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檻の中

閉ざされた扉

目の前の鍵は、誰かが開けてくれる

見えない鍵は、自分しか開けられない

誰にも解けない

それは、自分に問いても説いても

ちっとも解けやしない

美しい言葉よ、どうか助けてくれないか

絡み付く鎖

矛先は自分に

もう十分檻の中で過ごした、飛び出したい

そんな想いも、君を目の前にすると隠れていく

嫌、苦しい、嫌、怖い

身体中に流れていく言葉

何一つ読めない

君の気持ちも読めない

この先のことも読めない

このままじっと待ってても何も変わらないことはわかっている

散っていく心

崩れていく心

パズルのピースも

平和のピースも足りない

ここで笑っていればいい？

応答はない

一人、孤独、ただ真っ直ぐな線

ここで繋がりたい、届いてほしい

教えてよ

鍵の開け方

助けてよ

美しい言葉

何度も座り込んだ

もがいて、もがいて、沈んだ

わたしの声は檻の中

一度も外には、

出られない。

結果が全てのこの世界

今日を必死で唱えた

溶かせばいい

解けないなら溶かせばいい

鎖も鍵も、溶けるのを待とう

だから綺麗な服を身に纏う

いつでも出ていけるように

これで楽になれる、いつか。

美しいまま、綺麗なまま、

小さな心で繰り返してる

今日も檻の中