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あなたへ向けたラブレター

この記事が公開されている5月3日。
金井政人さん、お誕生日おめでとうございます。
2017年にあなたの音楽に出会ってから、何度も何度も救われて来ました。救われるために、何度も何度もライブへ行きました。何度足を運んでも飽きさせない、何度新譜が出ても飽きさせないあなたのことが本当に大好きです。

出会い方は正直に言うとあまりいいものではありませんでした。それでも生で音楽を浴びてからは気持ちが180°変わりました。音楽に罪はなかったのです。あなたのつくる音楽が、わたしの心を掴んで離さなかったのです。
好きになってから、あなたの考え方、人生観、曲を作るにあたって気を付けていること等色んなことを知りたくて、過去のブログやインタビュー記事を読み耽りました。
その中で、「君がまたブラウスのボタンを留めるまで」が出来た経緯を話してくれているものがありました。詳細はこのnoteを読んでいるBIGMAMAファンに是非直接記事を読んで欲しいので省きますが、「こんなに自分と共感出来る部分がある人なんだ」と思い、そして「until the blouse is buttoned up」の和訳を読んで涙が止まりませんでした。恋人だった人からの最期のプレゼントがこのアルバムで、「何故このアルバムをくれたんだろう」と不思議に思ってましたが、ようやくこの時に謎が解けました。それと同時に愛おしく、そして哀しくもなりました。
この時からわたしはずっと、世界で一番この曲が好きです。

タイミング良く、ベストアルバムのサイン会に行くことが出来ました。事務所のフェスがきっかけで好きになったこと、好きすぎて手紙を書いてきたこと、武道館を楽しみにしていることを伝えた時に笑顔で「ありがとう、武道館絶対いいものにしてみせるから」と言われた時は本当に嬉しくて、しばらく放心状態でした。わたしの名前にハート付きで書いてくれたサインはずっとずっと宝物です。

ハートの形が特徴的



初めて武道館に立ったあの日、メンバーには内緒の手紙がお客さん全員に配られて、武道館にいる人全員でタオルを掲げてメンバーを迎え入れた時の感動は今でも鮮明に思い出すことができます。あの場に居られたことがわたしを支えるひとつになっています。

その後色んなことがあって、あまり笑顔を見れなくなりましたね。本当に心配で、でも「ファン」と「アーティスト」である以上何も分からなくて。ただ応援するしか出来なかったのが本当に歯痒くて。でも歩みを止めないで居てくれて本当に良かったです。


だんだん笑顔が見えるようになって、Roclassickの新譜も出て、最高のクリスマスを迎えた2019年。前ドラマーが脱退すると決まった時は心が引きちぎれそうな思いになりました。でもそれ以上にあなたも悩んで苦しんでみんなで考えた結果だと思ったら、こちらは受け容れるしかなかったです。前ドラマーのサポート先も好きだったので、悔しかったし苦しいという思いが正直な気持ちです。
前ドラマー最期のツアー、出来るだけ足を運んでいましたが途中でパンデミックが起こりやむなく中止になって。もう絶望の真っ只中でした。最期にさよならを言えずに抜けて行った彼は渡り鳥のように旅立ってしまって、心にぽっかり穴があいたような気持ちになりました。それでも、彼がいた最期の曲として「セントライト」をリリースしてくれたことも、ファン人生での宝物です。

同じ年の7月、先輩のTOTALFATの配信ライブのオープニングアクトとして出ていましたね。そこで新しい仲間と出会ったことを知りました。とってもコミカルで愛が溢れていて、ドラマーとしてもマスコットとしても最高な彼が新しいBIGMAMAに入ってくれたこと、とても素敵な巡り合わせだとずっと思っています。

noteでの企画が始まった時、手を挙げたわたしに色んなことを任せてくれてありがとうございました。わたしにとってものすごく貴重な経験で、更にあなたを好きになる要因のひとつになりました。好きでいる以上は支えたいと思う性分なので、これからもわたしは出来る限りの力で支え続けたいと思います。

某所でばったりお会いした時、嫌な顔ひとつせずに握手をして下さってありがとうございました。またnoteの企画の者だと伝えた時にやわらかい笑顔で「いつもありがとう」と言ってくださって、本当にありがとうございました。お写真はわたしが緊張していたし嫌かなと思い遠慮しましたが、サインには快く応じてくれて嬉しかったです。人生で3つ目の名前入りのサイン、大事に大事に飾ってます。
ちょうどお会いしたタイミングは自分の人生のどん底のタイミングでした。毎日泣いて苦しくてしんどくて、あなたの作った音楽が心の支えでした。あなたのライブが心の支えでした。BIGMAMAが、生きてく意味で死ねない理由でした。だからこそ、会えて本当に嬉しかったです。

ここまで読み返すとものすごく散文的ですね。でもそのくらいあなたには伝えたいことが沢山あります。ここにまだ書いていないことでも伝えたいことは山ほどあります。
あなたの人生観が好きです。
あなたの努力を決して他人に見せないところが好きです。
あなたの作る音楽が好きです。
あなたの描く歌詞の世界観が好きです。

わたしの人生は、あなたの描く世界に支えられています。

10年ずっと好きな人のことを考えている時は、「君が百回君に生まれたら 一度くらい間違って僕のこと好きになってしまえばいいのにな それはないかな  それはないよね」と同じ感情を抱えて苦しくなりました。

BIGMAMAが愛おしいと思う時は、「僕らの愛に一点の曇りなし」に共感していました。

精神が終わりを迎えて自傷していた時は、「手首切って生きた心地してんじゃねぇよ」に涙を流しました。

何かに挑戦する時は、「さあはじめることからはじめよう」で自分を鼓舞していました。

自分自身が何者だか分からなくなった時は、「何処かの誰かになりたくはないよ」と同じ気持ちでひたすらもがいていました。

こんなにも、自分の人生をあなたの歌詞を使って表現出来ることにこの上ない喜びを感じます。
何度壁にぶつかっても諦めず、何度困難なことが起きても立ち向かって、絶えず音楽を続けてくれて本当にありがとうございます。
あなたのことを、あなたのいるバンドを好きになれてものすごく幸せ者です。


今日が素晴らしい日ではなく、素晴らしい日々の始まりになりますように。
これからもずっとずっと音楽を続けてくれますように。
これからもずっとずっと大好きなあなたでいてくれますように。
改めて金井政人さん、お誕生日おめでとうございます。
これからもずっとずっと大好きです。


2024.05.03   n.

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