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ep.43 旅は今も続いてるって思うんです

駅から職場まで、歩くだけで汗が滲む季節がついにやってきてしまいました。日々水分塩分必須だよ、みなさま。

わたしはというと、自慢じゃないけど体力の無さで右に出るものはいません…。先日の健康診断では「この数値じゃ暑い夏を乗り切れませんよ…」と悲しき宣告をされてしまいました。よく食べよく動きよく寝て、この身で夏を乗り切ってみせたい、その一心であります。

こんばんは。たまです。暑いなか1日の結びまで辿り着いたわたしたち、えらいです!はなまるあげます!


ここは、小さなラジオブース、あるいは寝る前の談話室。水曜日は「生活の日記」と「今夜の1曲」をお送りします。


生活の日記

2泊3日の週末旅から帰ってきた。

船にも乗った

荷をほどき、3日分の洗濯物を「普通洗い」「おしゃれ着洗い」の2回に分けて、洗濯機をがんがん回す。洗濯ネットに旅先で着た服を入れ、洗剤や柔軟剤を量る。嗚呼日常に戻ってきたんだ。旅が終わってしまったんだなーと毎度最も実感するのは、ここ洗濯機の前かもしれない。

冷蔵庫を空っぽにして出発していたので、週明け、ちっとも食料がない。月曜日は弁当づくりを断念し、白米とスープはるさめをランチとすることにした。カップ麺はなんとなく健康のために日頃買わないようにしているのだけれど、こんな日ばかりはそうは言っていられない。ゆずポン酢味を選び、和風でせめてもの身体への労りだ、と自分に言い聞かせてみる。

仕事を終え、スーパーで買い物を済ませ、帰宅する。旅という眩しい非日常から、社会復帰できた自分を讃える。予定みっちり大移動旅だったので、正直身体は堪えていた。今朝は栄養ドリンクを飲んで、ドーピング出勤(言い方)しておいて正解だった。

旅が終わってしまって、いまちょっと寂しい。

だって、夕食後の作戦会議も予約祭りももうないわけだし、寝る前に天気予報をそわそわチェックして晴れを祈らなくていい。もちろん写真を見返したり、おみやげを開けて楽しんだりすれば、旅の思い出って永遠だけれど、やっぱり旅が終わってしまったことは変わらなくて寂しい。

はっ。
ならば、いまも旅が終わっていない、と考えてみたらよいのでは!
わたしのなかのQさま人格、ヒラメキの天才が現れた。

飛行機で聴いた音楽をまた聴いたとき、ふっとフラッシュバックする景色がある。旅先で読んだ本の続きを手にとれば、きっといつでもあの日のわたしに接続する。「このごはん、最終日の朝ごはんに似ているぞ」みたいに、これまでにはなかった、思考の新しい引き出しも加わった。

旅に行く前のわたし、旅したわたし、旅から帰ってきたわたし。断絶はなく、みんな地続き。それに、この旅で出会った景色や感情は、きらきらしたまま、ちゃんと保存されていて、日常のなかでときどき顔を出してくれる。

きょうも生活のなかに旅は生きていて、旅といっしょに生活しているともいえる。だから、生活を続ければ、旅も続いている。そうだ、やっぱりわたしの旅は終わっていないのだ。

ひょうきんなおまんじゅうのおみやげに見守られて



今夜の1曲

OasisLet There Be Love を。

こころに余裕がなくて、どうにも些細な会話が受け流せないような日があって。あ〜…とはいえ、やなやつになってる、いま、わたし、絶対。そう思うと、よけいに落ち込んでくる。

だから、この歌をお守りにしておきたい。愛がありますように。わたしにも、世界にも、いつでも。そして、できるだけ素直で生きていけますように。ちょっと肩を貸してね、愛しい音楽。


へとへとへろへろなあなたも、どうか布団でゆっくり寝てくださいね。もう水曜まで折り返しましたよ!いける、いけるぞ、週末まであとすこし!

今日もおつかれさまでした、あなたも、わたしも。

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