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今日、思っていること。

SIZUKUの分析表に従って、制作順に曲を紹介していきたいと思います。
まずは1枚目のアルバム「Dreams」から、1曲目「今日、思っていること。」

※以前より公開していた音声記事を、テキストだけ別で投稿するスタイルに変更いたします。
音源はテキスト記事の最後に添付もしています。

●タイトル●
初っ端から19感が漂います。
題名がひらがなの文章で句読点がついているのって、絶対何かの影響を受けてるにちがいない。

完全に19だろうと思っていたのですが、19のヒット曲「あの紙ヒコーキくもり空わって」は1999年発売でした。
デビュー曲も98年12月発売なので、まだ19を知らない頃に作ったと思われます。

では何の影響か。
どうしても19の線を捨てられなかったわたしは、326のことを思い出しました。
19の作詞は当初326が担当していて、調べてみると326のデビューは19よりも前の1997年ということ。
これは大いに有り得ます。

わたしが326を知ったのはまさに13才頃、友人の家に遊びに行った時、部屋にポスターが貼ってあったのが出会いだったように思います。
「人生は、かけ算だ」からはじまる詩に惹かれ、わたしはそれから326の詩に夢中になりました。
その友人はたしか雑誌Zipper(2017年休刊)を読んでいて、調べたら当時326の連載があったようなので、話はつながります。

もうひとつ、最後の句点に関してはモーニング娘。のデビュー(1997年)も影響しているかもしれません。
そもそもそのデビューを見届けていたテレビ番組ASAYANでも、ナレーションの文字が赤い背景に句点入りでどどんとよく出ていた記憶。

他にも可能性は少し薄いですが、影響をうけているとしたら

・どんなときも。/槇原敬之(1991年)
・明日、春が来たら/松たか子(1997年)

あたりかなと思います。
それか今は思い浮かばないけれど、もしかしたら漫画のタイトルでそういうのがあったのかも。
SIZUKUはりぼんっ子だったようだけど、どうなのでしょう。

●歌詞●
タイトルの分析だけで時間がかかってしまいましたが、次は詞を見ていきましょう。

システム手帳のリフィルに全歌詞が綴じてあるのですが、これは、なつかしのミルキーペン・・・。
歌詞についてのコメントとしては、それぐらいですかね。
あとやっぱりこの曲は句点がキーポイントなのかな。

●音源●
前奏なくAメロがはじまります。
前奏なくサビはけっこう聴いたことあるけど、いきなりAメロは珍しい。
そして声が大きめなので気をつけてください。

Aメロのわりとすぐに、モーニング娘。恋のダンスサイト(2000年)曲中の「AI YAI YA〜」に似ている、というかほぼ同じメロディが一瞬あります。
そこだけで言うと、モーニング娘。の先駆けだったのかもしれません。そこだけ。

音楽は分析であがったアーティスト、どなたの面影もありません。
世に出ていない、誰も知らないSIZUKUの音楽(人はそれを素人ともいう)ですので、そのつもりで大らかな気持ちで聴いていただければと思います。

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