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2021飲んでよかったお茶を振り返る
師走とは言うものの、師でなくとも走っている感覚のある12月、いかがお過ごしでしょうか。
今回は、しばらく書いていなかった紅茶(+その他のお茶)について、久しぶりに筆をとりました。年の瀬ということで、そこかしこで「今年買ってよかったもの」や「ベストコスメ」を見かけるので、そのお茶バージョンをお送りします!
ルピシア:藤枝紅茶
和紅茶部門からはこちら!残念ながら廃番となってしまった商品です。
ルピシアの和紅茶の中でも、オンラインでしか販売されていなかった藤枝紅茶。ずっと気になっていたものの、なかなか機会がなく、ようやく買った直後に廃番の発表がありました…。買えてよかった、その思いがもちろん一番にあるのですが、同じくらいの強さで、もう買えない悲しさにもおそわれたものです。
華やかな香りでありながら、味は落ち着いているというか、浮遊感が強すぎない味なので、焼き菓子、ことバターの多いお菓子にぴったりでした。
シルバーポット:秋摘みダージリン(2019年シンブリ茶園)
お茶のストックと消費のバランスが崩れてしまって、長らく飲めていなかったお茶。わたしとしたことが、開封したのは期限が過ぎたあとでした…。
茶葉ってそう簡単に腐るものじゃないので、基本的に期限が長いんですよね。パッケージに記してはあるものの、それは厳密なボーダーを示すわけではなく「ベストな風味を保てる期間の目安」という感覚(※捉え方には個人差があります)。
というわけで、「過ぎちゃったけど開けよう、過ぎちゃったから早く飲み切ろう」と思って飲み始めました。
それがめちゃくちゃおいしくてびっくり。もっと早くに開けていれば!と思わずにいられませんが、飲みかけの茶葉がたくさんある状態では落ちついて味わえなかったと思うので、結果オーライということで。
ルピシア:名間金萱 軽焙煎
これは夏の福袋に入っていたティーバッグ。
台湾烏龍茶ってとってもおいしいのですが、茶葉が丸まっているためにひらくまで何度もお湯を注ぎ足して飲むことができ、ひとりではなかなか飲みきれないイメージがあります。だからティーバッグで10回分というサイズ感は、お手軽だなぁと思いました!
残念ながら単体での写真が残っていないのですが、福袋の中身を載せたときに、ちらっと写っています。
初めて使うときには、ティーバッグの狭いスペースで茶葉がちゃんとひらくのか?など不安もあったものの、そこはさすがに考えた上で製品化されていますよね、おいしく淹れられました。
ただ、6回目くらいですかね、マグカップにティーバッグを入れようとしてラベル(持ち手?カップの外に出す、ひもの先の部分)を剥がしたときに、ティーバッグ自体が破れてしまうというトラブルが発生。
破れるというより、継ぎ目から開いてしまったと言った方が正確かな。
ルピシアさんのティーバッグでそんなことは今までなかったし、紙製のバッグならまだしもナイロンメッシュ(強そう)なのに…としょんぼりしましたが、その茶葉をポットにうつして淹れてみたら、まあおいしいこと!
台湾烏龍本来の「何度も注ぎ足して飲む」味わい方もできました。やっぱりティーバッグじゃない方が、本領発揮してる感はあるなあと思い、残りの数回分は僭越ながらわざとティーバッグから茶葉を取り出して、ポットでの抽出に使わせていただきました。
定価で買ってたら、ティーバッグ分の料金を払っているわけなのでなかなかできないと思うんですけど、福袋で手に入れたからこそ贅沢に飲めたように思います。
今度から自分で買うなら、やっぱり、量が多くても茶葉にした方がよさそうだなあ。
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さて、以上3点、今年お気に入りだったお茶をご紹介しました。
来年のお茶予定としては、まずはニルギリの飲み比べ記事を書きたいと思っています!
それではまた。
七志野さんかく△
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