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コンロひとくちのキッチンで作る、お手軽ラーメンのススメ

「簡単」と「満足」が同時に叶う休日ランチの代名詞である麺類。ふたくちコンロのキッチンがある部屋に住んでいたころは、よく作っていたのですが、ひとくちの部屋に引っ越して以来、すっかり遠のいていました。

前提として、
・ここで言う麺類とは、主にパスタとラーメン
・パスタは乾麵から、ラーメンは生麵を、それぞれ鍋で茹でて作る派
です。電子レンジでパスタの調理ができる器具とかもね、あるのは知ってるんだけどね。

なお、このnoteにおいては、一口・二口と数える部分をひらがな表記に統一します。漢字だと、カタカナの「コンロ」とフォルムが似ていて紛らわしいためです。コンロ一口(こんろ・ひとくち)とか、こんろーろに見えて仕方ないんだわ。
このあたりは好みの問題だと思うので、「ひらがなの方がむしろ読みづらいだろうがよ」というかたには、予め謝っておきます。ごめんなさい。

さて、本題に戻りまして。

コンロがふたくちあれば、奥のコンロで麺を茹でながら、手前のコンロで具材やスープを調理することができて便利なのだけど…ひとくちコンロで作ろうと思うと、具材を先に用意せねばならず、結果として調理時間が伸びてしまいます。この時点でもう、「簡単」というメリットが損なわれてしまうのです。

麺と具材を同時に茹でて、スープはケトルで沸かしたお湯を使ってラーメン鉢に用意しておく、とかもやってみたんだけど、せっかく野菜を茹でたおいしいお湯なのに捨てちゃうのが気に入らず。
かと言って、麺も一緒に茹でて濁っているお湯だから、スープに使う気にもなれず。

「満足」部分は変わらず存在してくれるけれど、「簡単」でないのなら、それはもう、麺類を選ばずともよいのです。
そういうわけで、休日ランチに麺類が登場する回数は減ってゆきました。

でもやっぱり、食べたいんだよな。
そう思って作ってみたり、
もっと簡単にできたらいいのに…。
と首をかしげてみたり、
簡単じゃなくても、食べたいなら作ればいいじゃん。
と慰めて(?)みたり、

いろいろな思考を経て完成した「ひとくちコンロでもできる簡単なラーメン」について、書き残しておきます。

使う道具

・コンロひとくち
・片手鍋ひとつ
・菜箸
・ラーメン鉢やそれに代わる器
・ざる(麺の湯切り用)

使う食材

・生麵(愛用しているのは、業務スーパーで買える生ラーメン5食入り)
・プチっと鍋シリーズの寄せ鍋1個
・ネギなどの具材 今回はネギとエリンギを使用
・ごま油
・お好みでトッピング(メンマとかチャーシューとか)

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実はこれを作った前日にも同じラーメンを食べたので、具材を既に切ってしまっています。ああ、ずるいって言わないで…。

作り方

1.ネギの白いところを切り、火を通す。水から茹でます。
ここで使う水が最終的にスープとして残るので、量はお好みで調整。
基本、目分量ですが、入れてから試しに測ってみたら269mlでした。

2.ぐつぐつしてきたら、ネギをお湯ごとラーメン鉢に移す

3.空いた鍋でお湯を沸かす
※この時間が待てない人は、手順1~2のあいだにケトルで沸かしておくと、すぐ手順4に取り掛かれます。わたしはここらへんで一旦ぼーっとしたいので、あえて鍋で沸かしています。

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4.生麵を茹でつつ、ネギの残りの部分とエリンギを切る

5.麵が茹で上がったら湯切りをする

6.ラーメン鉢に移しておいたネギ・湯をすべて鍋に戻して、4で切った具材とプチっと鍋を入れ、煮る

7.空いたラーメン鉢に5の麺を入れ、ごま油を回しかけ、軽く和える

※麺が固まってしまうのを避けるためです。
湯切りのあと、できるだけ早い方がいいので、6で「ラーメン鉢の中身を鍋に戻した」時点で、こちらを先に対処するのも良し。

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↑「できるだけ早くこうなりたい」の図
コンロまわりが綺麗じゃないのは、見逃してほしい…。

8.鍋の中の具材に火が通ったら、すべてラーメン鉢にいれる

\ 完成! /

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味つけに使うプチっと鍋が「寄せ鍋」なので、和のテイストですが、麵の固まり防止に使うごま油のおかげで、中華っぽさが出ます。持ってる人はラー油でもいいと思うし、プチっと鍋の代わりに煮卵の煮汁とかもアリ!…と、コンビニの煮卵を載せたときに思いました。

ちなみにスープの濃さですが、わたしはこれでちょうどよかったかな~。
薄めの味つけを好み、市販のカップスープなどでは、記載の線までではなく「記載の線が埋もれるくらい」お湯を注ぐタイプです。
今回の濃さ加減だと、そんなわたしでも、飲めるくらいのスープに仕上がります。濃ければ飲むのをやめればいいし、薄ければ醤油をたらしてしまえばいいと考えているので、結局いつも目分量での調理。

なんか、文字にしたらややこしそうなレシピになってしまったのだけど、作ってみるとめちゃくちゃ簡単なんですよ。少なくとも、わたしにとっては。
自分用の覚書みたいなものですが、もしよければ試してみてね。

七志野さんかく△

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