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ボトルガムの場所

私には10年以上前から、夕食後にキシリトールガムを食べる習慣がある。
ボトルガムが切れた時、私にはある試練が訪れる。

それは、ボトルガムを売っている場所は往々にしてレジのすぐ近くにある、ということである。レジの近く以外に売り場が設けてある場所にほとんど出会ったことがない。

何が起きるか。
スーパーで買う際は、レジ横の棚にボトルガムの置いてある列を選ぶ必要がある。そして、よきタイミングでカゴに入れなければならないのだ。下手にガムを取ろうとすれば、割り込みや追い抜きをしたのではないかと、周囲の人にギョッとされてしまう。

では、ドラッグストアはどうか。なんとレジ棚の真下に配置されているのである!!つまり、ボトルガムがあるレジに確実に当たり、カゴを出すと同時におもむろに屈んでボトルガムを瞬時に選び、レジに出さなければいけないのだ。これは難易度が高い。
まず、自分の順番でボトルガムがあるレジが空く、という運要素がある。並びながらレジが空く法則を予測していても、のんびりとした動きのお年寄りや、レジで何やら店員に質問する方など様々な外的要因が絡むので、結果的に予測は無意味である。
そして、ボトルガムを瞬時に選ぶのも難しい。意外と種類が多く、値段もバラバラなので本当はじっくり選びたいのだが・・・

こんなワケで、未だにボトルガムの購入には一苦労である。そもそも、ボトルガムをレジ横に置くのは正解なのだろうか?
普通の個包装のガムであれば、レジ近くに置くのは分かる。レジ間際に置くことで、何となく手に取らせ、ついで買いを狙う作戦だろう。
しかし同じガムでもボトルガムは違う。一つ税込600~800円するものを、果たしてついで買いするだろうか?実際には他の理由があり、あの場所でも売れているのだろうか?個人的に、手に取っている人をほとんど見たことがないので、永遠の謎である。

なぜ今日この話をするか、それはボトルガムを切らしたからである。さて、明日は近所のドラッグストアで運だめしか・・・・・

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