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1日1シェア13日目「それな」が言えなくて

流行り言葉や若者言葉が苦手だ。そのカテゴリーに属す言葉だからと言って一様に避けるわけではないけれど、概してニュアンスがしっくりこず、結果として遠ざけてしまうことが多い。

「それな」も、この一例。類義語の「ほんまそれ」然り、いや、ほんま、どれよ!?と疑問に感じてしまう。同意を示す言葉であることはわかるが、どの部分に同意したのか、とても曖昧な表現だと思う。

「それな」の不思議

例えば、「カレーおいしい」に対して「それな」と答えれば、「そうだね、カレーおいしいね」の意味であることは一目瞭然。

でも、こうしたわかりやすい構文において「それな」が登場することは、稀なのではないだろうか(わたしの独断と偏見による)。

同じくカレーで話を進めるなら、例えば「連勤明けに○○のお店で食べる◇◇カレーって、どんなカレーよりもおいしい」ぐらいのボリューム感で修飾された文があるとする。
これに対して「それな」と答えた場合、カレーのおいしさに同意しているとも取れるし、連勤のつらさを分かち合っているとも、お店の評価をしているとも、解釈の仕方が多岐にわたる。

「それな」と言った側の思い浮かべる「それ」と、言われた側がイメージする「それ」は別のものかもしれないのに、「それな」「なー」と、さも円満に会話が成り立つ。きっと、世の中には、これくらいふわっとさせておいた方が良いこともあるのだろう。共感した側も、された側も、両方が都合よく解釈できて、便利だからだ。

わたしなりの「それな」

ふと、先日から続けている「noteを毎日1本ずつシェアする」ことが、「それな」の具現化なのではないかと思った。

noteを読んで、ひっそりとスキを押したり、ほかの人がツイッターに流したものをリツイートしたりするのは、「それな」に似ている。スキやリツイートでは、実際にどの部分にどう共感したのかについては言及されない。

もちろん、ただただスキを押したいときもあれば、リツイートだけしていたい日もあるけれど、わたしの1日1シェアは、なにかしら「一言感想」を添えている。それは、わたしなりの「それな」なのだと思う。

3文字で済むことを、あえて140字かけて書く。それがわたしにとってしっくりくる共感の伝え方だから、続いているのだろうな。

7日目~今日までに出合ったnote

前回はわたしのツイートを貼りつけていましたが、やっぱり読みに行ってもらいたいから、記事を引用させていただくことにします。
書き手のみなさまには、シェアした当日にTwitterでメンション、この投稿の公開時にnoteでも引用通知、と若干お騒がせしてしまうのですが、何卒よろしくお願いします。

基本的にはシェア時の文章をそのままコピペしています。簡素ですが、語り出したらキリがなくなりそうなので、この形でご了承くださいませ。

【5/29 だいすーけさん】だからスキを手渡したいんだ week21

毎週 しかもお一人ずつに丁寧な言葉を添えておられる大先輩に、昨日の投稿を取り上げていただきました(きゃー💦)
このシリーズは以前から素敵だなと思っていましたが、今回の後書きを読み、その思いは増すばかり!

このシェアはずるいかな、別のnoteをもう1本選ぼうかな、とも思ったのですが、どれにしようか迷っているうちに、5/29が終わってしまいました。ふふ(笑)

【5/30 okada seiraさん】最近撮った写真

どこかの誰かの、いつかの日常のひとコマ。
わざとものすごく抽象的な表現をしましたが、そういうものがわたしは好きです。紅茶がレモンティーになる瞬間が、特に愛しい。

【5/31 あやさん】誰かはきっと凡という、この餃子を私は愛す

„頑張って作り上げたものは、我が子同然。口に入れても、まずくはないのだ“
食べたい気持ちとそれを作って食べたという事実が合致して初めて生まれる、特別なおいしさ。わたしも好きです。

【6/1 森本しおりさん】「好き」は、諸刃の剣。

わたしも似たようなところがあるかもしれません。自分の中で好きだと感じるものやその気持ちは確実にあるのに、「好きなものは?」と聞かれても、パッと答えられる「No.1」がない。
でも、好きなんですよねぇ。

【6/2 あらしろひなこさん】スープ作りと冷凍を神だと思っている私

賞味期限切れには敏感なのに、冷凍すると時が止まってくれるかのような感覚、わたしもあります。
お肉や刻みネギ、使い切れなさそうだな〜と思ったら、冷凍庫へおさめちゃう。消費期限が来る前に。

【6/3 Tasty lifeさん】否定しないから味わえる

ほかを落とすの(消去法)ではなく「それを選ぶ」理由を、いつも持っておきたいなと思います。
時には消去法を取ることがあっても、そのとき選ばなかった方をいつかは選ぶかもしれないから、否定的な見方はしない方が吉。

【6/4 ほぼみゆさん】最後に損するタイプと言われたら、喜んだ方がいい。

飲み会での何気ない一言。言った側は、言われた側がこうも考えこんでいようとは、予想だにしない。
でも、それで自分を守る術に気づけたら、結果として得をした気になりますね。

今週もステキなnoteにたくさん出合えました。
初回投稿時にも書いた通り、今後これが続いていくのかどうかは、当のわたしにもわかりません。でも、とりあえず楽しんでやっているから、マガジンを作ってみました。過去に訪問したnoteも、こちらでまとめて確認できます。

読みたい、シェアしたい、休みたい、どんな気持ちにも正直でありたいです。ではまた!

七志野さんかく△

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