短期債券の代わり
最近の状況だと全て株式で運用するのは微妙。だけど、短期債券の利回りはあまりにも低い。
ということで、今回は、「短期債券の代わり」について検討したことについて話していこうかと思います。
自分が求めていたものは、現金に近い性質を持ちつつ利子がつくものだったので、米国短期債券ETFを基準に話させていただきます。
いきなり結論から申し上げると、「米国短期債券ETF購入の代わりにステーブルコインのレンディングを行う」です。
理由としては、ステーブルコインは価格安定性が十分にあり、レンディングの利回りが非常に高いためです。
下記の図(緑色の線の部分)を見てもらえばわかると思うのですが、最近のTetherは非常に安定していますし、Binance USDは一貫して非常に安定しています。
この記事を書いている時点では、どちらもBinanceで期間指定なしの貸し出しを行った場合には、5.6%が推定年間利回りとなっています。
Binanceで期間指定の貸し出しを行った場合には、年利は8%になっています。
一方で、iシェアーズの米国短期債券ETFの分配金利回りは、0.75%です。
ステーブルコインの価格は十分に安定しており、利回りは非常に高い、といういいことばかりを述べてきましたが、ステーブルコインには問題もあります。
その問題とは、発行者の信頼性です。
Tetherに関しては、以前下記のような話が出ていました。現在、監査が行われているという話も自分は見つけられていないです。
一方で、Binance USDは、監査を受けています。
まとめると、「米国短期債券ETF購入の代わりにステーブルコインのレンディングを行う」をそのまま実行すると危険な面もあるので、最悪失っても良い額をステーブルコインのレンディングに回すのが良いかと思います。
特にTetherを使ってレンディングする場合にはある程度失う覚悟をしておいたほうが良いと思います。
Binance USDは監査されているため、ある程度は信頼できると思います。信用して突っ込むというのもありかもしれません。
自分は、Binance USDを多少買ってレンディングを行う予定です。
* 投資(あるいは投機)は自己責任です。
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