAlbiのバス停降りてすぐの小さなカフェ。

中に入るとお店にはたくさんのおじいさんおばあさん。おおこれはめちゃめちゃローカルな場所なのではないか。

そう思ったのも束の間。店員さんがやってきて、何を注文するか聞いてきた。メニューはどこにもない。もちろんフランス語。オードリーは慣れた感じでおすすめのモーニングを注文してくれた。めちゃめちゃローカル。確信。

出てきたのはパリパリのクロワッサンと、フランスパンとエスプレッソ。

フランスパンは縦半分にちぎってバターを塗って、その上に季節のジャムをのせて食べるのが正解らしい。どちらのパンもホームメイドらしく、パリパリ、中ふわふわで本当に美味しかった。しかも1人たった4ユーロ。毎日通いたい。


それからはゆっくり街を散策。
ToulouseもすごかったけれどAlbiも負けていない。どこか、イタリアのフローレンスを思い出させるような街並み。 

そしてAlbiのいちばんのお気に入りは教会。
青と金の内装が本当に美しくて、今まで見た教会とはぜんっぜん違った。お気に入りの教会。

そのあとはマルシェに連れて行ってもらってアリゴとバケットと生牡蠣とマカロンを購入。

パン屋さんに行った時にオードリが教えてくれたことで、とっても記憶に残ってるお話がある。フランスでは南フランスと北フランスでチョコクロワッサンの呼び方が違うらしい。南フランスではショコラティーヌ。北フランスではパンオショコラと呼ぶらしい。北と南でお互いのそのチョコクロワッサンの呼び方が嫌いらしく、同じチョコクロワッサンでもパンオショコラと書かれた札は3€で、ショコラティーヌと書かれた札は1€で売られていた。もう一回いうけれどどちらも全く同じチョコクロワッサン。郷に入っては郷に従えという奴だ。ちなみにパンオショコラのことをチョコクロワッサンとかチョコパンとかフランス人の前で言うと殺されるらしいので注意。


今日のタイトルの「一生分の」はチーズ。
冗談抜きでわたしはこのフランス滞在5日間で今までの22年間で食べたチーズ以上の量のチーズを食べた。フランスのチーズは美味しすぎる。罪が重い。

1日目の夜ご飯は大きなチーズプレートをいただき、

2日目の朝ごはんはまた違う種類のチーズプレート。そして夜ご飯はチーズフォンデュ。

3日目の朝ごはんもまた違うチーズプレートで、夜ご飯はチーズリゾートとラタトゥーユを作っていただいた。

そして4日目のこの日のお昼ご飯はこれまたオードリーのお気に入りのレストランでカマンベールチーズのサラダ。そしてマルシェで買ったアリゴをパクリ。

ワインも最高でした、、

最終日の朝もまた違うチーズプレートで、バルセロナまでの間に食べてねって作ってもらったお弁当にもこれまたチーズ。

ここは天国なのか。


そして「一生分のキス」
オードリーの家族は挨拶の時に両方のほっぺにキスをする。オードリーの家族だけじゃなくて、滞在中にあったオードリーのお友達、おじいちゃんおばあちゃんも全員。日本でもドイツでもその文化はないから最初はびっくりしたけれど、なんだか距離が近く感じるし、好きだなぁと思った。

5日間本当に素敵な滞在でした。
最終日はみんなに日本のカレーを作ってご馳走。喜んでくれて本当に嬉しかった。いつか日本に来てくれた時にはたくさんおもてなししたいなぁ。





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