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夜中に考えてしまうこと_23歳の9月

初めて文章を書いてみたいと思った23歳の9月。
きっかけは私が大好きな弘中綾香さんのエッセイを読んだこと。

文章は人のために書いているのではない。自分のために書いているという
言葉が刺さり、私もなんだか文章として気持ちを吐き出したくなった。

9月の夜22時。
することはあるけれど、手をつける気になれなくてインスタを見ていた。
23歳社会人のみんなは、色んなタイプの大人に成長していることに気づく。
早くも子供を産んで人生の路線が決まっている人、垢抜けて自分の容姿をSNSで活用しだした人、仕事が忙しくてSNSにあまり現れなくなる人、
みんないろんな大人になっていく。

そんな中私はこれからの人生を諦めた大人になった。
学生時代、アイドルが好きだった私は何かとアイドルたちの年齢やデビューした年などを調べては、自分と比べることが多かった。
今の私の年齢で、あの売れっ子アイドルは既にデビューしていたのか、とか
私の今の年齢ではもうデビューできないな、とか
10年前に戻って死ぬほど努力すればアイドルになれたのかな、とか。

でもSNSを見て、
そもそも土俵にすら立てないよなと改めて感じる23歳9月。
芸能人になるには相応の美貌や骨格が必要。
芸術家になるためには才能や幼い頃からの鍛錬が必要。
やっぱりどうしても、生まれ持って選ばれし人間は存在する。

SNSは幻想の世界なのに、キラキラした人や物を見せられると、苦しいほどに現実を突きつけられている気持ちになる。

23歳の私は、80歳まで生きるとして、あと57年。
あと約60年も何をしたらいいんだろう。

世間的には若いかもしれない23歳。二十代前半。
でも2年もすれば25歳。世間的にも若いと言われなくなったら、
私には何が残るのだろうか。
不安で仕方がない。毎日が長いようで短くて、
でも、不安な時間はとんでもなく長くて人生が長すぎると感じてしまう。

こうやって私の黒い気持ちを吐き出したら、
不安も少しは減るんじゃないかと思い、
今日の吐き出しnoteを終わらせます。

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