![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/143451213/rectangle_large_type_2_416293deb32cf69aca53d7991cfba30e.jpeg?width=1200)
外食雑記 鮨・肴匠 くりや
概要
前回記事参照。
この日、外食の予定は無かったのですが、仕事も私事も忙しい日々が続きグッタリしながらスマホ見てたら偶然にもこちらが空いてるとの情報が。何かの縁と考え早速予約の電話。ただ如何せん急の外食だったので、困ったことに昼飯を普通に食べてしまっていました。しかもその日が日曜日だったため、普段より1時間早い17時スタート。僕は外食時は最大限美味しく食べたいので、しっかり空腹状態にしてから行く、故にその1つ前の食事は軽くつまむ程度にしているので、これは困った。というわけで10kmほどランニングしてから店に向かいました。
因みにこちらのお店は僕の大のお気に入りのため、「北海道帰ってきたからもういつでもここ来れるじゃん!」って思ってましたが、なんやかんや半年ほど期間が開いてしまった。愛知にいた時とそう変わらん頻度である。いつでも行ける状態になると却っていかなくなる現象 is 何。
料理内容
日本酒は写楽夏吟うすにごりがあったので、そちらをオーダー。フルーティで後味がスッキリしており、通常のものよりスイスイと飲み進めてしまう中々に危ないタイプでした。
![](https://assets.st-note.com/img/1717893788887-xotSkMUmbi.jpg?width=1200)
五島列島のクエに土佐酢のジュレ。ムッチリした身と上品な旨味、土佐酢のジュレで余韻は爽やか。
次に毛蟹が出たのですが写真撮り忘れ。旨味が凝縮されており酒が進む。
![](https://assets.st-note.com/img/1717893834308-YfhYAiTyjz.jpg?width=1200)
鰻の倶利伽羅。関東のフワフワとも関西のバリバリとも違う、ムッチリした食感。僕は鰻自体は大好きなのですが、圧倒的に関西贔屓なので、こっちに来てから食べなくなりましたね。どうしても同じような値段出して食べたいと思えなくて…。因みに愛知の鰻だと名駅から1km弱のところにある「しば福や」がオススメです。
![](https://assets.st-note.com/img/1717893913611-8r4itsjzSo.jpg?width=1200)
甘エビの昆布締め。こちらで頂くのは初めてかも。ねっとりと舌にまとわりつく食感と甘エビの甘味、昆布の旨味で実に美味しい。こちらには今までに何度か通ってるけど、初めて食べたな。
![](https://assets.st-note.com/img/1717893968214-2pyxoyDPD8.jpg?width=1200)
赤身。必要十分な調味と程よい酸味と旨味。正統派。
![](https://assets.st-note.com/img/1717894006762-bzE46BloGY.jpg?width=1200)
シマアジ。いい感じに脂が回っており美味しい。
![](https://assets.st-note.com/img/1717894037064-M6HiFfBIMK.jpg?width=1200)
コハダ。お、前回食べた時より酸味が強くキリッとした印象を受ける。
![](https://assets.st-note.com/img/1717894062529-PUyAiDaWCL.jpg?width=1200)
ニシン。トロリとした食感。大衆魚なのに今まで出てきたネタと張り合えるくらい美味しい。
![](https://assets.st-note.com/img/1717894083564-zZePR8xj1I.jpg?width=1200)
2杯目は作 和悦。なんか飲食店にだけ卸してるらしい。フルーティでスッキリと好みのタイプ。そもそも作は好きな日本酒の1つなので、当然と言えば当然。
![](https://assets.st-note.com/img/1717894106606-hhrL08mZ0Z.jpg?width=1200)
ジューシーなアスパラに、サックリと噛み切れる蛸の柔らか煮、そしてタラコのワサビ漬け。タラコのわさび漬けは初めて食べましたが美味しいですね。爽やかな辛さと香りで明太子の辛さより好きな方向性です。
![](https://assets.st-note.com/img/1717894132864-eLLt7zmGGE.jpg?width=1200)
出汁巻卵。これは普通に美味しい出汁巻といった感じ。
![](https://assets.st-note.com/img/1717894210014-Pz74ngX1AU.jpg?width=1200)
あん肝奈良漬、赤酢のソース。赤酢のソースはバルサミコみたいな風味と店主。口にすると確かにバルサミコっぽい。それも結構熟成されたタイプ。あん肝についても当然にコッテリとしてて美味しい。確か訪れたの5月なんですが、まだまだ脂乗ってますね。
![](https://assets.st-note.com/img/1717894231333-JneWHJymfm.jpg?width=1200)
ホタテを磯部焼きで。美味しいけれど半生くらいで止めてくれるタイプの方が僕は好きです。
![](https://assets.st-note.com/img/1717894270785-S2OZZFbH3h.jpg?width=1200)
蒸した鮑と肝のソース。余ったソースにはシャリを投入してリゾットに。これも必ず出てくる料理の1つなのですが、今回初めて「後でシャリ入れてリゾットにするんでソース残しといてくださいね」ということが事前に告知された。毎度シャリ投入前に全部食べちゃう人いるんだろうな。気持ちは分かる。
![](https://assets.st-note.com/img/1717894293363-9YRkpDxLVh.jpg?width=1200)
カズチー。旨味が強いものが続く幸せ。このお店は本当に自身の好みにマッチしてます。でもなあ、ゴ・エ・ミヨに掲載されたことないんだよなあ。雑誌とかにもあんまり取り上げられないし。好みなんて結局人によるというのは理解してるけどなんか悔しい。
![](https://assets.st-note.com/img/1717894319322-KBYzIpWj3v.jpg?width=1200)
いつもの。いつも通り最高。毎度飲んでるのに思わず目を瞑ってしまう。五臓六腑に染み渡る。食というのはイコール生命を頂いてるということを改めて意識させる味わいです。
![](https://assets.st-note.com/img/1717894351240-MxtihUQRaj.jpg?width=1200)
普段はここ中トロなのですが、今回は大トロでの提供。ぐおお、脂が強い、脂が旨い。舌でとろける。たまらん。シャリとのバランスという意味では中トロの方が綺麗ですが、インパクトはこちらに軍配。ゴチャゴチャ言ってるけどどっちも大好きだ。
![](https://assets.st-note.com/img/1717894373919-V4N0a71dpd.jpg?width=1200)
ボタンえび。しっかり火を通しているタイプ。美味しいけれど、僕は半生位の方が好きです。
![](https://assets.st-note.com/img/1717894394205-YlCPeW7yiw.jpg?width=1200)
ウニ軍艦。下に中トロが隠れており道楽的な味わい。こっちで中トロ使うから大トロだったのかな。当然に美味しいのですが、僕は貧乏性故に「勿体無い!別々に食べたい!」という思いになる。旨いんだけどね。もっと稼ぎが良かったら純粋に楽しめるんだろうなあ。
![](https://assets.st-note.com/img/1717894424794-ZNb87b8QkL.jpg?width=1200)
穴子。前回頂いた時は水分抜けててパサついていた印象でしたが、今回はしっとりしていて美味しかった。
ここで鯖シソ巻きが出たけど写真撮り忘れ。青魚特有の旨味とシソの爽やかさがマッチしていて美味しかった。
![](https://assets.st-note.com/img/1717894447363-DUMY2fBbDw.jpg?width=1200)
干瓢巻き。このネタもここで頂くのは初めてだ。
![](https://assets.st-note.com/img/1717894470554-iewvggR8dk.jpg?width=1200)
毛蟹のアラを使った味噌汁。ホッとする味わい。
![](https://assets.st-note.com/img/1717894491222-yDDXRsotmV.jpg?width=1200)
ラストは甘味代わりのの玉で〆。
感想
以上が18900円。
今回も大満足!満腹!大好き!空腹にするためにランニング行って良かった!
絶対値としては高いですが、実際この価格帯で満腹になれる鮨屋はなかなか無い。アクセスは悪いもののこの満足度に比べたらなんのその。
ご馳走様でした!また来ます!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?