見出し画像

未来への投資!FSSC22000認証とリバードリパブリックの新しいフードファクトリー誕生のきっかけ【前編】~リバードコーポレーション(株)CEOより~

 今回は、弊社フードファクトリーについてお話させていただきます。

 現在稼働している弊社フードファクトリーは2020年8月竣工致しました。我々規模の企業にとって、投資金額含めて正直オーバースペックであると方々から言われながらのNewファクトリープロジェクトスタートでしたが、そこに挑んだ大きな理由の一つは、「FSSC22000認証取得」の為でした。

 「FSSC22000」とは、「Food(食品) Safety(安全) System(システム) Certification(認証) 22000」の略であり、ISO22000をベースにより確実な食品安全管理を実践するための、マネジメントシステムに関する国際規格のことを指します。現在ではGFSI(Global Food Safety Initiative)によって、国際的ベンチマーク規格の一つとして承認されており、日本国内はもとより、世界各国に向けて食品の製造工場の安全管理を明確に示す国際基準でもあります。

 「FSSC 22000」 「ISO 22000」 「ISO 9001-HACCP」 各関係は下図のようになります。


「FSSC 22000」 「ISO 22000」 「ISO 9001-HACCP」 各関係図

 一般的にHACCPは安全に食品を製造するための方法論だと考えられています。この論理を規格化したものが各都道府県の自治体HACCPや業界HACCPであり、国際規格のISO22000や民間規格のFSSC22000等にあたります。食品安全を定義し実現するためのマネジメントシステムと言えばISO22000が一般的ですが、ISO22000では手洗いや設備の衛生面等の一般衛生管理を徹底的に管理されているとは言い難いといわれています。
その実現のために、ISO22000 にISO/TS22002シリーズを組み合わせることで、一般衛生管理の部分をより具体的にかつ厳格化されたシステムが、この「FSSC22000」です。

 長くなってしまったので、続きはまた次回に。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?